アマヤドリ -283ページ目

プレパレーション

会社終わり。
明日からみんな3連休。だけど私は出勤。いつもお休みしてる分、出られるときは出ないと。月末近いし。
把握しておきたいことがたくさん。でも今の私はまだ全然何もわかっていなかった。意識がね…きっと意識の段階が違う。そこから改革しないといけないのだろうと思う。


今日は少し残業して、今からリハーサル。会社の人たちに配られる夜食のおにぎりを一つ頂いてきた。元気になれるかな~。だけどどこで食べるんだこれ…。電車では食べられないし稽古には遅刻で駆け込むから…着替えながら…かな。
ああ…お行儀が悪い。
いつものことだけど。


帰り掛け、なかなか渡せなかった人に公演のパンフレットを渡す。常駐じゃない、年の近い、ちょっと仲良くなってみたい人。にこにこ受け取ってくれた。頑張ってねーって優しく笑ってくれた。うれしいなぁ。もっとこうして自分からも近づかなきゃ。
なんでもそうだな。
自分からちょっと扉を押してみないと。
ずっと自分のなかにばかり潜って模索していても…それだけじゃきっと盲目になる。

今度女の子の集まりに誘ってみようかな…。



こうして日記を書きつつ気持ちを高めて。
自分の色を整えて。
ひかりを目覚めさせる。

今日も何かをつかもう。

クレイジーなバスタイム

お風呂で好きなCDをかけて踊った。湯槽につかりながらだからお湯がばちゃばちゃ大波小波ですごいことになってたけど。
たぶんあの姿をどっかから覗いたらいかれちゃったかと思われるかもしれない。


私だったらどんな風に作品を創るだろう。今の私だったらどのくらいのことができるんだろう。
そんなことをずっと考えた。

演出とか振付けというのはまず第一にその作品に対する深い理解が創り手になくてはならない。当たり前だけれど。ここであまりにも抽象的だと最終的な集約がなくなる…気がする。
うん、色んな方法があるのだし言い切るのはやめよう。もやもやを共に探ってすばらしい作品が生まれることだってあるのだし…。

なんとなくだけれど今まで私が関わったり話を聞いたりした創り手はそうだったから。心に残ってるということは私がやりたいのもこれなんだろう。

ちゃんと考えねばならず私がおそらくひねりだすのに苦労するのは、作品を踊り手に伝えるというその手法。舞台が組み上がる段階で、作品の理解が杭ならこの段階の表現は耐火被覆(なぜ建築)。
情熱だけ先走ってもついてくるものがなくては迷子にさせる。全て直接語ってしまって奥行をなくしてしまってもいけない。がんじがらめではおもしろくないもの。創り手は踊り手に思いがけないなにかを与えなきゃいけない。踊り手がお客さんに与えることと、少し似ている。
その面白みが相対することですべて練り直されることもある。ここにもライウ゛はあるんだ。

演出家はやっぱりちょっと参謀のような頭脳が必要で、私のように踊りのことに直情的にすぎるとうまくいかないんじゃないかなぁ…と…。いや、違うか。直情的はよくても、それだけじゃあだめ、ってこと。
私は誰かを踊らせるよりもやはり自分が感じるよくわからない、掴めやしないものをなぞって自分が踊ること、が一番合っているのかもしれないなあ、などと考えて。

そうしてお風呂で踊っていたのだ。



でも。
よく考えたら大きな舞台の振付けをするとき私はストーリーからちゃんとノートに記すのだった。
別に私は振付けにわかりやすいドラマをつけたりはしない。お芝居くさい踊りは、本当に上手にやらないと見ていて辛いから。私の力量ではまだできそうにない。
このストーリーは誰にも話さない私だけのモノ。踊り手へのヒントはここから生まれるのだけれど。

分厚いノート一冊になるくらいの振付けノート。


うん、そっか。
ちゃんと参謀になるべく下地を積んでいるじゃない。
ちゃんとそれが楽しいから…創り手になれないわけじゃあないかもしれない。



なにかを生み出したい。

今受けてばかりだから。だからこうやってたくさん日記も書いちゃうんだろうな。
つくりたい。
私のなかの旋律を。
それを断ち切る無音を。

そっか。
ここしばらくのもやもやって、もしかしたらこんな、吐き出したい何かだったのかな。
吸収しよう、新しいことに触れよう、知らない価値観を取り入れよう。
要求を理解して動こう、世界に飛び出そう、誰かと話をしよう。

そこには受け取ることがたくさんあって。
だけど受け取ったそれをどこにも還してなかった。
だからりんと澄み渡っているその水面下にどきどき、脈打つからまり毛糸みたいなものがあったんだ。

そっかぁ。私は創りたかったんだ。私の色をちゃんと、取り入れたもの全部混ぜたこのすこーし変化した私を、手のひらに絞りだしてよし、って確認したかったんだ。



書きながら気付いた。
たぶんあの気が触れたようなお風呂ダンスで毒が抜けたんだ。

できる。
別にね、よし、公演をうとう!とかそんなことじゃなくてさ。今の生活のなかで、変われる。今の踊りを変えられる。
全部繋がっているから…こんなふうに今気付いたことで練り直されることもたくさん。


