今年2022年3月1日に、またもや京都水族館のハンドウイルカの「キア」の妊娠が発覚したようです。
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現在妊娠5カ月目に入っており、2022年9月下旬に出産を迎える予定です。
なお、父親は赤ちゃんの誕生後にDNA検査を行い特定します。
当面、イルカパフォーマンスは「キア」の体調を見ながら継続しますが、
9月以降は安心して出産を迎えるための環境づくりを優先し、イルカパフォーマンスなどを中止させていただく予定です。
なお、「キア」の妊娠は、今回で2回目となります。
2020年11月に初の妊娠が確認され、2021年8月7日にオスの赤ちゃんを出産しましたが、
吻先から生まれる逆子であり遊泳力が弱く、残念ながら約5時間後に死亡いたしました。
その後、「キア」の体調管理を続けながら、回復が確認された段階でほかのイルカと同じプールでの生活を再開しています。
イルカの繁殖については、仔獣が順調に成長することが難しいとされておりますが、
当館は昨年の経験も踏まえ、専門家や他園館の協力も仰ぎながら出産に備えてまいります。
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2020年11月にも「キア」の妊娠が発覚しました。
そしてキアは、2021年8月に出産しましたが、赤ちゃんは5時間で死亡しました。
京都水族館は、こちらの記事でも書いた通り、かなり管理体制が雑な水族館です。
京都水族館で2019年7月30日に、亡くなったマリアは、口の中がボロボロでした。
専門家とやらがいるにも関わらず、間違った治療を行い、何年も治せず 殺しました。
イルカトレーナーか獣医かよく分からない人物が、笑いながら雑談しながら、レーザーをあてていました。
雑にレーザーをあてているため、傷口以外の皮膚も焼いていました。
さらに、シードというイルカは、
吻(ふん)という口の突き出た部分が、えぐれて、組織が見えてしまっていました。
こんなにひどいケガなのに、京都水族館の回答は、「原因が分からない」。
かなりお粗末な水族館という事が、これでよくお分かりになったと思います。
このような水族館が、妊娠が発覚したキアのために、最大限の配慮をするわけがなく、
出産ギリギリまでショーに出演させるようです。
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どうか皆さんのお力をお貸しください(拡散希望です)
京都水族館のイルカのキア (推定12歳 野生から水族館)が、
妊娠しましたが、現在毎日複数回のショーに出演し続けています😭
昨年キアは、同じように妊娠後ショーに出続け、逆子で出産し僅か5時間で赤ちゃんは亡くなりました😭
そして母キアは悲しみの中2ヶ月でショーに復帰し、そしてまたすぐに妊娠しました。
ショーは、もちろんジャンプや回転、大音量の音楽もあり、餌をもらうためにはトレーナーの言うことを聞かなくてはなりません。
狭いプールで5頭のイルカ達との関係性も 全てが母キアとお腹の胎仔にストレスがかかります。
水族館のイルカの繁殖率はかなり悪く、半分以上が1歳前に死んでしまいます。
ショーにも原因があるのではないでしょうか?
二度もキアに深い悲しみを与えたくはありません!
どうかイルカショーの中止の声を京都水族館に届けてください!
そしてイルカショーに行かないでください!
イルカショーではキアの紹介はしますが、妊娠しているとは一言もいいません😭😭😭
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クレームがくると困ると思ったのか、観客には妊娠していることを伏せて、ショーに出演させているようですね。
というか、京都水族館は、日頃、5頭のイルカを同じプールに閉じ込めっぱなしなんですね。
冒頭の妊娠発覚の記事の、父親が誰か分からない、という文に合点がいきました。
人工授精ではないからマシだと思いましたが、結局、複数のオスとメスが同じ場所に閉じ込められっぱなしってことですね。
これって、もし好みじゃない相手だったら地獄ですよ。
PEACEの代表の方は、30年前に、地元の水族館の小さなタンクで
イルカ1頭がもう1頭に追いかけられ必死になるも逃げ場がない場面を見た、とおっしゃられていました。
朝日新聞からインタビューを受けました。テーマはイルカショーでした。
— PEACE 命の搾取ではなく尊厳を (@animalsPEACEnet) February 13, 2022
地元の水族館の小さなタンクで1頭がもう1頭に追いかけられ必死になるも逃げ場がない恐怖を見てしまってから約30年…ようやくです。
【朝日新聞】(フォーラム)動物の幸せって? 反響編https://t.co/qrUD1f2aIA
動物だから誰とでも交配するとでも思ってますか?
