JAVAは、1986年の設立以来、動物実験の廃止を求める活動を中心に動物の権利擁護を訴え続けてきた団体です。
以下はJAVAのインスタの投稿です。
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投稿画像内に書かれている実習は、長年にわたり動物実験の取材を行っている記者の森映子さんの著書
「増補改訂版 犬が殺される」(同時代社)
で取り上げられた外科実習の事例の一つです。
2013年まで少なくとも30年以上の間、日本獣医生命科学大学では、
一頭の実験用ビーグル犬に開腹・開胸手術等を5日連続で行うという恐ろしい実習が行われていたそうです。
手術された犬は、麻酔から覚めると痛がってキューンキューンと鳴き叫んでいたとのこと。
さらに、最初の何日かは水こそ与えられますが、5日間絶食させられたそうです。
この大学では、生きた犬を使う実習が一度は中止になったものの、
「生きた犬の実習を再開するよう」求める声があがり、
再び生きた犬を1日使い、そのまま致死させる形式になってしまったとのことです。
****************引用終****************
獣医師になる人たちは、解剖実習を経験します。
動物の命を救うはずの人たちが、実は大学で数多くの動物達を傷つけたり、殺したりしているのです。
投稿の犬は、5日間も連続で、絶食状態の中、胸や腹を切り裂かれ続けました。
詳しい記事がありました。
***************一部引用***************
「外科実習の前日に実験犬を犬舎から外に出すと、しっぽを振って大喜びします。翌日には殺されるのに……切ない」
「バケツにどんどん死体を捨てた」――。
憧れの獣医師になるために大学に入ったら、犬、牛、鶏、ラットなど多くの実験動物を傷つける実習にショックを受ける学生がいる。
狭くて汚いケージに実験動物を閉じ込め、麻酔の失敗で動物が苦しんだり、術後のケアも不適切だったりする事例があることが取材で分かった。
私は2017年から2年間かけて、獣医大関係者らの証言、国公立獣医大に情報公開請求した動物実験計画書などに基づき、各地の獣医大を取材した。
全17の獣医大に取材を申し込み、そのうち2大学が飼育施設、1大学が臨床実習の見学をさせてくれた。
日本の獣医大の「実習」とは、
実験動物で解剖、手術の練習などを行うものと、
動物病院に連れてこられる病気の犬猫、農場の病気の牛・馬などを診る臨床実習の2種類がある。
日本は長らく実験動物の実習に頼り、臨床実習は「ほとんど見学」(大学関係者)という状態が続いてきた。
例えば犬の外科手術は日本では、1日で終えて安楽死させるのが一般的だ。
しかし日本獣医生命科学大(東京都武蔵市)では、連続5日間同じ犬の開腹・開胸手術をしていたことが分かった。
1日目に不妊去勢、
2日目に脾臓の摘出、
3日目に腸管吻合、
4日目に骨盤から大たい骨を外す、
5日目に肺の切除、という内容。
毎日、手術をして麻酔から覚めたら翌日再び麻酔をかけて体を切ることを繰り返し、
「犬は痛がってキューン、キューンと泣き叫んでいた」(卒業生)。
5日間連続手術について、動物実験に詳しい獣医師は
「通常の不妊手術でも、雌犬は術後数日間は非常に痛がる。残酷極まりない。これは動物愛護管理法にも違反する行為ではないか」
と憤った。
少なくともこの方法を30年以上続けていたが、ある学生が外部の組織に訴えて翌年から中止された。
同大に事実関係を問うと、17年8月に河上栄一獣医学部長名の書面で
「ご指摘の通り、4年前までは実施していました。しかし、現在は1日のみ生体を使用することに変更しました」
などと返答があった。
大阪府立大も外科実習で、同じ犬を3回開腹・開胸手術で使っていたことが分かった。
同大に今後の方針を聞くと、岡田利也獣医学類長名の書面で
「18年4月から外科実習の犬を半分に減らす予定」と回答があり、
今年再び質問すると、「19年4月以降、外科実習で実験犬を用いておりません」(岡田氏)とのことだった。
実験動物の実習について、獣医大卒業生は
「医学部では、生きている人間を手術の練習台にせず、御献体を使い、臨床実習で学ぶ。
獣医学部なら動物を犠牲にしていいとは思いませんでしたが、教員に理解してもらえず、仕方なく授業を受けました」
と打ち明けた。
酷い話は犬にとどまらない。
