「水族館の人気者」 イルカが迎える恐ろしい結末 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

今朝、東洋経済新聞で、素晴らしい記事が掲載されました!

 

 

タイトル

「水族館の人気者」イルカが迎える恐ろしい結末

 

 

 

 

なんと、日本のメディアが、

イルカ追い込み猟の現実を、取り上げたのです!

 

 

日本人は、追い込み猟という名前を聞くと、

中身を知らないにも関わらず、伝統・文化だと思い込み、思考停止に陥っていました。

 

利権が絡んだ人間たちに、情報をコントロールされ、

メディアの報道によって、国民が洗脳されてきたからです。

 

しかし、東洋経済新聞はその流れを断ち切り、真実の報道を行いました。

素晴らしいですね。

 

これによって、多くの人たちが、水族館の闇を知ることとなります。

 

まさか、動物愛護後進国の日本で、こんな日がくるとは。

 

ぜひ記事をお読みください。

 

人間側に偏った、忖度した内容は一切ありません。

 

 

 

補足にもなるでしょうから、以下、こちらでも追い込み猟について記載しておきます。

 

 

水族館のイルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

 

捕まってしまうのです。

 

 

 

 

追い込み猟では、追い込みの恐怖でパニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカがいます。

 

 

この様子を見れば、イルカたちがどれだけ恐怖を感じているのかがよく分かるでしょう。

 

 

 

 

 

 

水族館に行っているのであれば、この恐怖を与えているのはあなたです。

 

 

 

 

ネットに引っかかるイルカもいます。

 

イルカは我々と同じ肺呼吸なので、ネットに引っかかって水面に上がれなくなると、やがて溺死します。

 

 

 

 

追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。


 

選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの尖った棒を

 

イルカのせきずいにつき刺し、ねじり込みます。

 

 

そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。

 

 

先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

このシーンを見られないようにするために、猟師たちは、グレーのシートの下で、コソコソとイルカを殺します。

 

 

また、ピックで突き刺した後、傷口を木の棒のようなものでフタをします。

 

これは血を海に流さないようにして、残酷ではないように見せるためです。

 

これによってイルカは長く苦しむことになり、30分ほど苦しんだ末、絶命することもあります。

 

 

このような処置をしても、血が流れ出て、海が赤く染まることも多々あります。

 

【太地】殺戮が止まらない

 

 

 

イルカの群れの中には、もちろん子供や赤ちゃんもいます。

 

以下は、家族が殺されたときの血で赤く染まった海を泳ぐ、赤ちゃんイルカです。

血の中を泳ぐ赤ちゃんイルカ、笑うトレーナー

 

 

妊娠しているイルカであろうと、子供であろうと、赤ちゃんであろうと、猟師は容赦なく皆殺しにします。

赤ちゃん、子ども、妊娠中でも、容赦なく皆殺し

 

 

 

 

イルカのトレーナーは、イルカ好きではないって知ってましたか?

 

先ほど述べた通り、追い込まれたイルカ達は生体販売向きかどうかを選別されますが

その選別作業を行うのは、イルカのトレーナーたちです。

 

 

 

トレーナーたちは、自分達に選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

 

以下は、追い込まれたイルカがパニックで岩にぶつかって血だらけになるのを、目の前で見ているトレーナー。

 

 

皆さんは、好きな動物が目の前で苦しんでいるのを見て、平然としていられますか?

 

 

 

こちらは生体販売用に捕らえたイルカの頭を、足で踏んづけるトレーナーです。

 

 

 

 

 

そして、以下は、猟師とともに、イルカを追い込むトレーナーたちの様子です。

 

ドルフィントレーナ達が一緒にイルカを追い込む

 

 

 

命を犠牲にすることに慣れきったトレーナーたちは、

選別作業の際も緊張感はなく、笑いながら和気あいあいと作業を行っています。

 

水族館の闇(LIA Youtube)。

 

 

 

この水族館のイルカは、胸に傷があります。

 

 

長い間傷が治らなかったため、獣医が傷を焼いたそうです。

 

 

そのイルカに乗り、ショーをするトレーナーの様子です。

 

 

 

 

 

 

また、水族館の環境に合わないイルカたちは、チューブを突っ込んで水分を与えられたり、

 

薬漬けにされています。

チューブを差し込まれ、薬漬けにされる

 

 

 

環境に合わないイルカ達は、ストレスから免疫力が下がり、病気になり、衰弱し、水族館の中で次々死んでいます。

 

イルカを繁殖させては死なせる

 

 

種の保存を謳っていますが、繁殖は失敗続きで、まるでできていません。

 

仮に水族館で繁殖が成功したところで、野生には返せませんので、種の保存はそもそも不可能です。

 

そして、追い込み猟が行われるのは、水族館への生体販売が儲かるからであって、

追い込み猟によってイルカが次々と殺され、水族館でイルカが次々と死んでいます。

 

