【ヤクザ?】 これが太地町のレベル!? | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

本日は、過去記事を上げる日なのですが、急遽予定を変更して記事を書いています。

 

皆さん、ぜひ以下の動画をご覧ください。

 

いきなり男の怒号から始まるこちらのライブ。

 

ヤクザのような連中が、メガホンを肩にかけ、

「おい」「お前ら」「おー? コラ」などの下劣な言葉で女性たちに向かって怒号を飛ばし続けています。

警察も沢山集まっています。

 

ヤクザかどうかはさておき、この映像を見ただけで、この連中のレベルを誰もが察することができると思います。

まぁ、まともではないですよね。

 

 

この場所は、和歌山県太地町 です!

 

 

太地町ではイルカ追い込み猟が行われており、

この猟はイルカを虐殺する非常に残酷な猟で、世界から非難されています。

 

この猟は水族館用のイルカを生体捕獲するために行われます。

イルカの群れを猟で捕らえ、ごく一部を生体捕獲し、他を殺してしまい、捕獲したイルカを水族館に生体販売して儲けているわけです。

 

イルカを捕らえる理由はもちろん、水族館の客がイルカを見て喜ぶから。

つまり、根本的には水族館に行く人たちがイルカを虐殺しているわけです。

詳しくは最後に解説します。

 

 

さて、そんな和歌山県太地町には、「太地町立くじらの博物館」という名の水族館があります。

 

クジラとイルカは、大きさが異なるだけで同じ生き物です。

体長4~5m以上をクジラ、4~5m以下をイルカと、人間が慣習的に呼んでるだけです。

 

大型犬と小型犬を、大きさが異なるといっても、どちらも犬と言うでしょう。

しかし、クジラとイルカに関しては、大型クジラと小型クジラなだけなのに、なぜか別名で呼んでしまっているということです。

本来はどちらも、クジラです。

 

 

夏のこの時期になると、太地町立くじらの博物館は

「くじら浜海水浴場」というイベントを始めます。

↑ニュースを利用した宣伝動画です。

 

クジラと一緒に泳ぐことができる海水浴場というコンセプトで、

砂浜に近い海で、ゴンドウクジラを餌で操りながら、飼育員についてこさせ、

それを泳いでいる観光客たちが間近で見る、というイベントですね。

イルカを殺す場所「くじら浜海水浴場」

 

 

泳がされているクジラはこの日のために空腹にさせられています。

 

クジラと飼育員の間に信頼関係があるなどというメルヘンな事を信じている日本人が大多数ですが、

クジラが飼育員の言う事を聞くのは、そうしないと餌がもらえないからです。

 

飼育員の手元に注意して見てください。

頻繁に餌をやっているのが確認できるでしょう。

 

クジラからしたら人間に追い回されるのは恐怖でしかないでしょうが、そうしないと餌がもらえないから従います。

 

動物の調教は必ず、暴力による虐待か、餌によるコントロールのいずれかで成り立っています。

 

 

さて、このくじら浜海水浴場ですが、追い込み猟でイルカを殺す場所のすぐ側にあるのです。

黒枠が「くじら浜海水浴場」、別名「畠尻湾」です。

そして、そのすぐ隣の赤枠が「影浦湾」といい、イルカを殺す場所なのです。

 

 

こちらはLIAが撮影した、イルカが殺された直後の「影浦湾」です。

血まみれになっているすぐ右側が「くじら浜海水浴場」です。

 

恐ろしいでしょう。

これ観光客たちは知らずに泳いでます。

 

ただし、飼育員たちはこの事実を知っています。

知っていながら飼育員を続け、客には黙っているのです。

彼らは、イルカ好きでも何でもないんですよ。

 

 

さて、このくじら浜海水浴場に対して、活動家の方々が啓発を行っています。

 

 

そして、冒頭のヤクザのような連中に絡まれていたのも、この方々です。

警察がいる間は手出しはしないでしょうが、警察がいない時はどうなるか分かったものではありませんね。

 

命の危険もある中、活動し、啓発を行ってくれているわけです。

 

 

で、ヤクザのような連中ですが、おそらくは右翼の連中です。

 

右翼の連中は、毎年、追い込み猟反対のデモを、汚い言葉を使って大音量で妨害してきています。

 

直接太地町と関係があるのかは分かりませんが、

この連中が関わってくることで、太地町は毎年イメージダウン。

 

少なくとも追い込み猟を守ろうとする連中には、ヤクザまがいの輩が大勢いると言っても過言ではありません。

 

水族館に行く人たちは、こんな連中すら支援してしまっているわけですね。

 

 

それでは以下、追い込み猟の現実です。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

 

捕まってしまうのです。

 

 

追い込み猟では、追い込みの恐怖でパニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカがいます。

 

 

この様子を見れば、イルカたちがどれだけ恐怖を感じているのかがよく分かるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パニックで、ネットに引っかかってしまうイルカもいます。

 

 

イルカは我々と同じ肺呼吸なので、ネットに引っかかって水面に上がれなくなると、やがて溺死します。

 

 

 

追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。

 

選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを

ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

 

このシーンを見られないようにするために、猟師たちは、グレーのシートの下で、コソコソとイルカを殺します。

 

 

