短い尻尾のコーギーは、人為的にカットされた姿 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の投稿をご覧ください。

 

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「尻尾が短くて、ぷりぷりのお尻がよく見えて可愛いなあ〜☺️」

ペットショップで売られていたり、テレビで紹介されているコーギーを見て、そんな風に思ったことがある人も多いかもしれません。

しかし、コーギーの短い尻尾は、実は人間によって切断されていることを知っている人はどれほどいるでしょうか?

 

 

 



人為的(人間の都合)な理由で、動物の尻尾や耳が切られることを禁じる国も多い中、日本は未だそれが無制限に行われています



「何とかしなければ」と、とあるご夫婦がオンライン署名を立ち上げました。

 

 

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コーギーは、イギリス原産の犬種で、主に2種類います。

 

「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」

 

「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」

 

多くの方が想像されるコーギーは、ペンブロークの方だと思いますが、

見ての通り、どちらのコーギーも、長い尻尾を持っているのが分かります。

 

しかし、日本のペットショップやブリーダーが販売するコーギーは、このように尻尾が短くなっています。

これは、ブリーダーたちが尻尾を切断しているからです。

 

コーギーに限らず、様々な犬種の子犬が、ブリーダーたちに尻尾を切断されています。

 

 

以下は、生後2日のプードルを、トップブリーダーとやらが断尾している様子です。

※登録者1000人以下で、収益化されていませんので見ても大丈夫です。

 

麻酔なしで、ハサミで、尻尾をちょんぎっています。

切られた時、子犬は痛みで鳴き叫んでいます。

 

ブリーダーは「生後2日目で神経があまり通っていないから、痛みは一瞬。」などと主張をしています。

これが「トップブリーダー」なのだそうですよ。

 

このようにしてブリーダーたちは、ブリーダー自ら、あるいは動物病院に持ち込み、子犬たちの尻尾を切断しています。

 

ブリーダーたちが断尾をする理由は、主に犬種標準 つまり 金儲けのためであり、

子犬は神経が通っていないから痛みはないだとか一瞬だとかは、ブリーダーたちが自分たちの都合のために勝手に主張している、何の根拠もないデマです。

 

犬の断尾~目的・方法からメリット・デメリットまで | 子犬のへや (koinuno-heya.com)

 

***************一部引用***************

 

その昔、ヨーロッパにおいては断尾が狂犬病を予防し、

背中の筋力を強め、瞬発力を増加させ、ネズミ捕りや外敵と争う際の怪我を予防すると広く信じられており、

犬のしっぽを切り落とすことが慣習化していました。

 

またイギリスにおいては、ジョージ王朝時代(1714~1830)の始めころ、しっぽのついた犬に対して課税されたことから、節税目的で非常に多くの種類の犬が断尾の対象となったようです。

1796年、この税は廃止されましたが、なぜか断尾の慣習だけは残りました。


現在でもある特定犬種は断尾され続けています。

では、ほとんどの犬がペットとして飼育されている現代における断尾の目的とは、いったい何でしょうか?

 

 

犬は医学的な目的で断尾されることがあります。
 

例えば、猟犬はしっぽを左右に振りながら深い茂みや藪の中を移動すると、途中でとげの付いた植物などと接触して擦り傷を作り、そこから何らかの感染症にかかる危険性があります。

 

また牧羊犬は、家畜の群れを統率する際、牛やウマやヒツジにしっぽを踏みつけられて怪我を負うかもしれません。

またしっぽは解剖学的に肛門の近くにあることからウンチがつきやすく、不衛生になるという側面もあります。


こうした健康面に対する配慮から断尾を行う場合が、予防医学的観点からの断尾です。

 

「現状は、猟犬でもなければ牧羊犬でもない単なる家庭のペット犬が、なぜか慣習に従って断尾されている。

これはいたずらに犬に対して苦痛を与えているだけではないのか?」

 

 

犬は美容目的で断尾されることがあります。
 

犬種には一般的に「犬種標準」(けんしゅひょうじゅん, スタンダード)と呼ばれる、その犬の理想的な姿を規定した基準があります。

これは主として人間の側で好き勝手に決めたもので、必ずしも犬の幸福につながるものではありませんが、この犬種標準に犬の姿を合致させるために断尾するケースがあります。

これが美容目的の断尾です。


トイプードル、ミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリアなど、生まれつきしっぽが短いと思いこんでいた犬種は含まれていませんか?

