以下の投稿をご覧ください。
****************引用****************
ペットショップで見掛ける、『里親募集』や『保護犬猫譲渡』
9割のペットショップは、悪徳ブリーダーからペットオークションを通じて、子犬子猫がペットショップにやって来ます。
そして、生体販売しています。
そんな生体販売をしているペットショップが『保護犬』『保護猫』『譲渡活動』だと…
どんな小さな命を『商品』『金儲けの道具』でしか考えていないので、本当に騙されないでください！
当たり前ですが、商売は、需要と供給で成り立っています。
買う人が居るから、売る。
だから、生体販売は続く。
犠牲になる命が減らない。むしろ、増えてく一方。
生体販売がなくなるのは、現実的に難しい。
例え、法律も変わっても、行政で把握出来ない時点で意味がないし、悪徳業者は何とでも出来てしまう、誤魔化せてしまうんですよ。
だから一番は、消費者の意識が変わらないといけないと思うんです。
それが遠回りのようで、近道なんだと思うんです。
毎度同じような話になってしまいますが、ご理解ください。
また、せめて…せめて
無資格のブリーダーを免許制にすることを願います。
誰でも無料で簡単に出来ます。
まだの方、ご協力よろしくお願い致します🙏😢
*******************************************
最近は、テレビ番組で、保護犬・保護猫というワードが出てくるようになりましたが、
視聴者の大多数は、「保護犬・保護猫が存在するのは生体販売が存在するから」という本質的な意味は全く分かっていません。
ただ何となく、一部の心無い人にひどい目に合わされた 一部の可哀相な子達、という程度の認識です。
そういう中途半端な知識のまま、保護犬というワードだけを知っている状態なので、普通にペットショップに行きます。
そして、ペット業界はそれを逆手にとり、今、日本では、ペットショップの保護犬ビジネスが横行している状況です。
ペットショップが、売れない犬猫や繁殖犬猫を、保護犬猫と偽り、
犬猫の購入費用を支払わせるだけでなく、
指定のドッグフードを、定期購入する契約を交わさせたり、
ペット保険に加入する契約を交わさせたりして、
譲渡と偽りながら、セット販売を行っています。
ホームセンター内のペットショップ。
— ちまきなころん (@chimakinakoron) November 20, 2021
最近
繁殖犬や売れ残った成猫を
さも保護活動かのように【里親さん募集中】とか謳ってるけど
これまた店の商品とセット販売。。
『これは強制ですか?家に全部あるのですが…』と言ったら
『強制ではないけど買わなかった場合は動物の金額が上がります』って。 pic.twitter.com/fNKxpcy3pl
里親と表記して、あたかも保護犬猫のように装っていますが、通常の犬猫の販売となんら変わりません。
こんなお粗末な手法に引っかかってしまう人がいるのか、と落胆しますが、
元々ペットショップに来る人たちは、裏側を深く知らない、あるいは興味がない人たちです。
保護犬猫というワードは知っていたとしても、その根本原因が生体販売業界にあるなどとは全く知りません。
その人たちを騙すには、このような表記をして良い事をしている気にさせれば十分売れてしまうようですね。
単純に安いから買うという人もいるでしょう。
クーアンドリクが最初に始め、他のペットショップやブリーダーに広まったようです。
このビジネスによって、ペット業界の連中は、繁殖犬を引き取り屋に渡すという経費が不要になり、
経費どころか、保護犬として売り出せば、さらに金儲けができると気づいてしまったのです。
しかし、犬が亡くなってもフードが送られてくる、というのは本当だとすれば驚きですね。
確かに、金のことしか考えていないペットショップならやりかねません。
また、保護犬ビジネスだけを行っている、専門のペットショップがあります。
それが、この「パートナードッグ＆キャット」というペットショップです。
このパートナードッグ＆キャットは、テレビのニュースで紹介されていました。
ニュースで紹介されていたときは、
繁殖活動を終え、手放さざるを得なかった犬猫の里親探しを支援する。
ブリーダーから引き受けた犬や猫などを、避妊去勢手術や、人慣れトレーニングを行い