それは動物を見下している証。
動物が異性を選ぶときも、好みがあり、好みでない相手とは交配しません。
好きでもない男と1日中閉じ込められて、発情して追い掛け回されるところを想像してくださいよ。
逃げ場がないので、レイプされるしかありませんよね。
また、冒頭の記事で、京都水族館側も認めていますが、イルカの繁殖失敗率は非常に高く、
いおワールドかごしま水族館の2020年時点での赤ちゃん死亡率は、なんと89%です。
水族館という極めて不自然な環境が、イルカたちに合っていないためでしょう。
野生のイルカは死んだ魚を食べません。
なので、 彼らは、イルカたちに死んだ魚を食べさせることから調教します。
その際、無理やりタオルで口をこじ開けられることがあります。
シャチなどの大型になると、鉄の棒でこじ開けることもあるそうです。
死んだ魚は水分を含んでいないため、口にチューブをさしこみ、水分を与えます。
これを見ただけで、どれだけ不自然なことなのかがよく分かるでしょう。
死んだ魚を与えられることにより、ビタミン不足になり、
1日65kmを泳ぐイルカは、水族館の狭いプールの不自然な環境や、やりたくもないショーの調教などによって、常にストレスを抱え
体調を崩しやすく、免疫が下がり、感染症にかかりやすくなります。
そのため、ビタミン剤や、胃腸薬や、抗生剤などのあらゆる薬が必要になります。
水族館がどれだけ虐待的な施設か分かりましたか?
この虐待を支えているのは、水族館に行き、イルカショーを見るあなた方です。
専門家がショーをしないと運動不足になるとか言い出すかもしれませんが、
このような失敗だらけの水族館に関わる専門家たちが何かを言ったところで、本当かどうかは分かりませんよね。
また、キアは野生から捕獲されたようです。
野生のイルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。
バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を
カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。
イルカはこの音から逃れようとします。
この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、
捕まってしまうのです。
こうして、家族で楽しく暮らしていたイルカ達の日々は、人間の手によって、突然終わりを告げるのです。
追い込まれたイルカは、
水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。
すなわち、生体販売用のイルカか、食用のイルカかが選別されるのです。
生体販売用に選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。
— キリ (@Kiri36268982) October 4, 2021
殺すときは、こちらの金属性のピックを
ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)
イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。
のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。
先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。
妊娠しているイルカであろうと、子供であろうと、赤ちゃんであろうと、猟師は容赦なく皆殺しにします。
太地町の追い込み猟は、「伝統」であり、「食文化」のために行われていると洗脳されている人が多いですが、それは嘘です。
4:57頃から。
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イルカ猟は、1969年に、太地くじらの博物館がイルカを生体展示して客を呼ぼうとして、始まった猟。
今年で53年目。
日本政府や太地町が言っている400年の歴史があるというのは嘘。
400年前に古式捕鯨というのをやってたらしいが、その古式捕鯨の伝統は受け継がれていない。
古式捕鯨というのは、ふんどしをしめた男たちが、手漕ぎのボートで、
太地町沖を回遊しているクジラを、銛で刺して、網を張って行く手を阻んで捕まえていた。
そんなことやっている人は今誰もいない。
太地町の捕鯨船は「第七勝丸」というのが1そうあるだけで、基本的に北西太平洋とかかなりの沖の方でやってる。
第七勝丸の先っぽには、ハープーンといって、手元のスイッチで爆発して銛が飛んでいき、クジラを刺し殺す。
昔の古式捕鯨というのは、伝統的に受け継がれていない。
追い込み猟も、その方法とは全然違う。
だから、伝統とか文化とかそういうものではなく、1969年に始まった新しい生体販売のビジネス。
1960年代は、アメリカのホームドラマの「フリッパー」が大ブームになった。
これが世界中で広がり、イルカ売れば儲かる、イルカ展示すれば客がくるということで、
水族館やイルカショーが始まった。
そのため、1960年代~70年代に、日本でも水族館ができた。
食肉用のイルカは、1頭あたり、1万5000円~5万円。