 

「犬のしっぽを切り落とすのは、犬種図鑑に載っている犬の姿に近づけるため。

これはペットショップにおける売れ行きをよくするための"箔付け"行為であり、人間がお金儲けをするために犬の体の一部を切り落としているということ。

自分の快楽のために犬に苦痛を強いるのは、動物虐待に相当するのではないか?」

 

 

一般的に、生後2~5日程度の子犬に対しては、ブリーダーや獣医師の手によって麻酔なしの断尾が行われます。

 

結紮法(けっさつほう)とは、しっぽをゴムバンドできつく締め付けて血流を遮断し、結び目以降の組織を壊死(えし)させて自然に脱落させる方法です。

およそ3日でしっぽが脱落します。

 

切断法(せつだんほう)とは、外科的にメスやはさみなどでしっぽを任意の場所で切り落とす方法です。

2015年版「診療料金実態調査及び飼育者意識調査」によると、動物病院における断尾手術の料金は中央値で19,014円とされています。

 

 

近年は犬の痛覚に関する研究が進み、生後間もない子犬は痛みを感じないとする説に対する有力な反証が登場しています。

 

世界中の獣医師から構成される国際組織「世界小動物獣医協会」(WSAVA)が2014年に公開した「痛みの認識・評価・治療に関するガイドライン」の中では「生まれたばかりの動物が痛みを感じないというのはよくある誤解の一つである」と断言されています(📖:出典)。

 

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犬種標準とは、業界側が 犬の外見だけで その犬種の理想像というものを勝手に決め、それを標準として犬種を分類したものです。

外見だけ、つまり犬の健康状態などは一切考えていません。

 

なぜそんな事をするかと言えば、儲かるからです。

消費者たちは、犬種標準を満たした犬を欲しがります。

犬種標準を満たすことで、犬は高く売れやすくなるのです。

 

要するにブリーダーたちは、金儲けのために尻尾を切断しているのです。

 

その罪悪感を打ち消すために、子犬は神経が通っていないから痛みはないだとか一瞬だとか、何の根拠もない事を信じ、目を反らし、切断しているのです。

 

表向きの飼育環境が良いだけで、良いブリーダーと判断してしまう風潮の日本ですが、この事実はブリーダーの本質が垣間見えるでしょう。

 

 

 

 

また、ブリーダーたちによって切断されるのは尻尾だけではありません。

 

耳も切断されています。

 

ドーベルマンは、耳の下の肉を、1センチほどの幅で縦に5、6センチ切断され、縫い合わせ、耳自体も、コルセットで固定されて、立つように矯正されます。


断耳をする理由は、同様に犬種標準を満たすためです。

 

犬の断耳~目的・方法からメリット・デメリットまで | 子犬のへや (koinuno-heya.com)

 

***************一部引用***************

 

断耳が行われるようになったそもそもの理由は、

狩猟犬や牧畜犬が熊や狼などの外敵と争ったとき、噛み付かれて致命傷を負わないようするためだったと考えられています。

 

犬同士が争う「闘犬」や、犬と熊とを戦わせる見世物である「ベア・ベイティング」(牛と戦うときはブル・ベイティング)用の犬なども、同じ理由で断耳の対象となっていました。

 

当時の断耳は子犬が6週齢くらいのときに行われ、

よく研いだ刃物でキツネのように先がとがった形状にしたり、クマのように丸みを帯びた形状に整形したようです。

 

あるいは生まれたてのころに手でねじり切るという荒っぽい方法もありました。

この場合は頭部に耳がまったく残らず、耳の穴がじかに観察できるような状態になります。


断耳について文献に登場したのは1678年、フランスのジャン・ド・ラ・フォンテーンが著した「Fables」の中においてだといいますから、歴史の古さがうかがえます(📖:出典)。

 

1800年代に入り、イギリスを中心として犬のあるべき姿を定めた犬種標準(スタンダード)が登場すると、

断耳は本来持っていた実用的な目的を失い、この犬種標準と呼ばれる規定に合わせるためだけに行われるようになりました。

 

現在でも犬種によっては惰性的(だせいてき)に断耳が行われていますが、

一部の人は「断耳することで感染症(耳の中がむれて虫や雑菌が繁殖する)を予防」したり、

「犬の聴覚を高める」と主張しているようです。

 

しかしこの主張には明確な統計や医学的な根拠があるわけではありません。

 

一部のブリーダーは

「断尾や断耳はその犬種の完全性と美しさを実現するために必要である」

という考え方を信奉しています。

 