酪農学園大(北海道江別市)で09年、
北里大(青森県十和田市)で14年、
実験牛を麻酔せずに放血殺して解剖に使っていたことが学生の内部告発によって明らかになった。
告発文には
「子牛は首をずばっと切られたとき、モーモーと苦しそうに大きな叫び声を上げた」
などと記されていた。
両大学は事実関係を認め、
「獣医学部においては、研究、教育いかなる場合においても、牛の無麻酔放血殺は廃止してます」(北里大)
などと明言し、
「16年から全身麻酔をかけた後、筋弛緩薬で呼吸停止を確認。以前は麻酔下での放血も認めていましたが、今は放血はやっていません」(山下和人酪農学園大教授)
としている。
さらに最近の取材で、ラット、マウスなどの実習で不適切な扱いがあることが分かった。
例えば北里大では、教員がラットに麻酔を実演した後にやるのだが、大学関係者によると、
「薬を充満させた瓶の中に入れて麻酔をかけたのですが、学生は教員から麻酔薬の量について明確な指示もなく、加減が分からず適当に入れました。
すると解剖の途中で麻酔が切れてラットが暴れ出した。二酸化炭素を充満させた瓶に入れて死なせたが、腹から血が流れ出していた。
その場で、『やばいね~』『殺害だね』という声が上がりましたが、そのままラットの体を切り続けている学生もいた」
という。
術後の処置にも問題を感じた。
北里大の実習では、ラットの卵巣を切除してクリップで縫合後、ケージに戻したが、
「ケージは糞尿だらけ。さらに複数のラットを同じケージに入れるので、クリップをかじり合って傷口が化膿してしまった」。
金網のケージ内に、巣箱など動物の行動欲求を満たす環境エンリッチメントの用具は何もなかった。
獣医学的ケアに詳しい関係者は
「金網は足裏を痛めます。せめてタオルを入れれば、寒さから身を守れて、くるまって眠ることもできます。本来は、飼い方と術後ケアも含めての教育ではないのでしょうか」
と指摘する。
この他、脊髄反射を見るために、上顎をはさみで切って頭がない「脊髄ガエル」を作る生理学の実習がある。
「切る場所がずれると、『はい、別のカエル』と次々と取り換えた記憶が今も頭から離れない」
と語る学生もいる。
私はこれらの事実確認のために、北里大の高井伸二獣医学部長に今年2月に質問書を送ったが、返答はなかった。
保定(動物が動かないように押さえておくこと)や腹腔内投与などの練習ができるマウスの模型をいくつか導入した獣医大でも、必ずしも模型を十分活用しているとはいいがたい実態がある。
麻布大(神奈川県相模原市)ではマウスを使う実習で、模型はあったが、
「教員は『模型もありますよ。高いから壊さないでね』という感じで、全員が練習をみっちりやりなさい、という感じではなかった」
と学生。
生きたマウスは一人1匹ずつ与えられたが、
「しっぽに生理食塩水を静脈注射する練習でも暴れたので、何度もしっぽをひっぱり、マウスが疲れ果てるまで繰り返してました」。
最後は麻酔薬を過剰投与して安楽死させ、解剖して臓器の位置を確認した。
実験マウスは
「どんどん繁殖するので時々間引きされています。
毎日『今日実験、実習に使われるのはこの子』と見送っているうちに、動物実験に嫌悪感を覚えるようになった……」
と打ち明ける学生もいた。
有精卵の中にウイルスを投与して1週間後に胎児を取り出す実習もあった。
「グロテスクだった。胎児には血管が通い、ひよこの形をしていた。
細胞培養するため臓器を次々取り出して、バケツにどんどん死体を捨てた。嫌になりました」
私はこれらの点について、麻布大に2月に質問したところ、村上賢獣医学部長名の文書で
「代替法教材を積極活用するとともに、動物の福祉に配慮した実習を行っております。また臨床実習におけるシェルター・メディシンの導入を検討しています。動物福祉の取り組みについては、ホームページなどで公開することを準備してますので、今後はそちらでご確認ください」
と返ってきた。
このような実習に疑問を抱いている学生が気持ちを吐露した。
「どの実習も殺すほど必要だった、と納得したことがない。今は優れた模型もあり、代替法や動画で十分学べると思う」
「教員に実習の必要性について尋ねたら、『必ずしも必要ではないが、まぁやっとけば』『私もよく分からない』と返ってきました」
「教員から『自分たち専門家は一般の人と考え方が違う。外で実習の話をするな』と言われました」
中には