また、ピックで突き刺した後、傷口を木の棒のようなものでフタをします。

 

これは血を海に流さないようにして、残酷ではないように見せるためです。

 

これによってイルカは長く苦しむことになり、30分ほど苦しんだ末、絶命することもあります。

 

 

このような処置をしても、血が流れ出て、海が赤く染まることも多々あります。

 

【太地】殺戮が止まらない

 

 

イルカの群れの中には、もちろん子供や赤ちゃんもいます。

 

以下は、家族が殺されたときの血で赤く染まった海を泳ぐ、赤ちゃんイルカです。

血の中を泳ぐ赤ちゃんイルカ、笑うトレーナー

 

 

妊娠しているイルカであろうと、子供であろうと、赤ちゃんであろうと、猟師は容赦なく皆殺しにします。

赤ちゃん、子ども、妊娠中でも、容赦なく皆殺し

 

 

こうして、家族で平和に暮らしていた日々は、人間の手によって突然終わりを告げるのです。

 

そして、まずは太地の生け簀で、餌でコントロールされながら、頭や体を踏まれたりしながら調教されます。

 

 

tsugugoro

 

 

 

イルカのトレーナーは、イルカ好きではないって知ってましたか?

 

先ほど述べた通り、追い込まれたイルカ達は生体販売向きかどうかを選別されますが

その選別作業を行うのは、イルカのトレーナーたちです。

 

 

 

トレーナーたちは、自分達に選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

 

以下は、追い込まれたイルカがパニックで岩にぶつかって血だらけになるのを、目の前で見ているトレーナー。

 

 

皆さんは、好きな動物が目の前で苦しんでいるのを見て、平然としていられますか?

 

 

 

こちらは生体販売用に捕らえたイルカの頭を、足で踏んづけるトレーナーです。

 

 

 

 

 

 

そして、以下は、猟師とともに、イルカを追い込むトレーナーたちの様子です。

 

ドルフィントレーナ達が一緒にイルカを追い込む

 

 

 

命を犠牲にすることに慣れきったトレーナーたちは、

選別作業の際も緊張感はなく、笑いながら和気あいあいと作業を行っています。

 

水族館の闇(LIA Youtube)。

 

 

 

この水族館のイルカは、胸に傷があります。

 

 

長い間傷が治らなかったため、獣医が傷を焼いたそうです。

 

そのイルカに乗り、ショーをするトレーナーの様子です。

 

これがトレーナーたちの実態です。

 

 

本当にイルカが好きな人たちは、このような矛盾に満ちた状況に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

↓こちらは、専門学校まで進んだにも関わらず、トレーナーが搾取であることに気づき、専門学校を辞めた女の子の話です。

 

イルカの調教師を諦めた女の子

 

 

↓こちらは、新江ノ島水族館でイルカトレーナーをしていた人が、水族館反対のスピーチをしたときの話です。

 

新江ノ島水族館の元イルカトレーナー 

 

 

↓こちらは、トレーナーの専門学校に通っている人に「やめた方がいい」と語る元イルカトレーナーの証言。

 

「マスコミが報道しなかったイルカ問題の事実」

 

このように、本当のイルカ好きには続けられない仕事なのです。

 

 

トレーナーを続けている人は

イルカと触れ合う自分が好きなだけの人

イルカを利用してお金稼ぎをしたい人

罪悪感を感じつつも行動力がない人。

 

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

そんなトレーナーがほとんどなのです。

 

 

水族館や水族館愛好家側の言い訳として、種の保存がありますが、

 

数頭のイルカを水族館に売るために、

3~4年に1回、1頭の出産しかしないイルカという動物を、

家族まるごと、赤ちゃんまで殺すイルカ追い込み猟のどこが種の保存なのかぜひ説明してみてください。

 

できないでしょう?

どちらかと言えば、種の絶滅に導いていると言えますからね。

 

 

しかも、水族館の繁殖は失敗続きです。

 

水族館での出産1年後の赤ちゃんイルカの生存率は20%。

すなわち、死亡率は80%。

tsugugoro

 

いおワールドかごしま水族館のイルカの赤ちゃんの生存率は、なんと11%。

つまり、死亡率は89%です。

水族館 イルカの繁殖死亡率

 

水槽から転落したり、人工岩に激突する事故なども起きています。

水族館で起こる事故

 

野生のハンドウイルカの寿命は、少なく見積もって40年。

それに対し、水族館のハンドウイルカの寿命は、平均でわずか15年程度です。

異常な差です。

 

 

ちなみに、仮に繁殖が成功したとて、水族館というぬるい環境で育ったイルカを、野生に返すことはできません。

すなわち、そもそもが水族館で種の保存など不可能なのです。

 

水族館は、イルカを苦しめ殺す場所なのです。

 

これらイルカの虐待、虐殺を支援しているのは、水族館に行き、イルカショーのチケットを買う人たちです。

 

水族館が儲からなくなれば、追い込み猟がなくなり、トレーナーもいなくなります。

 

逆に言えば、水族館がある限り、イルカ達の地獄は永遠に終わりません。

 

すべての動物問題は、消費をなくす以外に解決はありません。

 

イルカショーのチケットを買わないでください。

水族館に行かないでください。

 

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