匠。
今NHKで「ポペティ」が放送されている。
母が「すっごく面白いのよ」と言っていて長いこと見たかった人形劇。
母は題名を覚えていなくてそれを探しているうちにタルピーを知り、この間の尾崎夫沙子さん(→以前の記事
)に辿り着いたのだが…
タルピーは粘土アニメだがポペティはリアルタイムで人が動かすお兄さん人形が主人公。手と足につまようじみたいな細い棒をつけてそれを人の手が操っている。時には手と頭、手だけにつまようじがついている時もある。
文楽のように操っている側の手は丸見えなのだけれど、その手に生かされている人形の動きの巧みなこと!感心するばかり。本当にちいさい人が動いているみたいなのだ。棒一つで(しかも二人がかりで操っているのに)あんなに細かくスムーズな動きができるなんて…
何だか、私は何をやってきたんだろうと思ってその大げささに自分でも可笑しくなる。きっと表現することの広い範囲をまだ全然知らないし、視野から逃したくないから。
昔芝居で目が見えなくて仲良しの人形だけとしか会話をしない女の子の役をやったことがある。その人形が生きているという設定を女の子がしているので自分が話している間も人形は動かし続けなければならない。
でもやはり小さな女の子の操るものだから、完全に独立した生きものではいけない。女の子の心の動きに対するリアクションもしなければならないし手元を故意にお留守にしたりしなきゃいけない。
本当に面白い役だったし人形の扱いをずいぶん練習したけれど…
あぁ…
何だかそのことを思い出した。
工夫と鍛練てすごいなぁ。
今週と来週は朝の7:45から教育TVで毎日放送している。
大人にこそ見てほしい5分間なので、見られる人は是非。
