アマヤドリ -328ページ目

梅雨の気配の午後

今日も子供の教え。
そろそろ舞台のことを考えなくてはいけない。子供の好きな曲にいつも悩む。舞台の振付けはやっぱり自分の好みの曲じゃないとなかなか思い浮かばないから、なんとか中間点をとらないと。自分が好きで、子供にもやさしい音楽。

最近やたらと眠たい。
春のはじめのよう。
夢をたくさんみる。


明日は土曜だけれど出勤。のんびり電車に座れるから土曜の出勤は好きだ。
関心空間で知った自然派のパウダーを注文してみた。明日つけてみようかな。
お化粧はなかなかしないんだけど、やっぱり日焼けはしちゃいけないらしく、その粉は紫外線も防いでくれるらしいから。

薄情であたたかいそらへ。

夕飯に鯖ににんにくとベランダで育てたタイムをすりこんで焼いたのを食べた。なかなかさわやかで美味しかった。
昔イギリスのTV番組でわりと若い男の子の料理人が手際よく美味しそうなものを作っていく番組があった。香辛料をごりごり砕いたり、ハーブをちぎったり、レモンをぎゅっと鷲掴みでしぼったり。おおざっぱなんだけれどその男の子が本当に料理をこだわりながら楽しんでいる様子が見て取れてその番組が好きだった。それをちょっと思い出した。


6月だ。信じられない。
去年の今頃は知り合いの結婚式に出るために衣裳探しに大わらわだった。人生初ドレスを手に入れ、人生初ピンヒールを手に入れ、人生初ネックレス(自分で購入は初めて)を手に入れ。
おかげで当分衣裳では悩まないけれど。使い回すから…。

あれから一年か…。
わからない。
時間の感覚がおかしくなってる。1年前と2年前と3年前がどれがどれだかわからない。
日記をつけていてよかったと思う。そうじゃなかったら私のこの1~2年は混乱に沈んでしまう。
だけどもしかしたら書くために風景やこころを反芻したからこうなってしまったのかもしれないな。
だとしたらプラスマイナスゼロということになる。なんかに似ているな。

どんどん変わらないで、と痛いみたいに思うのは同じだ。
稽古の帰り道永遠みたいなゆるい上り坂を歩きながら思ったことも。
まだ手付かずの一日のほんの生まれたてのあおい空気の中で白い息を吐きながら思ったことも。
たくさんの生活の灯りを傍観しながら思ったことも。
夕日にまぶたを灼かれて思ったことも。

全部またこれを繰り返して、新しいことも含めてすべて、共有してゆくのだろうか?
もう変わることはいやなのだと、こんなにも弱気なのに。
全部持っていられないのならばはじめから知らない方がいい…そんなの絶対ちがう。うそっぱちだ。でも背中を向けきれない時。
こいびとにしろ流れてゆく環境にしろ友達にしろ私のこの感情や感覚にしろ。
待ってよ、と泣いて走りたいのはずっと同じ。


弱気だな。

でも立ち上がれることもわかっている。

おほしさまと原っぱ

アンブロシア

お友達の報告によれば大分お話をしているみたい。
どうして私の前ではお話しないのかな?
「ママ」を先に越されたパパの気持ち。

ぴょこん、と飛ぶ時になめこみたいだなぁと思う。


遥か遠いあの丘のむこうに、いってみたいな。


オリオン座がちらっとしか見えないのがニクイ。
これ、季節で変わる背景だったりしないよね?
…しないか。
今の季節あの位置にオリオン座はおかしいものな…。


今年の夏は星のきれいな場所に旅にいきたい。

★  ★  ★

夜から私にも話してくれるようになった。

「こんなにもてばなし!」とか、わけのわからないことをはっとつぶやいてはまたうろうろ。

可愛い。

でも、目を閉じておならをすることも覚えた。

あおぞらやはらっぱが、だいなしだ!



匠。

ポペティ


今NHKで「ポペティ」が放送されている。
母が「すっごく面白いのよ」と言っていて長いこと見たかった人形劇。
母は題名を覚えていなくてそれを探しているうちにタルピーを知り、この間の尾崎夫沙子さん(→以前の記事 )に辿り着いたのだが…

タルピーは粘土アニメだがポペティはリアルタイムで人が動かすお兄さん人形が主人公。手と足につまようじみたいな細い棒をつけてそれを人の手が操っている。時には手と頭、手だけにつまようじがついている時もある。
文楽のように操っている側の手は丸見えなのだけれど、その手に生かされている人形の動きの巧みなこと!感心するばかり。本当にちいさい人が動いているみたいなのだ。棒一つで(しかも二人がかりで操っているのに)あんなに細かくスムーズな動きができるなんて…
何だか、私は何をやってきたんだろうと思ってその大げささに自分でも可笑しくなる。きっと表現することの広い範囲をまだ全然知らないし、視野から逃したくないから。

昔芝居で目が見えなくて仲良しの人形だけとしか会話をしない女の子の役をやったことがある。その人形が生きているという設定を女の子がしているので自分が話している間も人形は動かし続けなければならない。
でもやはり小さな女の子の操るものだから、完全に独立した生きものではいけない。女の子の心の動きに対するリアクションもしなければならないし手元を故意にお留守にしたりしなきゃいけない。
本当に面白い役だったし人形の扱いをずいぶん練習したけれど…
あぁ…

何だかそのことを思い出した。
工夫と鍛練てすごいなぁ。


今週と来週は朝の7:45から教育TVで毎日放送している。
大人にこそ見てほしい5分間なので、見られる人は是非。

盲目の繭

この、芯のいちばんあたたかいところ
いちばんやわらかくて無防備で肝心なところ
なにも策はいらなくて
ただ泣きたいくらい
このひとすじを
まっすぐ受けてくれたらいいだけ
こんなにもうまれたてみたいにこころもとないけれど
たぶんほんとうのことはここにしかない
だからこそ、これは全力で。

こうして永いこと空気にさらして
深い傷がつくかもしれないこともわかっている
でもそれもあなたに委ねる
わがままかしら
でも
…でもね。
これが、ぜんぶだから。
もうこれしかのこっていないの

もしひとつもすきまがなくて
もしただ目を背けて
もし砕かれても

この瞳で呼吸をするいまを