こういう子が、本当のイルカ好きです。
2021年6月のLIAインスタグラムのストーリーから。
水族館のイルカは、追い込み猟によって、捕らえられます。
イルカは、音で多くの情報を得る動物です。
この性質を悪用し、猟師たちは、カンカンと鉄の棒を叩いて、海に大音量を流します。
イルカたちは、この音が恐怖で逃げまどいます。
こうして、徐々に入り江に追い込まれいきます。
追い込まれたイルカは、暴れる中、捕らえられます。
そして、水族館に不向きのイルカは、この金属製のピックで
せき髄を刺すという非常に残酷な方法で殺されます。
この水族館に向いている、向いていないの判断を下すのは、イルカの調教師です。
つまり イルカの調教師は、選ばれなかった子達が殺されることは知っています。
野生のイルカは死んだ魚を食べません。
なので、 彼らは、イルカたちに死んだ魚を食べさせることから調教します。
その時に、無理やりタオルで口をこじ開け、死んだ魚を食べさせたり、栄養や薬を流し込んだりすることがります。
プール掃除のとき、イルカは水のない状態で、掃除が終わるまで待たされています。
イルカの体は、水中での浮力でちょうど良い状態になっているので、ショーの最中に陸に上がったり、掃除の時に、水が抜かれたりした場合、内臓に相当な負担がかかります。
調教で、イルカを踏みつけることがあります。
「お前は人間の下だ!」「わかったか!」と、頭や顔を踏んで完全な支配関係を「どうぶつに擦り込んで行く方法」だそうです。
水族館のイルカは薬漬です。
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日本のある水族館でイルカに使用している薬品等の種類は、61種類でした。
ビタミン剤 5種類
カルシウム剤 1種類
飼料(微量栄養素含有) 1種類
眼薬 1種類
胃腸 15種類
肝臓薬 1種類
尿 1種類
抗生剤(抗菌剤) 22種類
抗真菌薬(カビ) 1種類
抗炎症 解熱鎮痛剤 3種類
貧血 2種類
鎮痛剤 3種類
止血剤 4種類
不明 1種類
薬漬けです。
胃腸系の薬と、抗生剤が飛び抜けて多いことから、
イルカたちが胃腸の疾患と、細菌による感染症に苦しめられていることがわかります。
水族館ではチューブを通してイルカに何かを飲ませている場面や、魚の内臓を取り出した後に錠剤を押し込み、イルカに食べさせている場面を頻繁に目にします。
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1日65kmを泳ぐイルカ達は、水族館の狭いプールの環境や、やりたくもないショーの調教などによって、常にストレスを抱えています。
これが、イルカの調教師の現実です。
彼らはイルカが好きだと思いますか?
イルカと触れ合う自分が好きなだけ、イルカを利用してビジネスをするのが好きなだけではないでしょうか。
イルカがかわいいとか、イルカがいなくなったら寂しいとか、自分の気持ちが優先で、イルカの気持ちなんて少しも考えてないですよね。
最初は本当に純粋な気持ちでイルカが好きだったかもしれません。
しかし、勉強をしているうちに、イルカを支配して、奴隷にして、苦しめていることに気づくはずです。
現実を知ったときに、人間の本性が出ると思います。
冒頭の姪っ子さんこそ、本当のイルカ好きです。
イルカが好きだから、そこまで費やしてきた時間を捨ててでも、調教師にはならないという選択をする。
割り切れるような人は、イルカ好きを語ってはいけませんね。
でも、このような選択をさせること自体が誤りです。
水族館が存在するから、イルカショーが存在し、イルカが苦しむし、トレーナーを志したイルカ好きも苦しみます。
彼女が調教師にならなくとも、意志の弱い誰かは調教師になります。
最も大事なことは、消費者が現実を知り、周りに知らせること。
そして、水族館に行かないことです。
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