マッチングすれば里親が健康チェックなどの諸経費を支払い、引き取る。
と、さも保護施設かのように説明されていました。
しかし、これは要約すると
手放さざるを得ない犬猫という言葉や、里親探し、支援、マッチングなどという言葉を用いることによって、
まるでこのペットショップが繁殖犬を救うという慈善事業を行っているかのように消費者に錯覚させ
用済みになった繁殖犬を、高値で売りさばいていく。
という施設です。
つまりは、用済み繁殖犬専門の、ただの「ペットショップ」です。
「繁殖活動を終え」って、まるで繁殖活動がその犬の役割のように語っていますが、
犬自身はそんなことは望んでおらず、
好きな相手とも交尾できず、
外見維持のために、親戚と無理やり交尾させられるか、人工授精させられ続け、
ペットショップやブリーダーの金儲けのために強制的に働かされる奴隷です。
オスを複数用意して、好みの相手と、好きなタイミングで自然繁殖して子供ができるとでも思っていましたか？
そんなことしてたら、経費がかかって仕方がありません。
ブリーダーたちは、金のために繁殖を行っているのですから、そんな事をするわけがないのです。
彼らにとって、メス犬のヒート（発情）がきたら、ビジネスチャンス。
何が何でもメス犬を妊娠させたいのです。
ペットショップやブリーダーから犬猫を買うあなたは、このような性的虐待に加担しているという自覚を持った方がよいでしょう。
こんな事を長年させられた犬猫に対して、
このパートナープラスというペットショップは、ブリーディング卒業犬猫などと謳っています。
そして、このパートナープラスというペットショップが言う「諸経費」は、なんと１０万６８００円です。
下に小さく、マイクロチップ登録費も＋３００円かかると書いていますね。
しかも追加オプションで、ペット保険と、健康や躾などの相談ができるサービスがあり、こちらも営業をかけられるでしょう。
契約すれば、さらにこのペットショップには、お金が入ってきます。
多くの保護団体を見ていると、譲渡の際にかかる費用は、大体５万円前後でしょうか。
つまり、倍以上です。
これだけ高額でも、ビジネスとしてやっていけるという事です。
なので、今回のしっぽの郷の譲渡費用も似たようなものになると推察できます。
さんざん、繁殖犬たちに、生ませて、苦しめて、金儲けさせてもらったにも関わらず、
最後の最後まで、骨の髄までしゃぶりつくす。
それが、ペット業界です。
ペット業界というのは、何もペットショップやブリーダーだけではありません。
ペットフード、ペット用品、病院、保険など
ペットが増えることによって、ペットが利益を得る会社はすべて、ペット業界です。
今年、アニコムと国際ビジネス学院が、保護犬猫ビジネスを始めることで話題となりました。
殺処分ゼロの保護施設を作ると謳いながら、
1階に保護施設、２階では繁殖場・ペットショップを作るという、矛盾を極めた施設だったのです。
アニコム損害保険株式会社は、ペット保険シェアNo1の会社です。
https://www.anicom-sompo.co.jp/
アニコムグループは、保険会社だけではなく、様々なペットビジネスを行う会社を所有しています。
ブリーディング研究まで行っています。
つまりアニコムは、生体販売業者と同じ、ペットを利用することで儲けている会社です。
国際ビジネス学院は、様々な職種を目指す学生を集める、専門学校です。
その職種の中に、トリマーや動物看護士があります。
国際ビジネス学院は、生徒を集める事で儲けが出ます。
生徒を集めるための売りの１つとして、授業の質を上げていきたいはずです。
そうなれば、トリマーや動物看護士は、実際に仕事を体験できる場がほしいところでしょう。
国際ビジネス学院は石川県白山氏にありますが、新たにできる「保護施設」とやらも石川県白山氏というわけです。
アニコムと国際ビジネス学院が共同で、金を出し合い、
保護施設「しっぽの郷」を作ると謳って、双方にとって大きな利益の出る場を作ったというわけです。
ザ・保護犬猫ビジネスです。
保護施設への投資額は２億円で、勤務スタッフも１０名余りと書いているので給料を支払い続けます。
金儲けをしている人達が、そんな巨額を投じて純粋な保護施設を作るわけがありません。
そこに莫大な利益が出ると踏んでいるからです。
新聞記事には、
