ミンク60匹でコート1着が作られる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下は、2015年のデンマークのミンク毛皮農場の映像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のように、ミンクが狭く不衛生なケージに閉じ込められ、

7か月ほど過ごした後、エンジンの排出ガスで殺処分されるとあります。

 

生産者側は、

野生のミンクは水中で餌を捕獲しますが、餌は与えるから水は必要ないと主張し、

広いスペースで飼育しても快適さは変わらなかったという研究があるなどと主張しています。

狭いケージは不適切という研究があるにも関わらず、です。

 

まず、餌は与えるから水は必要ないといった主張は、ただの人間目線の話です。

 

また、広いスペースで飼育しても快適さは変わらなかったという主張は、生産者側が都合の良い研究結果だけに注目しているにすぎません。

普通に考えて変わらないなんて事はありえませんので、

研究員が毛皮産業に報酬を支払われて都合の良いデータを作成した可能性は否めないでしょう。

 

犬や猫が同じことをされていると考えれば、どれだけ悲惨なことかお分かりになるはずです。

ミンクだから大丈夫とか、そんなことはありえません。

 

すべての動物に、意識、感情、個性があり、

狭いところ、不衛生なところで、本能を満たせない生活を繰り返すのは、生き地獄でしかありません。

 

たった1着のコートのために、このような地獄の生活を送ったミンクが60匹も殺されているのです。

 

 

デンマークは2018年時点では、毛皮の最大供給国でした。

 

 

しかし2020年、デンマークで、新型コロナウイルスの変異型がミンクの飼育農場で発見され

デンマーク国内で飼育されているミンクを全て殺処分すると発表しました。

 

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デンマークで、新型コロナウイルスの変異型がミンクの飼育農場で発見されて
そのミンクから人間への感染が確認されたため、

デンマーク国内で飼育されるミンク約1,500万匹を全て殺処分することが発表され、

国内の1,000軒以上の農場で100万匹単位でミンクが殺されて穴に埋められています。

 

 

 

 

 

政府の指示では深さ1.5メートルの穴に埋めるようにされていたにも関わらず
実施者が1メートルの穴に埋めたため、

腐敗が始まって溜まったガスのために埋めたミンクが穴の中から地表に出てきたことから

ミンクがゾンビになったと大騒ぎになっていますが、死体が現れて動いているわけではありません。


全国のミンクを全て殺処分するように命じたものの、

デンマークの法律で実際に感染が確認されていない地域に、強制的に殺すことを命令する権限がないと
いうことが発覚したために

後追いで法律を作り始めるという不手際が発生して

デンマークの食品農業大臣は辞任しました。

 

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ミンク約1500万とありますが、実際は1700万匹にのぼるそうです。

1700万匹のミンクを大量虐殺すると、国が発表したのです。

 

デンマークは福祉の優れた良い国というイメージがあるのでしょうが、こと動物に関してはこんなものです。

 

ウイルスが発生しようとしなかろうと、日常的にミンクは大量虐殺されています。

国に毛皮用のミンクが1700万匹がいるということは、毎年、ミンクが1700万匹が殺されているということです。

ミンクにとってみれば、毛皮のために殺されようと、コロナのために殺されようと全く同じことです。

 

現在、デンマークの毛皮産業がどういう状態にあるのかは不明ですが、ミンク農場を廃止するなどという発表はないようです。

今回の件を反省することなく、今後この大量虐殺が毎年起こっていくということです。

 

 

ちなみにですが、動画のミンク農場の環境はまだマシな方です。

動画でも他のミンク農場には取材を断られたとありますが、取材を受けない農場がほとんどであり、

裏を返せば、とても人に見せられるような環境ではないということです。

 

以下は、リトアニアの毛皮農場を調査された方の映像です。

 

狭いケージに閉じ込められ、不衛生。

 

 

 

 

 

ゴミのような餌。

 

 

 

 

ストレスが溜まった仲間に、弱い子が攻撃されたり、食われたりします。

 

 

 

 

 

衰弱して、死んでしまう子達もいます。

 

 

 

 

遺体が他の子に食べられることもあります。

 

時には生きたまま食べられてしまうこともあります。

毛皮生産はホラー

 

 

以下は、フィンランドの毛皮農場の映像です。

 

これは何の動物か分かりますか?