「このような授業を受け続けると、学生全員が良心の欠如した人間になってしまうのではないか」
と訴える学生もいる。
****************引用終****************
もはや獣医大側には良心の欠片もないようですね。
私立大学というのは所詮ビジネスです。
「模型は高いから壊さないでね。」麻布大のこの言葉に全てが詰まっている気がします。
生きた動物達を買って殺した方が安上がり。
痛かろうが苦しもうが死のうが知ったことではない。
金は命よりも大事。
これらはあくまで一部であって、同じような事がところどころで、場合によってはもっとひどい事も行われているでしょう。
何のルールもなく、やりたい放題です。
人間という生き物の愚かさを痛感しますね。
もちろん、獣医学生の子達の中には、このような悲惨な実験に苦しみや悲しみを抱く子もいます。
2009年には酪農学園大学の女子学生が、牛の殺処分の残酷さに耐えかね、自殺しました。
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北海道江別市にある酪農学園大学。
自然環境に恵まれたこの大学で女子学生が自殺しました。
彼女が自殺したのは、昨年10月末。
苦にしていたのは、酪農学園大学獣医学科での、牛の殺処分方法でした。
以下は、女子学生からの内部告発の一部です。
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筋弛緩剤を頸静脈に打ち、
牛が倒れたら「足結び係」が足を結び「放血係」が首を刀で裂き、
バケツにつながるチューブを動脈内に挿し込み、
眼瞼反射や肛門反射で死を確認し、足のロープにフックを掛け、
解剖室中央に牛を移動させ
(
頭をはずし、
そのあと「腹出し係」がお腹を刀で裂き、腸、
そして「胸出し係」が胸くうを空け、肺と心臓を取り出す。
子牛の場合は、ドンと押せば倒れるので、その要領で倒し、
時折、
動脈は体の深部にあるので、
その際、牛がモーモー!!!
「モーモー!!!!!だってよ、
まだ鳴いている子牛に先生が近づき、
****************引用終****************
このように自殺をするほど苦しむ子もいれば、
最後にあるように、苦しむ様子をあざ笑うサイコパスの獣医学生もいます。
私は大学受験指導をしていますが、獣医大に進む人全員が、動物を救うために獣医を志していると思ったら大間違いです。
よくあるケースとしては、医学部に合格できなかった受験生が、仕方なく獣医学部や薬学部や歯学部に進むケースです。
医学部は浪人が当たり前の世界で、平均で2.5浪と言われるほどの難しい受験であり、
特に近年は、非常に高額な学費の私立の医学部であっても、合格するのは至難です。
生半可な能力や努力では合格できません。
浪人を重ね、合格できず、あきらめて、他の医療系学部に進むケースは、特に珍しくありません。
もちろん、その中には大して動物好きでもない、共感力のない人間も混ざってくるでしょう。
まぁこれは、動物好きであっても同じですけど。
今も、多くの動物達が、獣医学生によって、切り刻まれ、殺されています。
獣医学部の実習のために、四肢を画鋲で板に張り付けられ、腋下を鋏で切られスポイトで血を吸い上げ殺されたネズミ
実験中に命を落とすことは日常茶飯事であり
これらの苦しみに耐えて生き残ったとしても、待ち受けているのは殺処分です。
用済みとなったマウスは、ガス殺、頚椎脱臼、ギロチンなどによって殺処分されます。
繁殖業者は、動物実験用のビーグル犬などを繁殖させ、実験施設などに売り飛ばし利益を得ています。
生体販売の繁殖犬と同じように、母犬は狭い場所に閉じ込められ、
繁殖能力が衰えるまで子供を生まされ続けます。
1匹1匹のケアは行われませんので、生まれた子犬は死亡することも多々あります。
繁殖した犬たちは、監禁されながら飼育され続けます。
そして、動物実験に利用され続けます。
そして用済みになれば、殺されるのでしょう。
獣医学部もこういった業者から仕入れているのでしょう。
上記の画像の犬種はビーグル犬ですが、ビーグル犬は動物実験に利用されることが多い犬種です。
個体差が少ないため、正確なデータが取りやすいことを始め
食欲旺盛で薬が混ぜやすいこと、
多産で繁殖しやすいこと、
性格が温厚であることが、動物実験に利用されてしまう理由といわれています。
