本格的に寒くなってきましたね。
外では防寒具に身を包み、家ではコタツ、床暖、エアコンなどで暖まっている人も多いでしょう。
今この寒い時期に、外で水をかけられ放置されたら、どのくらい耐えられますか?
想像しただけで辛いでしょう?
以下の投稿をご覧ください。
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「豚は寒さにつよい」、根拠のないデマです。
豚は寒さに弱く、脂肪が蓄積しやすく、冬季には生まれたばかりのブタが死亡しやすくなります
冬でも吹きさらしの係留所で、ブタたちは次の日のと殺まで、寒さに耐えなければなりません。
さらに「体の汚れを落とすため」に係留所でかけられるシャワーは冬でも冷水が使われ、豚の体をひどく冷やします。
普段食べている畜産物に起きている実態を知ってください🐷
消費の量を減らす、販売元に意見を届けるなど、感謝以外の行動をお願いします🤲
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動物達を殺す場所である、と殺場では、もちろん動物達の寒さへの配慮など一切ありません。
どうせ殺す場所ですから、当然です。
以下がアニマルライツセンターが撮影した証拠映像になります。
雪が降る極寒の日のと殺場。
吹きさらし つまり 壁などがほとんどなく、外にいるのと同じような状態で、
待機させられる豚たちの様子が映っています。
豚達がいるこの場所は 係留所 といい、
と殺が翌日になる場合は、一晩ここで待機させられます。
一晩中、この極寒の中、寒さに耐えて過ごさなければならないのです。
そして、ひどいのはこれだけではありません。
係留所では、豚たちの体の汚れを落とすためにシャワーをかけるのです。
冬であろうと、雪が降る極寒であろうと、豚たちは冷水を浴びせられるのです。
つまり、冷水をかけられ体が冷えた状態で、この極寒の中を、一晩乗り切らなければならないのです。
豚は脂肪が多いから寒さに強い、などという言い訳をする人もいるのでしょうが、
それは研究によってしっかりと否定されています。
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「豚は寒さに強い」というの、根拠のないデマです。
他のほとんどの哺乳類にはUCP1と呼ばれる遺伝子があります。
この遺伝子は動物が低温で体温を調節するのを助けます。
しかし豚にはこのUCP1が欠けています。
そのため寒さに弱く、脂肪が蓄積しやすく、冬季には生まれたばかりのブタが死亡しやすくなります。
『ブタは皮毛が発達していないため、暑熱にも寒冷にも弱く、鼻以外の部位では汗腺も発達していないため暑熱にさらに弱い。(中略)寒冷時には群がり、震え、発熱で対応する』
-「畜産技術」2009年1月号
『10℃以下の冷たい気候で、歩行困難や倒れる豚の率が高まる』
– テキサス工科大学
『周囲の温度が低すぎる場合、シャワーはブタをひどく冷やします。
気温が5℃以下ならば、ブタにシャワーを継続して浴びせないこと』
–ブリストル大学
法的拘束力はありませんが、中国の豚屠殺の技術基準(GB/T 22569 中華人民共和国国家質量監督検験検疫総肉・国家標準化管理委員会が作成したガイドライン)には次のように記載されています。
シャワーの時間は2時間を超えるべきではない。環境の温度は5度より低い際には、シャワーを使うことを禁止する。
– 豚屠殺の技術基準
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このように研究結果により、豚は寒さに強いはデマどころか、寒さに弱いというデータが出ているのです。
ぜひご自身が、今、この気温の中、薄着のまま、外に出て、一晩過ごすことを想像してください。
地獄ですよね。
それを豚たちは、人間の数分程度の美味しいという欲のために、強制されているのです。
そして、この寒さを耐えきったところで、待ち受けているのは 死 のみです。
これを一時の苦しみと捉える人もいるのでしょうが、ここにくるまでにも豚たちは悲惨な生活を過ごしています。
豚肉の生産では、生まれた子豚は、生後1週間以内に、3つの虐待が行われます。
1つ目は、尻尾の切断。
麻酔なしで尻尾が切られます。
「過密飼いのストレスからお互いを傷つけあうことを防ぐ」といった理由で行われます。
食用豚たちは、過密飼育のストレスフルの状況で拘束されます。
あまりにもやることがなく、ストレスが溜まっているため、仲間の尻尾などをかんでしまうことがあります。
https://www.gpf.co.jp/info/wp-content/uploads/2017/01/121227.pdf
要するに、飼育状況を快適にすれば、起こらない事なのです。
業界側がわざわざ豚にとってストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせているわけですが、
根本的な改善は行わずに、尻尾を切って、豚を痛めつけることで対処を行っているのです。
日本の養豚場の80%以上で、この虐待行為が行われています。
2つ目は、歯の切断。
麻酔なしでニッパーで歯が切断されます。
「子豚がお母さん豚の乳首や、ほかの豚の尻尾や耳を傷つけることを防ぐ」といった理由で行われます。
これも、かみついてしまうようなストレスフルな飼育を行っている事が原因です。
わざわざストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせ、根本的な改善は行わず、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているということです。
日本の養豚場の60%以上で、この虐待行為が行われています。
切断された歯のうち 92%で神経感染症が起こり、
10.6%が出血、3.3%が骨折し、
歯の切断後、60%で歯の神経が開いてしまっていることが科学的に明らかになっています。
そして3つ目は、オスの子ブタの去勢。
麻酔なしで、鋭利なカミソリでふぐり(陰嚢)を切開、睾丸を取り出し、一気に引き抜き、切り取ります。
血がふきでて、言うまでもなく激痛であり、子ブタは鳴き叫びます(血がふきでた画像)。
あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。
無麻酔での去勢が原因で、心的外傷性疾患により死亡する子豚もいます。
処置後に腹膜炎を起こして死亡したり、ストレスから発育や免疫力が落ちる傾向があります。
去勢をする理由は、肉の雄臭を防ぐためです。
人間の味という欲のために、豚たちは切り刻まれるのです。
90%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
日本ハムの養豚場ではこれらの虐待が、母豚の目の前で行われていました。
そして、養豚業界で最も悲惨な工程が、淘汰です。
養豚場では、赤ちゃん豚や子豚を、定期的に床に叩きつけて殺しています。
生きたまま床に頭や体を打ち付けられるのです。
これを業界では淘汰といいますが、やっていることはただの大量虐殺です。
↑豚肉を食べる方は、ぜひ叩きつけられ血を垂れ流す豚たちの姿を動画で見てください。
叩きつけられても即死するわけではありません。
死にきれず、1時間経っても、もがいて苦しむ豚もいます。
心臓に消毒剤を注射するなどして殺す場合もあります。
注射された子豚は、数分苦しみ もがいた後に、絶命します。
信じられないでしょうが、これが日本のほぼ全ての養豚場で行われていることです。
なぜ、このような殺戮を行うのかというと、利益にならないからです。
日本の激安の豚肉から得られる利益は、まるまる太った豚ですら、ごく僅かです。
成長不良の豚、病気の豚、奇形の豚は、養豚場にとって全く利益にならないどころか、赤字になります。
そのため、そういった豚はこうして、職員によって日々殺され続けているのです。
淘汰の機会は、出荷されるまでに4回もあり、その度に利益にならない豚が殺されていきます。