１階では、飼い主がいなかったり、繁殖を引退したりしたイヌ、ネコを保護・飼育する場所や里親に見せるためのスペースを設ける。
３０匹程度の世話をすることができ、検疫室や診療室も設ける。
触れ合いコーナーや約４０席のドッグカフェが入る。
２階ではイヌの繁殖・販売を行い、遺伝子検査や交配・出産、医療サービスを提供する。
隣接する白山キャンパスは、国際ペット専門学校に加え、今年４月には国際動物専門学校を開校した。
このうち、ペット専門学校のカリキュラムにしっぽの郷での実習を組み込むほか、両校から学生を募り、最も死ぬリスクの高い子ネコにミルクをあげるボランティアに取り組んでもらう。
とあり、ビジネス要素だらけです。
保護施設ですら金が発生しそうな匂いがプンプンしますが、
こんなビジネスだらけの施設なのに、もしかして寄付金やボランティアを一般人から募る気なのでしょうか。
繁殖を引退したりした犬猫を保護・飼育とありますから、
２階で用済みになった繁殖犬を１階にまわすと認めているようなものですね。
間違いなく、この保護施設で里親を希望した人は、
譲渡費用として１０万円近くとられ、そして アニコムへの保険加入を催促されるでしょう。
この件は、杉本彩さんがアニコムと面談をして、「前向きな回答をもらった」とありましたが、結局その後、音沙汰がありません。
動物病院も、保護犬猫詐欺を行っているところがあります。
動物病院がペットショップとつながっており、
ペットショップ側が繁殖を行って、
繁殖によって生まれた売り物にならない奇形や障害のある子犬猫や、繁殖引退犬猫を、
動物病院の方で保護犬猫を装って売り飛ばし、さらに長年自分の病院に通院させるという、かなり悪質な商売をやっているのです。
動物病院も所詮は商売であり、金のためにペットショップと動物病院がつるむのは全然考えられることです。
動物病院は、動物を治療する一方で、病気の動物が増えた方が儲かるという側面があります。
下請け保護団体や、野犬ビジネスも存在します。
2020年の調査で、日本は
ペットショップ・ブリーダーから購入した人の割合は、７７％
シェルター・里親探しサイトから引き取った人の割合は、たったの６％。
里親探しサイトの人も、安いから、というだけの理由で選んでいる人も結構いるでしょうから
あえて保護犬を引き取ろうと思った人は、６％もいないってことになります。
動物問題の中では、犬猫の問題はかなり叫ばれている方ですが、それでもたったこれだけです。
このくらい日本のレベルは低いのです。
良いブリーダーもいる、などといった誤った発信を繰り返した結果、もう生体販売問題はぐちゃぐちゃになっています。
仮にどれだけ飼育環境が良かろうと、ブリーダーは殺処分推進側であり、犬の性器と子犬の命を利用した金儲けなのです。
以下は、日本のブリーダーの投稿です。
マリンの寿命を縮めてまで出産させたのに。
交配と出産は人間のエゴ。
普段は絶対に牙を向けないマリンが唯一、私に牙を向ける瞬間は交配の時。
今回の交配も嫌がるマリンを抑えつけて必死で逃げようとするあまり自分で自分の耳を噛んで血だらけになりながらの交配でした。
お迎えしてくれる方が見つからなければ私がこの子を幸せにしてみせます。
多くの注文のキャンセルが出て、利益が減り、感情的になったのでしょう。
人間のエゴと分かっていながら、牙を向け、血だらけになりながら嫌がるメスに対して、
無理やり交配させていることを自白しています。
そして、迎えてくれなければ私が育てるという、至極当たり前のことを、さも特別かのように書いています。
犬は犬種によって、外見のため、慣習や犬種標準のために、指や尻尾を切り落とされています。
これは日本のブリーダーが行っている、断尾動画です。
明らかに子犬は痛がっています。
この動画のブリーダーは、「トップブリーダー」らしいですよ。
この虐待を行う理由は全てお金のためです。
こんな事を良い人ができるわけがないでしょう。
どれだけ飼育環境を良くして、表面を取り繕っていても、命を商売にしている以上、必ず都合の悪い裏側は存在します。
当たり前のことですが、都合の悪い裏側を自らオープンにすることはありません。
ブリーダーたちは、雑種が健康であることも知っていますし、
この業界がある限り、必ず余剰が出ることは知っています。
