みんな死んじゃった | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

と殺場に到着した牛の様子です。

 

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「みんな死んじゃった」
瀕死の乳牛をトラックの荷台から引っ張り出す際、作業員の方が口にした言葉です。

 

一部始終を目の当たりにした私達は言葉を失いました。



ウシにとって決して大きくないトラックに数頭の別のウシが積まれていて、

瀕死の彼女を除いた全てが搬送中に死んでしまったという事でしょうか。



苦しみ苦しんだ末、命を落とした事は容易に想像できますし、

瀕死で立ち上がる事もできず、荒々しい呼吸を繰り返す乳牛を殺さなくてはいけない作業員の方の心中を思うと

数日経った今でも胸が苦しくなります。

食肉処理(屠殺)作業は昼夜問わず365日どこかで行われています。
動物にもヒトにも優しくない非道な工場畜産を、私達は無くしていかなくてはなりません。

 

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この話は、1月4日に投稿されたものなので、ごく最近の話です。

 

 

 

乳牛は、殺されるわけではないから可哀そうではない、と思っている人が多いかもしれませんが、

使い物にならなくなれば、と殺場に送り込まれ、寿命を迎えることなく殺されます。

 

乳牛のライフサイクル

平均は5歳となっていますが、病気になるなどしてもっと早く送り込まれることもあれば

乳の出が悪くなっても、限界まで酷使し、栄養不足や過労で死ぬ直前になるまで使ってから送り込む農家もいます。

 

 

と殺場へ運ぶ際は、

ぎゅうぎゅう詰めにしたり、紐で結んだりして、荷台に乗せられ、トラックで運ばれます。

巨体を片足で釣り上げられる

 

北海道から東京までの長距離だろうと、

夏場のうだる暑さ、冬場の凍える寒さであろうと、

体調不良や病気や骨折で立てなかろうと、

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動物達の都合で休憩することは一切なく、長距離を人間のペースで移動させられます。

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そのため、と殺場に着いた頃には、ぐったりして瀕死になっている牛や、死んでしまう牛もいます。

お見送り活動

 

 

 

牛の体重は700kg以上あるので、作業員では持ち上げられません。

 

なので、瀕死で立てない牛は、片足を吊り上げられて運ばれます。

 

 

片足に負担がかかり、相当痛いはずです。

 

しかし、もう暴れる気力もないのです。

巨体を片足で釣り上げられる

 

 

 

 

死んだ牛も同様に運ばれます。

 

 

途中で死んでしまうような、何の配慮もない輸送。

 

 

「我々のために死んでくれるのだから、せめて生きている間は、豊かな一生を。」

なんて言っている人が多いですが、真逆です。

どうせ殺す畜産動物だからこそ、何の配慮もないのです。

 

 

 

 

乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、

飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

 

40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。

 

 

牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いて、牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御する農家もいます。

牛乳を考え直そう

 

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

 

牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

 

不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。

 

 

 

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

アカネの一生

 

 

立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。

 

 

 

 

 

 

また、乳牛は約73%が、麻酔なしで角を切断されます。

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

除角・断角が牛に与える苦痛

 

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

 

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

 

麻酔なしで、しっぽを切られることもあります。

 

 

尾を切断された牛は慢性的な疼痛を感じています。

 

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳を出すために、牛は何度も何度も妊娠させられます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、

人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。

 

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

 

https://www.instagram.com/p/CWcytsVPcB2/?utm_source=ig_web_copy_link

 

 

 

当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。

 

 

オス牛も強制的に精子を採取されます。

擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。

老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。

 

擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ

雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。

 

これらの非常に気持ちの悪いことを、当たり前に行っているのが酪農業界です。

 

 

 

しかし レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びなのです。

 

 

 

ですが、酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

 

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。

母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。

 

 

なので、すぐに引き離し、隔離します。

 

そして、初乳を、バケツや哺乳瓶などで与えるのです。

 

 

 

 

 

 

自分の赤ちゃんを、突然 奪われたらどう思いますか?

 

苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?

それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。

 

 

 

以下は、自分の子供が目の前で奪われた母牛の動画です。

 

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

 

走り去る車を追いかけます。

 

どれだけ辛いのかがよく分かります。

 

 

この牛は、子供を失い、鳴き続けているところです。

 

母牛も自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴うということです。

当たり前のことですが、牛と人間が感じることに違いなどないのです。

 

 

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

 

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり

 

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

 

乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。

 

肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。

中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。

 

牛の乳は、牛の血液からつくられています。

牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。

1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。

 

カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、

大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、

乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。

病気が回復しなければ殺されます。

 

 

 

乳牛たちは、これらの苦しみを経て、

レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、

乳量が減って用済みになれば、冒頭のように、と殺場へ送られます。

 

 

そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

 

以下は、牛乳を飲む人、乳製品、牛肉を食べる人はしっかりご覧ください。

 

 

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

 

日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、

海外では牛乳が体に悪い、という事実はどんどん広まってきています。

 

 

カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。

 

 

この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。

 

 

健康か不健康かどうかという利己的な理由以前に、

牛をこのように虐待して生産している時点で、倫理的に牛乳なんてものはやめるべきです。

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

 

乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

 

その欲望のために牛は虐待されています。

 

 

犬猫の虐待に反対しておきながら、乳製品を食べる人が非常に多いですが、

まずは、ご自身が動物を虐待していることに気づきましょう。

自分が変われないのに、どうやって他人を変えようと思うのですか?

 

 

 

あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。

 

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。

 

 

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