岐阜大学では、2022年に、動物実験を減らすための取り組みとして、
切開と縫合などの手術が学べる臓器模型の開発費用を、クラウドファンディングで募っていました。
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【岐阜大学自ら臓器模型を🫀作成✨】
「動物の命を守るために、動物の命を犠牲にするのか。」
本来だったら至極当たり前のこと…
学ぶ学生達は心の葛藤を抱えつつも、実習実験を繰り返し、立派な医者になっています。
それが辛くて途中で挫折してしまった学生も、たくさん居たと思います。
2021年公開の「犬部」という映画は、獣医を目指す主人公が、生きた動物を犠牲にしないで資格がとれるよう、
通常よりはるかに多い臨床実習や研究レポート等を提出し、単位を取れた実話を映画にしたものです。
熱意が教授を動かしたのですが、今の日本ではなかなか難しいのが現状。
だからこそ映画にもなったのでしょう。
人間は「慣れ」という魔物を誰もが持っています。
日本獣医生命科学大学で、同じ犬を5日間連続で開腹手術を30年も続けていて、学生が外部の組織に訴えて翌年からやめたということがありました。
大阪府立大も同じ犬を3回開腹、開胸…
学生の告発で明るみになっただけで、実習(実験や解剖)には詳細なルールもあるわけではない為、使えるだけ使うのことに慣れてしまったのだと思います。
内臓はたくさんあるから、と。ところが生きているわけですから麻酔を使っても冷める時には激痛と苦しみを伴います。キューンキューンと痛がっていたそうです。でも次の日にはまた開腹手術。。。地獄です。終わったら虫の息のままゴミ箱行きです。
読む方も苦しいと思います。申し訳ありません🙇♀️
日本の動物福祉は極めて遅れていますが、大学でも3Rの徹底が求められています。
プロジェクトの文を借りると「生体を使わない教育を推進することが先進国の責務」です✨
今の教育現場を私の友人(お子さんが学生)にヒアリングしたところ、
⭐️医学部では低学年の時にラットを1回、2年で人間で1回、あとは臨床実習
⭐️薬学部の授業では年に2〜3回🐭だけど、
研究室では毎日のように1人2匹🐭😭
⭐️獣医学部では🐭🐇🐶🐖🐄🐴😭
後半は実際に臨床実習(手術)と話してました。
海外の既存の模型は非常に高額で、学ぶ大学に模型があったとしても、一人一人が自由に使える状況ではありません。
そこで岐阜大学は、大学からの開発資金や文部科学省の科学研究費補助金を元に日本の企業と共同で臓器模型の開発に成功しました‼️🎊
安価な消耗品を替えれば切開と縫合などの手術が繰り返し学べる素晴らしい臓器模型です!✨👏✨
ただ、その模型を作るにはお金がかかります💸
今在籍している学生のために、
模型の教材費を募るべくクラファンが始められました。私も支援させていただきました☺️
動物を犠牲にしないで、この臓器模型で何度も何度も練習してほしい。心からそう思います😊
この事実が日本中の獣医学部、医学部、薬学部にも広まりますように。
当たり前に動物の犠牲が行われない教育現場となってほしいです🙏
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こちらがクラファンのページになります。
目標金額の500万は達成され、倍以上の1000万が集まりました。
動物実験は他にも
食べ物
タバコ
化粧品やシャンプー
薬など、様々な商品のために行われています。
薬は必要、薬は仕方がないから動物実験は仕方がないとか言う人がいますが、
0にできないからといって100の虐殺を許すという考えが浅はかです。
少なくとも、タバコなど人間に必要ありませんし、
化粧品、シャンプーは、動物実験をせずに、代替実験で製品を作っているものがあるわけですから、そちらを購入してください。
動物実験に反対し、動物実験を終わりにできるよう行動していきましょう。
LUSHは、化粧品のための動物実験をしないメーカーとして世界的に有名です。
私は、シャンプー・トリートメントは、ダイアンビートゥルーを使っています。
動物実験なし、無添加、容器もリサイクルプラスチックです。
マツモトキヨシや、ココカラファインで購入できます。
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