どうせすぐ忘れちゃうんだけどさ。
でもだから進化があるんだ。稽古とおなじ。
何度でもまたもやもやごちゃごちゃして、そのたんびにまたクリアにしよう。

また、そのときは。
湯槽のお湯をこぼしちゃうかもな。

シチューが食べたい帰り道

リハーサル終了。
やっと半分くらいが完成…したのかな?まだ先がわからないのでこれからどれだけ振りを与えられちゃうのかドキドキ。
右足の小指が凝る。
疲れているのかな。
でも今日はそんなに。少しずつ自分の色を濃く、強く踊れるようになってきた。踊っていいんだよね?と雰囲気を伺いながら。

帰りにすごーく久しぶりに女の子ぽいお化粧品shopへ。今度友達の結婚式もあるしすっぴんじゃまずいから。
いつも試供品で誤魔化してるけど…いかんいかん。ちゃんと気合い入れないとね。いい加減失礼だわ。

子供の頃は(というか最近まで)香水やお粉の匂いが苦手で頭がつぅんとしちゃったものだけど、ちょっといい匂いなような気がすることが増えた。
まあでもやはりいろんな匂いをさせて歩くのはいやなんだけど。



今日は緑のコンバースを履いている。
靴は主張しない色しかいつも買わないんだけど、安売りだったから。それに可愛くて。
でももうちょっと古びないとな…緑が鮮やかすぎて。足元がぴっかーんって光っちゃっているような感じがする。チラチラ視界に眩しい。
緑って別に特別好きなわけじゃないけれどわりと持っているんだよな…好きなのかな。
あのヨガの日も緑だったし。
最近まで髪が本当に赤かったから緑は避けてたんだけど赤が抜けてきたから履いたり着たりしている。


ほしいものがたくさんあるなあ…
大きなバッグとか、ミスチルのアルバムとか、レッスン着とか、パソコンとか新しい携帯とか。
新月にむかうから欲は削らなきゃ、って昨日思ったばかりなのに。

むむ。

09:27

たくさんの色を抱えて生きていること、
たまにそのことが手に負えなくて取り残されるときがある

本気で生きていると
まるで舞台照明みたいに、くるくる。
きっかけとか関係ないのだもの。

南極とギアナ高原とジュネーウ゛とニューオーリンズ、みたいにごちゃごちゃのところからいろんな感情や性質がひっぱられてきていて同時にあたし、の体や取り巻く空気のそこここに存在していること。
まるで他人同士みたいに、でもやっぱりそれは自分。特別なことでもなんでもない。多かれ少なかれそういうもの、よね。
これがまともな状態のあたし。

たぶん望まざる地域が肥大することが。
たぶんそれに飲み込まれるんじゃないかと思うことが。
その一瞬で、すべてを台無しにしかねないことが。
嵐の前のこぶのある雲のように胸を騒めかせる。

くるくるとめまぐるしく、ちょっとずつつまんで。
そうして処理し切れずに空中にほおりだす。
はなさかじいさんみたい。
綺麗に咲いてくれたらいいんたけど。いつもいつもそう望めたらいいのに。この原石の無垢にひかるところでものをとらえたり与えたりできたら。


あたしは日本のおんなのひとなんだ、とたまにすごくおもう。
いつもはぽやん、とシンプルな顔の王子さまのつもりなのに、だめ。あたしはすごく。
でも中途半端。
全員がちゃんと会議に参加していないみたい。
任せて、寄り掛かって、薄目を開けて、肘がゆるんだ状態で手を伸ばしてる。

ほんとにほしいの?

なにが?



きらきらしたものを、はりぼてに貼りつけるようなそんなのはいや。
そうやって自分を騙してきたのでなければいいんだけれど。
ああ、こうやって切実に願う私もいる。
残酷に嗤うあたしも。
離れていかないで。後押しの力に変わってくれないと。


なにかが変わろうとしている。
変わりたいのかな。
望まなくても毎日変わっているからたぶん、すこしはわかってきたということなんだろう。




それにしても鳥がけたたましく囀いている。

shamrock

今の私はとっても研ぎ澄まされてるその反面、ものすごく混沌としてその渦のなかで洗濯物みたいに浮かんだり沈んだり。
とにかくごっちゃごちゃ。

だからってね、へこむわけではなくてなにおぅ!って腕に力を込めて淵にはい上がったりもしているんだけど。
でもとてもバランスの悪いところにいる。

お月さまみたいに。

ちょっとざらざらした気持ちを抱えて、でもそれを洗い流そう、ちゃんと照らして認めてあげようって。
そうしてちょっぴり、無感覚になっているのかもしれないな。


あがいてあがいて、その先にちょっと地面がないことに気が付いて、でもまだそこしか見ることができない。
認めてあげたくて、待ってあげたくて。
もしかしてこの足はただ空を切っていたかな。腰をひゅうって持ち上げられて、耳をすませながら、爪先をいっぱいにのばして。
でも聞こえているのは寝息かもしれない。

ひたひたになっていると思っていたのに、その黒い土はまるで濡れていなくて、ああ、と気付いた時にはこんなにくちびるが乾いて。

なにがあたしを響かせてくれるの。
なにをあたしは響かせることができるの。


全部、強くむすんだくちびるに秘めて。

だってね、これをほどくのは、よっぽどのことなの。

これをほどいてくれるのは、きりきりするくらいの空や色や音や痛みと一緒のあなた、を得たあたしだけなの。