どれだけ飼育環境が良かろうと、奇形や障害の子は生まれます。
建前と本音、表と裏は違うのです。
そういった事が理解できていないにも関わらず、全部が全部そうではないとか、良いブリーダーもいる、血統を残すため、などといった浅はかな発言は控えるべきであり、そういった無責任な発言が生体販売業界の思う壺であり、犬たちを苦しめていることを自覚しましょう。
生体販売は、人間で言えば人身売買。
人身売買をやっている人間たちを、良い人身売買者、悪い人身売買者と評価するのですか？
悪徳繫殖家というレベルが低すぎる人たちが存在するために、
ただ飼育環境がマシなブリーダーたちが、良いなどという地位を得てしまっています。
殺処分がある日本において、命を売り物にしている時点で、良いなどという概念があるわけがありません。
そのブリーダーは、殺処分を終わらせるために何か行動しているのですか？
殺処分０にするために啓発を行っていますか？
していないでしょう。
できるわけがありません。
なぜなら、犬を増やすことによって、殺処分を促進している側なのですから。
血統を残すためにやっていると本気で思い込んでいる人達が、残念ながら犬猫愛護活動家の中にまでいて驚くばかりですが、ブリーダーたちは全員金儲けのためにやっています。
また、血統を残すことで、遺伝病が広がり、極端な体型で苦しむ犬や猫がどんどん増えています。
帝王切開でしか子供を産むことができないブルドッグ。
巻いた尻尾を作るために、脊椎が歪んだパグ。
潰された頭蓋骨により呼吸器に問題を生じやすい、パグ、ペキニーズ、ブルドッグ。
聴力を失いやすいダルメシアン。
変性性脊髄症を発症するコーギー。
一目見て異常さが分かる、犬種とすら認められていない、ティーカップドッグ。
未熟児を生ませるために、母親は虐待的な食事制限が行われます。
また、スコティッシュフォールドの折れ耳は骨軟骨異形成症という病気からきているものです。
軟骨にコブ（骨瘤）ができ、これが神経を圧迫し、激しい痛みを伴います。
スコ座りも、痛いから ああいった座り方をしているわけです。
日本では、この病気の猫が人気猫種ランキングで１位をとる恐ろしい国で、どれだけ国民に何の知識もないかが分かります。
そして、こんな人たちが、良いブリーダーもいる、ブリーダーは一生懸命やっているなどと言うのです。
動物を「購入」している側の意見なんて何の参考にもなりません。
業界側は、遺伝子検査をして、遺伝病を減らす取り組みなどを執拗にアピールしていますが、
ただのパフォーマンスであり、遺伝病は減らせていません。
ブリーダーが存在する限り、生体販売が存在する限り、このような事は絶対になくなりません。
今後も、安易な交配、安易な購入によって増え続けるでしょう。
悪徳繁殖家とブリーダーは違うんだ、みたいに言う人がいますが、
金儲けのためにやっているという根本は同じですし、
ブリーダーが存在する限り、悪徳繫殖家は必ず一定数存在し続けます。
悪徳繫殖家と呼ばれる輩が「仮に」一部だとしても、悪徳繫殖家は大量繁殖を行います。
「世間が言う」良いブリーダーが１しか産ませないとしても、彼らは10も20も産ませてくるでしょう。
つまり、生体販売市場には、一部だったとしても悪徳繫殖家の子犬や子猫で溢れることになります。
あと、悪徳ぶりというのは、常にグラデーションです。
外見上、問題なさそうに見えても、実は病気の治療が行われていない、歯がない、顎が溶けているなんて事もあります。
広々とした環境で、外見が問題なければ、あなたの中では良いブリーダーなのですか？
「自分はちゃんとやっているんだから、規制を強くするな。生体販売は悪ではない。」
とブリーダーたちは発言しますが、
これがまさに自分のことしか考えておらず、犬猫のことなどこれっぽっちも考えていない証といえるでしょう。
皆、自分さえよければいいのです。
犬猫の悲惨な実態を救うには、消費をなくす。
すなわち、「生体販売の廃止」。これ以外はありえません。
もちろん、犬猫に限った話ではありません。ウサギや鳥も同様です。
外見とか、血統とか、年齢とか、安さといった、自身の欲を優先させるのではなく、
恵まれない保護犬や保護猫を引き取る、あるいは飼わないという選択をしてください。
※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。