しかし2016年に行われた調査では、断耳した犬が「攻撃性と支配性が高く、遊び好きでなく、魅力に乏しい」と評価される可能性が高いことが指摘されました。

また、断尾や断耳を施された犬の飼い主は「攻撃的で温かみがなくナルシストである」と評価される傾向にあったとも。


つまり「完全性」や「美しさ」を目的として行っているはずの断耳手術が逆に犬の魅力を引き下げているというのです。

 

 

断耳は美容耳形成術(cosmetic otoplasty)とも呼ばれ、7~12週齢のころに行われるのが一般的です。

14週齢(人によっては16週齢)を過ぎてから行うと犬の知覚が発達しすぎて過剰な痛みを与えてしまうこと、および軟骨が成長して耳の整形が難しいことなどから、手術が避けられます。
 

手術の方法は、全身麻酔をかけた上で耳介の2/3以上を切り取り、切断縁を縫いこんだり医療用粘着液で糊付けするというものです。

耳がぴんと立つまで金属製の副木などとともに包帯で固定され、

包帯が取れるまでには最低で3週間、長いときは8週間を要することもあります。

 

また手術後の出血や痛みのコントロールをするため、最低1日以上の入院が必要となり、

感染症を防ぐため、手術後の数週間は1日数回、消毒のためにケアをする必要があります。

 

耳の「立ち」に関しては、ピットブルやシュナウザー種など最初から小さな耳をもった犬種のほうが、

ドーベルマンボクサーグレートデンなどよりも早く完了します。

 

しかし全ての犬において立ち耳が成功するわけではなく、失敗した場合は再手術が施されることもあります。

 

また、一般的な断耳に伴うリスクや副作用は以下です。

 

麻酔の副作用
麻酔が切れてからの痛み(数週間)
傷口からの感染
傷口の瘢痕化(ひっかいてごわごわになる)
トラウマの形成

 

ブリティッシュコロンビア大学の心理学教授でドッグトレーナーでもあるスタンレー・コレン氏は、

生まれつき垂れ耳の犬や断耳された犬は、生まれつき立ち耳の犬に比べて耳を動かす能力が劣るため、適切なコミュニケーションをとることができない

とする意見を述べています。

 

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断耳の場合はかなり大きくなってから行われるため、多くの場合は麻酔をしますが、

あくまで手術中の痛みが軽減されるだけで、麻酔が切れてから数週間は痛みに耐え続けなければなりません。

人間側の自己満足のためだけに、痛めつけられるのは尻尾の時と全く同じです。

 

 

 

また、親指も切り取られています。

 

犬の親指は、狼爪(ろうそう)といいます。

 

犬の狼爪切除~目的・方法からメリット・デメリットまで | 子犬のへや (koinuno-heya.com)

 

***************一部引用***************

 

犬の狼爪(ろうそう)とは犬の前足、および後足の内側に生えている、地面と接触しない指のことです。

 

犬の前足の狼爪
 

この狼爪は人間の側の都合で切除することがあります。具体的な理由は「予防医学」と「美容」です。

 

 

一部の人たちは

「狼爪を放置しておくと伸びた爪で体の一部を引っかいたり、爪がじゅうたんなどにひっかかって裂けたりして、犬が怪我をしてしまう。

犬が成長してからこういう怪我を負うと治るまでに長い期間がかかり、犬に無用な苦痛を与えてしまう」

と信じています。

 

犬が狼爪に怪我を負わないよう、子犬のころにあらかじめ切除してあげるというのが「予防医学としての狼爪切除」です。

 

 

犬のあるべき理想的な姿を規定した犬種標準(スタンダード)内における狼爪の記述を見ると、狼爪を「切除すべき」(もしくは”一般的に切除される”)、「切除してもよい」、「切除してはならない」という区分があります。たとえばアメリカ国内における犬種標準を管理する「アメリカンケンネルクラブ」のスタンダードを参考にすると以下のようになります(📖:出典)。

 

 

[AKCにおける狼爪切除規定]

 

☆切除すべき犬種
パグ(前足) | ボーダーコリー(後足) | ダックスフンド(後足) | ジャーマンシェパード(後足) | シベリアンハスキー(後足) | シェットランドシープドッグ(後足) | ヨークシャーテリア(後足) | ミニチュアピンシャー(前後) | ウェルシュコーギーペンブローク(前後) | ウェルシュコーギーカーディガン(前後)


☆切除してもよい犬種
プードル | パピヨン | ポメラニアン | チワワ | フレンチブルドッグ | ゴールデンレトリバー | 狆 | 柴犬 | シーズー | ウエストハイランドホワイトテリア | ダルメシアン | イタリアングレイハウンド