規模は不明ですが、とある養豚場の農家では、毎月120頭を淘汰しているとツイートしていました。
そして、殺された豚たちはゴミのように捨てられます。
あなたの目の前にある豚肉は、1頭の犠牲ではなく、すさまじい数の豚の犠牲の上に並んでいるのです。
子供を産む母豚、つまり、繁殖用のメス豚は、
種付けされると、出産までは、妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら飼育されます。
一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。
何もやることがない母豚は、目の前の鉄柵を噛み続けるという異常行動を行うことがあります。
妊娠ストールの母豚は、食事も、トイレも、この檻の中で行います。
必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。
豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。
あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。
88%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。
閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。
そして、出産間近になると、分娩ストールという檻にうつされます。
ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。
見ての通り、こちらも非常に狭い檻です。
母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。
母豚は、3週間程度、分娩ストールで過ごした後、子供と引き離され、種付けされ、妊娠ストールへ。
種付けは、人工授精によって行われるのが一般的だと考えられます。
膣に器具を挿入される、非常におぞましい行為です。
この人工授精のための精子を、種豚から採取するのです。
このように、自然からかけ離れたおぞましい行為を、当たり前のように行っているのが、養豚業界です。
このようなサイクルを何度も繰り返し、4~5年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、
繁殖用の母豚たちは屠殺場へ送られます。
豚の寿命は、15年~20年程度と言われていますが、
母豚や種豚を除く、肉用の豚たちはわずか6か月の子供のうちに殺され、肉にされます。
豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。
写真は、生後4か月の姿。異常な大きさです。
品種改良には
・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」
・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」
・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」
などがあります。
人間都合の品種改良は、当の豚たちにとっては改悪でしかなく、
生活がしづらく、苦痛を感じたり、病気を抱えやすい体になっているのです。
まずは、脚弱。
足が弱り、立ち上がることが困難になります。
脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。
生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。
次に、母豚の空腹による異常行動。
太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。
しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。
餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、
目の前の柵をかじり続けたり、
口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり(偽咀嚼)などの異常行動を起こします。
そして、子豚の死亡率の増加。
日本の母豚1頭あたりの産子数は11頭。
豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4~5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。
母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。
ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4%増加していることがわかりました。
さらに、母豚の脱肛。
脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。
脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が1つの要因と考えられています。
脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。
脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。
このような苦しい生活を過ごし、時がくれば、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされ、と殺場へ運ばれるのです。
過密状態のまま、長距離、長時間、座ることもできず、運ばれるのです。
豚たちは大きなストレスを抱えながら、運ばれ続けます。
そのストレスは攻撃に変わり、豚どうしで闘争が起きます。
到着する頃には、衰弱して歩くのが困難になっていたり、死んでしまう豚もいます。
このような苦しみに耐え、ようやく屠殺場に到着すると、
今度は中に運ぶ際に、職員によって暴力を奮われることがあります。
蹴る
上に乗って蹴る
棒で叩く
ホースで鞭打つ
電気スタンガン
自分の仕事を早く終わらせることしか考えていない職員たち。
殺すというこれ以上ない暴力が行われている場所です。
このような職員がいても、何ら不思議はありません。
この後、冒頭のように、吹きさらしの係留所で一晩放置されるのです。
そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
皿の上の肉は、これらのような苦しみを経た、感情があった動物達の死体の一部です。
日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、
殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。
このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、ただの言葉です。
深い意味などありません。
これらの虐待が感謝の一言で済むのであれば、あなたが誰かに被害を与えられても、犯罪にまきこまれても、
相手が感謝していると言えばぜひ許してあげてください。
あと「頂く」という言葉は間違っています。
いただくというのは、相手自ら差し出すことが大前提です。
豚は自分の体をあなた方に差し出したいなどと思っていません。
正しくは、頂いているのではなく、「奪っている」だけです。
豚も、感情があり、個性のある生き物です。
肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
美味しいという欲だけのために、豚を苦しめていることを自覚してください。
人を非難する前に、まずは自分自身を変えることから始めましょう。
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