 

キツネです。

 

野生では3kg~5kgしかない体重が、このフィンランドの農場のキツネたちは 平均体重19.4kgもあり、モンスターフォックスと呼ばれています。

 

少しでも表面積を広くして、少しでも多くの毛皮を取って、少しでも多くの利益を得ようとして肥満にさせるのです。

 

フィンランドのモンスターフォックス、苦しみ続く

 

 

毛皮は、動物たちの毛を、ハサミでチョキチョキ切ったり、バリカンで剃って、取っているわけではありません。

毛皮は、文字通り、毛と皮なのです。

動物から皮をひきはがさなければ、毛皮にはならないのです。

 

そして、中国などの毛皮農場では、生きたまま毛皮をひきはがしているのです。

頭を殴られ、手と足を切られ、生きたまま皮膚ごとはがされます。

 

即死ではなく、その後5分~10分生き続けたのちに絶命する子もいます。

 

 

毛皮は副産物だとか、あますことなくいただくとか、毛皮がオシャレだとか、ファッションだとか、今後も買うという人は、

以下の生きたまま毛皮を剝がされる4つの映像をしっかりご覧ください。

 

中国の毛皮取引の衝撃的な実態

 

半殺しの状態で何度も首や顔を踏みつけ、血を吐くまで苦しめる

 

犬が生きたまま皮を剥がされています

 

 

 

以下は、はがされた後、立ち上がり歩いている動画です。

 

を押して動画をご覧ください。

 

 

生きたまま、皮膚から毛皮を剥ぎ取る

 

なんの種類かもわからないほど、無残に皮膚を引き離された動物達

 

皮を剥がされたキツネ

 

 

感電させて殺してから、皮をはぐこともあります。

毛皮の作り方

 

口に鉄棒を無理やりくわえさせ、もう一本の鉄棒をお尻に突き刺し、感電させます。

 

筋肉が収縮し、心臓発作と同じ状況になり同時に呼吸麻痺に陥り死亡します。

 

 

二酸化炭素ガスで窒息死させられてから、殺されることもあります。

上記は犬猫の二酸化炭素ガスによる殺処分動画ですが、苦しんで死んでいくのは言うまでもないでしょう。

 

 

 

死んだ後は、ゴミとして廃棄されます。

あなたのファーの残りです

 

いっそ死んだほうがこの痛みから解放される

 

 

また、野生動物を罠にかけて、捕らえ、毛皮を取ることもあります。

 

****************引用****************

 

ボブキャット、コヨーテ、キツネ、リンクス(オオヤマネコ)、アライグマ、オオカミといった野生動物も、

毛皮をとるために罠にかけられ、壮絶な痛みと苦しみを味わい、力尽きて死んでいくのです。

 

鋭い歯が手足に食い込むトラバサミやくくり罠などにかかった動物たちは、何とか逃げようと、自分の手足を食いちぎったりもします。

 

動物たちは罠にかかった状態で長時間放置され、その間に衰弱して死に至ったり、罠を確認に来たハンターによって踏み殺されたり、殴り殺されます。

foranimalsjapan

 

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以下は、罠にかかったコヨーテが、ハンターに銃で打たれ、殺される映像です。

 

罠にかかって数時間動けないため、やむをえず、自分の手足を食いちぎって罠を逃れる動物もいます。

 

 

ミンク、ウサギ、タヌキ、キツネ、コヨーテなどが毛皮にされていますが、皆さんが好きであろう犬や猫も毛皮にされています。

 

 

また、水族館で人気のアザラシも、赤ちゃんが棍棒で殴られ、毛皮にされています。

赤ちゃんアザラシが毛皮の為に殴られ殺される

 

 

これが毛皮の生産です。

 

質の良い毛皮を、大量に、安く、いつでも、どこでも手に入れたい、という需要に応えるために、

生産者は、動物達を虐殺し続けています。

 

「虐待は反対! でも安くしてほしいし、いつでも手に入るようにしてほしい。」

そんなことはありえません。

 

毛皮を買う以上は、「動物達から暴力的に奪ってください。」と、誰かに頼んでいるのと同じことです。

 

 

日本に毛皮農場はありませんので、日本にある毛皮はすべて輸入されたものです。

 

輸入量は減少してきたものの、いまだ約49万頭以上もの動物たちが、日本人が着飾る毛皮のために犠牲になっています。

 

 

世界では毛皮は廃止の方向へ向かっていますが、日本は毛皮産業を振興するべく、毛皮産業の事業者に補助金を出しています。

 

 

皆さんが毛皮を購入する限り、毛皮反対の意思を示さない限り、この暴力産業はなくなることはありません。

 

毛皮など生きていく上で、全く必要ありません。

購入しないようにしてください。

 

ファーコートなどの露骨な毛皮使用品以外にも、色々な物に一部分だけつけられていることもあります。

そういった物にも注意を払ってください。

 

特に猫を飼われている方は、猫のおもちゃには毛皮がついていることが多いです。

 

 

 

動物性の素材の生産は、すべて動物虐待の産物です。

 

ウール(羊毛)

 

 

アンゴラ

 

ダウン・フェザー

 

アルパカウール

 

カシミヤ

 

モヘア

 

シルク

 

 

動物性素材を購入しておきながら、販売しておきながら、

犬猫の虐待や、悪徳繁殖家を非難する資格はありません。

 

基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。

 

最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、

最大のエシカルは、「消費しないこと」です。

 

衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。

どうしても新しいものが必要な場合は、

アニマルフリーのブランドから購入するとか、

タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか

古着を購入するようにしましょう。

 

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