 

☆切除してはならない犬種
ブリアード(後足) | グレートピレニーズ(前後)

 

 

 

切除術は一般的に生後2~5日の子犬のころ、通常は麻酔なしで行われます。

 

 

これは「子犬は神経の発達が未熟なので、痛みを感じない」という風説があるためです。

 

この説はブリーダーや一部の獣医師が、自分たちの行為を正当化するために作り出した都市伝説という側面があり、安易に鵜呑みにできない部分があります。

近年では科学的な検証から「子犬の神経は成犬のそれよりも過敏であり、より強い痛みを感じている」という真逆の可能性すら示唆されています。

 

 

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狼爪の切除については、実際は犬種標準のために切り落としていますが、ケガを防ぐためという一見もっともらしい理由があります。

 

しかし、それは飼い主側のケア次第で防げることです。

ケガをするからといって体の一部分を切りとることを正当化できるわけがありません。

 

生後間もなかろうと痛み感じるに決まってるわけですが、ペット業界の人間たちはそのように信じ込んでいる、あるいは嘘をついています。

他の動物利用業界でもよくある事です。

 

100歩譲って仮に痛みを感じていなかったとしても、人間都合で勝手に体の一部を切るなって話です。

自分がされたらどう思うのでしょう?

痛みを感じないし、ない方がカッコイイから、赤ちゃんの時に体の一部分を切り取りました、と言われたら、大人になってから納得するのでしょうか?

 

ブリーダーにとって、犬は所詮売り物であり、見下しているから出来ることなのです。

 

 

うちの保護犬メリーは、元繁殖犬です。

8歳まで、ブリーダーに利用され続けました。

 

実はメリーも、尻尾を切られている可能性が高く、狼爪は確実に切り取られています。

 

尻尾。

長さをはかると8cmです。

 

断尾しない場合14cmくらいあるとのことで、およそ半分です。

つまり、メリーは、断尾された可能性が高いのです。

 

 

親指。

メリーはアトピーもち。画像は、アレルギーが原因で脚の先が赤くなっています。

これはその治療を行うために毛を剃ったときの写真なのですが、明らかに親指がありません。

 

つまりこの事実から推測されることは、メリーはペットショップやブリーダーの売れ残りだった、という事です。

売れ残った後、繁殖犬として利用された可能性が高いのです。

 

 

このような非道を繰り返すのが、ペット業界であり、ブリーダーたちです。

 

冒頭に、動物愛護法で禁止するための署名のリンクがありますので、可能な方は署名してください。

 

 

飼育環境の悪い、繫殖家と呼ばれるブリーダーがいるばかりに、飼育環境が普通なブリーダーが 良いブリーダーなど呼ばれる恐ろしい事態に陥っているのが今の日本です。

 

仮にどれだけ飼育環境が良かろうと、ブリーダーは殺処分推進側であり、犬の性器と子犬の命を利用した金儲けなのです。

 

犬を繁殖させる場合、以下のように人工授精が行われることがあります。

同じ女性として辛いです〜犬の人工授精・レイプ 人間のエゴ

 

ブリーダーが、器具を使って、メスの子宮に精液を入れています。

犬はどのように繁殖されて生まれてくるか

 

女性の皆さんは、望んでもいないのに自分がこんな事をされたらどう思いますか?

レイプと同じでしょう。

 

このフレブルのブリーダーによると、ミスれば大量出血だそうですね。

ブリーダーから直接買うのだって同じ

 

ということは、表には出てこないだけで、

裏では、誤って大量出血させたブリーダーがこれまで数多くいるということになります。

 

 

また、メス犬をおさえつけて、強制交配をさせることもあります。

女性の性器を利益に使う

 

こちらに関しては、まさにレイプそのものです。

 

 

以下は、日本のブリーダーの投稿。

@mmm80891202

 

マリンの寿命を縮めてまで出産させたのに。

交配と出産は人間のエゴ。

普段は絶対に牙を向けないマリンが唯一、私に牙を向ける瞬間は交配の時。

今回の交配も嫌がるマリンを抑えつけて必死で逃げようとするあまり自分で自分の耳を噛んで血だらけになりながらの交配でした。

お迎えしてくれる方が見つからなければ私がこの子を幸せにしてみせます。

 

多くの注文のキャンセルが出て、利益が減り、感情的になったのでしょう。

人間のエゴと分かっていながら、牙を向け、血だらけになりながら嫌がるメスに対して、

無理やり交配させていることを自白しています。

そして、迎えてくれなければ私が育てるという、至極当たり前のことを、さも特別かのように書いています。

 