生体販売するイルカの場合は、1頭あたり、100万円~150万円の間で取引される。
今シーズン殺された498頭のイルカは、5万円で計算すると、合計で2490万円。
生体販売用に捕獲された65頭のイルカは、150万円で計算すると、合計で9750万円。
つまり、生体販売のためにやっていて、いらないイルカを殺して食肉にしているだけ。
猟に出た時に、燃料代や人件費がかかってるから、見つけたイルカはとりあえず追い込んで殺しているが、メインは生体販売。
今年津波があって生け簀が壊れて、イルカが逃げたり死んだりした。
生け簀が壊れてから4~5日間、猟に出ていない。
なぜなら、イルカを見つけて追い込んでも生け簀がなかったら入れるところがないから。
イルカを見つけても殺して食肉にするしかなく、儲からないから、生け簀を作っていた。
そして、生け簀を作ってから猟に出た。
つまり、追い込み猟が生体販売のためであるという証明。
もし、誰も水族館に行かなくなり、生体販売がなくなればどうなるのか。
今シーズンは
食肉の2490万円と、生体販売の9750万円。
合計で、1億2240万円の収入。
猟師は12人だから、12で割ると、1人あたり1020万円。
追い込み猟は6か月だから、6で割ると、1か月あたり170万円が給料。
結構な儲け。
だから6か月だけ働いて、あとの6か月は仕事しないで、旅行に行ったり趣味をしたりする。
ところが、もし生体販売がなかったら、食肉の2490万円の収入だけ。
12で割ると、1人あたり207万5000円。
6で割ると、1か月あたり34万5833円が給料。
この34万の給料から、組合の雇っている補助の猟師を雇ったり、燃料費を出さなければならない。
元イルカ猟師に聞くと、燃料費(軽油)は、1日50~60リットル使う。
軽油は安めに見て、1リットル104円。
1か月で、104円×60ℓ×30日=18万7200円
だから、月収34万5833円-燃料費18万7200円=15万8633円
の収入にしかならない。
これでは猟はやっていけない。
つまり追い込み猟は、生体販売が重要な猟。
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「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。
食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。
以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。
食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。
それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。
しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。
それは、生きたまま捕らえたいから。
すなわち、生体販売をしたいからです。
なぜなら、生体販売をすれば儲かるからです。
つまり、追い込み猟は伝統でも文化でもなく、金儲けのために行っているんですね。
つまり、儲からなくなれば、ただちに追い込み猟は終わります。
つまり、水族館がなくなれば、追い込み猟は終わります。
つまり、この追い込み猟によるイルカ達の虐殺を支えているのは、
やはり水族館に行き、イルカショーを見るあなた方なのです。
一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。
仮に選ばれても、餌でコントロールされながら、体を踏まれたり、
臓器に負担がかかるにも関わらず、陸にあげられたりしながら、芸を調教されます。
そして、狭い水族館で、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。
1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。
選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。
犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?
悪徳ブリーダーを非難しておきながら、
水族館に行って、悪徳水族館、悪徳トレーナー、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?
生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。
そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。
すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。
今期の追い込み猟は終わりましたが、また9月になれば再開します。
イルカを殺しているのは、水族館に行くあなたです。
水族館に行くのをやめてください。
2022/6/17追記
皆さんが声を上げた結果、キアはショーの出演が休止となりました。
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