水族館で死ぬイルカが多いからこそ、新しいイルカが必要になり、追い込み猟でイルカが日々追い込まれるのです。

 

つまり 水族館は、種の保存どころか、野生のイルカを絶滅へ追い込む、ただの娯楽施設なのです。

 

 

 

そして、これらから分かるように、イルカのトレーナーは、イルカ好きではないんですよ。

本当にイルカが好きな人たちは、この現実に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

 

専門学校まで進んだにも関わらず、トレーナーが搾取であることに気づき、専門学校を辞めた女の子。

 

 

罪が大きいことを感じて辞めた、元イルカトレーナー。

 

 

イルカ解放活動で世界的に有名な「Dolphin Project」の代表リック・オバリー氏は、元イルカトレーナーです。

 

水族館の環境に苦しみ、鬱状態になっていたイルカのキャシーが、自分の腕の中で 死んだことをきっかけに、

イルカショー推進派から、反対派に変わりました。

 

↓ 以下が、そのドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」。

 

トレーナーを続けている人は

イルカと触れ合う自分が好きなだけの人

イルカを利用してお金稼ぎをしたい人

罪悪感を感じつつも行動力がない人。

 

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

 

 

 

 

メディアの洗脳によって、多くの日本人が、追い込み猟やイルカ肉(鯨肉)は、文化・伝統だと信じ込まされています。

文化・伝統と言うのであれば、なぜ堂々と行わないのでしょうか?

 

イルカ達を、人が見学できない入り江に追い込み、グレーのシートの下で殺害するのは、なぜでしょうか?

やましいことがあるから、コソコソと行うのでしょう。

 

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

生体販売をすると、イルカは約550万円ほどで売れますが、食肉にすると1万5000円程度にしかなりません。

8:35くらい。

 

つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

先日、LIAによって、「追い込み猟は生体販売が目的の猟である」という証拠映像が撮られました。

 

この映像がアップされるまでの3日間、

猟師たちは、天候が快晴、波が穏やかで、猟に出るには好条件にも関わらず、猟に出ませんでした。

 

なぜか?

 

生体販売用に捕らわれたイルカは、この生け簀と呼ばれる狭い枠の中に、閉じ込められます。

 

ここに、イルカが売れるまで、ストックされていくわけです。

 

先日あったトンガの火山噴火の影響で、太地町に津波がきました。

実は、その影響で、この生け簀がいくつか壊れてしまったのです。

 

そのため、猟に出てイルカを捕らえても、ストックしておく生け簀がないわけですね。

だから、猟に出なかったのです。

 

食文化のためなら、別に生け簀がなくても猟に出ればいいじゃないですか。

でも、出ないんです。

それは、食のためではないから。

 

食文化というのは建前で、本当は生体販売が目的。

食肉のために猟に出ても儲からないので、猟に出ないのです。

つまり、伝統、文化というのは嘘で、金儲けが目的の猟という証拠です。

 

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

 

反捕鯨などと意味不明なことを言ってる人たちは、

以下の記事の動画のガラの悪い連中と、同レベルだということを自覚しましょう。

 

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、狭い水族館で、餌でコントロールされながら、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

追い込み猟は、まだ1か月続きます。

 

イルカを殺しているのは、水族館に行くあなたです。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

 

今回の東洋経済新聞の記事で、「ヤブキレン氏による寄稿」とあります。

 

ヤブキレンさんは、LIAの代表です。

 

 

LIAは、イルカ追い込み猟の実態を調査するために、365日休みなしで活動しています。

毎朝4時起きです。

 

イルカ問題を解決したいと願う方は、ぜひLIAを支援してください。

 

こちらのページから、楽天やアマゾンのページをクリックし、お買い物するだけでも支援をすることが可能です。

お気に入りに登録し、お買い物の際は、ぜひこちらのページでリンクをクリックしてから買い物をしてください。

 

 

 

民度が低いと言われるヤフーコメントでは、

今回の記事でも、相変わらず、家畜はどうなんだとか、ペットの飼育はどうなんだといった、ズレたコメントが溢れています。

 

LIAは全員ヴィーガンであり、言うまでもなく、虐待だらけの畜産など反対です。

ペットの飼育に関しても、現在はやむをえず保護しているが、最終的にはやめるべき、と公言しています。

 

そもそもとして、今はイルカの話です。

1つの動物問題の話の度に、全部の動物問題の話をしていたら、記事が膨大になり、論点がブレブレになります。

なので、記事ではイルカ追い込み猟に絞って書いています。

こんなことは、言うまでもない当たり前の話です。

 

浅はかな人たちも一定数いますが、逆に事実を知れば変わる人たちも一定数います。

東洋経済新聞の記事で、事実を知り、多くの人に変化があらわれるでしょう。

 

今回の件は、事実を知った人たちが、あきらめずに発信し続けてきた結果だと思います。

ほんの少しずつではありますが、その継続が実ってきています。

 

引き続き、水族館を潰すべく、発信を続けていきたいと思います。

 

 

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