これが世間で良いブリーダーとされている人の投稿です。

 

 

飼育環境の悪い、いわゆる悪徳繫殖家の話ばかりが注目されますが、

ブリーダーは全員が、これらのようなおぞましい行為を行っています。

 

表側の飼育環境が良いとか、人柄が良いから、良いブリーダーとか判断する人が短絡的すぎるのです。

 

客商売なので、人に見える部分を快適に見せたり、接客を丁寧にするなんて当たり前のことです。

悪徳繁殖家がレベルが低すぎるだけなのです。

 

 

殺処分がある日本において、命を売り物にしている時点で、良いなどという概念があるわけがありません。

 

 

 

 

 

 

t.a0510624

 

そのブリーダーは、殺処分を終わらせるために何か行動しているのですか?

 

殺処分0にするために啓発を行っていますか?

犬の売買によって、儲けた金で、保護活動をやっていますか?

 

していないでしょう。

できるわけがありません。

なぜなら、犬を増やすことによって、殺処分を促進している側なのですから。

自分に金を使いたいがために、犬を増やしてお金を儲けている側なのですから。

 

 

血統を残すためにやっていると本気で思い込んでいる人達が、残念ながら犬猫愛護活動家の中にまでいて驚くばかりですが、ブリーダーたちは全員金儲けのためにやっています。

 

また、血統を残すことで、遺伝病が広がり、極端な体型で苦しむ犬や猫がどんどん増えています。

 

帝王切開でしか子供を産むことができないブルドッグ。

ブリーディングとは・・・

 

巻いた尻尾を作るために、脊椎が歪んだパグ。

 

潰された頭蓋骨により呼吸器に問題を生じやすい、パグ、ペキニーズ、ブルドッグ。

 

聴力を失いやすいダルメシアン。

 

変性性脊髄症を発症するコーギー。

遺伝病の闇

 

一目見て異常さが分かる、犬種とすら認められていない、ティーカップドッグ。

ティーカッププードルの作り方

 

未熟児を生ませるために、母親は虐待的な食事制限が行われます。

 

また、スコティッシュフォールドの折れ耳は骨軟骨異形成症という病気からきているものです。

日本は、世界でも目立って遺伝性疾患の犬が多い

 

軟骨にコブ(骨瘤)ができ、これが神経を圧迫し、激しい痛みを伴います。

スコ座りも、痛いから ああいった座り方をしているわけです。

 

日本では、この病気の猫が人気猫種ランキングで1位をとる恐ろしい国で、どれだけ国民に何の知識もないかが分かります。

そして、こんな人たちが、良いブリーダーもいる、ブリーダーは一生懸命やっているなどと言うのです。

動物を「購入」している側の意見なんて何の参考にもなりません。

 

業界側は、遺伝子検査をして、遺伝病を減らす取り組みなどを執拗にアピールしていますが、

ただのパフォーマンスであり、遺伝病は減らせていません。

 

ブリーダーが存在する限り、生体販売が存在する限り、このような事は絶対になくなりません。

今後も、安易な交配、安易な購入によって増え続けるでしょう。

 

 

 

さて 今回、断尾、断耳、狼爪切除など、

体の一部分を切りとられる犬という悲惨な実態を知り、憤りを感じている方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、体の一部分を切りとられているのは犬だけではありません。

 

日本ハムの養豚場の実態

 

採卵鶏のクチバシの切断

 

人間でいう指を落とすような痛み 

 

ウール製品は動物の苦しみ

 

豚や鶏や牛や羊も、肉や卵や乳製品やウールのために、各業界が体の一部分を麻酔なしで切り取られています。

どうですか? 憤りを感じますか?

それとも自分の欲のためならこれを正当化しますか?

 

犬だけがかわいそうですか?

動物は犬猫だけですか?

他の動物は感謝して頂けば虐待してもいいんですか?

ブリーダーたちが犬に感謝していると言えば、体の一部を切りとることを正当化できますか?

 

豚や鶏や牛や羊も、犬と何ら変わらない、感情も個性もある動物です。

断尾、断耳、狼爪切除をおかしいというなら、あなたが食べたり利用している、肉や卵や乳製品やウール製品の購入も改めるべきです。

 

動物達を痛めつける狂った世界を作り出しているのは我々人間です。

人を非難するだでなく、ぜひ自分自身の行動を振り返ってください。

 

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