2020年、神奈川県のとある屠殺場へ、お見送り活動へ行かれた方のレポート。
お見送り活動は、動物に最後の瞬間だけでも癒やしや愛を与える、実態を記録し広める、などの目的があります。
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8/11に豚さんと牛さんの屠殺場に行ってきました。
日頃私たちが食べる豚肉や牛肉を製造するために豚さんや牛さんを殺して、体をバラバラにする場所です。
残念ながらお水をあげることはできませんでしたが、豚さんや牛さんたちの最後の姿を見ることができました。
運ばれてきた翌日には屠殺すると屠殺場の方が言っていたので、この映像や写真に写ってるみんなは、もう殺されてしまいました。
1日おいてから屠殺する方が肉の質が良いということを言っていました。。
スタンガンやボルトガンで殺されてしまいました。
きっと最後の最後までつらかっただろうな、、、。ごめんね。
正直最初は何も実感が湧かなかったのですが、1日経ってこの文章を書いている今、辛いです。
けど一番辛いのは動物たちなのは間違いない。
お金があればあの子たちを全員買い取れたかもしれないし、犯罪だけど無理やりにでも逃すことができればあの子たちの命だけは助かっただろうし、
もちろんそんなことをしても救えるのは目の前の命だけで、根本的に解決にはならないのだけど、それくらい「個」を意識させらました。
「豚」「牛」としか見られないみんな、でも本当は一人一人違うし、一人一人に命があるという当たり前のことを痛感させられました。
・屠殺場での気づき
・屠殺場の方との会話で分かったこと
・屠殺場に行ってよかったこと
などは画像の方でまとめて書きましたので、投稿の画像をよければご覧ください^^
動物をスタンガンで殺すというのは外国で起こっていることでもなく、どこか遠くで起きていることでもなく、私が住んでいる神奈川県で起きていました。
あんなに体の大きな牛さんが、自分で歩くどころか体を起こすこともできないほどぐったりしている様子には言葉が出ませんでした。
頭に焼きついています。
運ばれてきた豚さんも、3匹がすでに亡くなっていました。
8月でカンカン照りの中でも冷房なんて無く、お水さえ与えられなかったら人間でも亡くなります。
牛さんも動画にある1頭以外はすでに亡くなっていたみたいです。
かろうじて生き残っていた彼女もギリギリで生きていました。
今まで産んだ子供も無理やり引き離されて、繰り返しお乳を絞られてはレイプさせられ、狭い場所に閉じ込められた人生だったのかな。
お乳が効率よく出なくなったと判断され、お肉として屠殺場に運ばれてきたのかな。
最後の最後まで搾取された人生。
その最後があの動画の姿。
うまい言葉が見つからないです。
しかしこの現状を見てただ悲しむのではなく、この事実をどうやって人に伝えていくか、自分はどのようなアクションをするのが一番効率が良いかを考えて実行することが一番私がやるべきことだと考えています。
ぜひ皆さんも動画や写真をシェアしていってください^^
事実を知ることですぐヴィーガンになる層は一定数います。
そういう人たちになるべく早く多く情報を届けていきましょう!
黙らない!声を上げ続けよう💪✨
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これは、昨年の夏の話です。
日本も最近暑くなってきましたが、これは8月の話なのでもっと暑かったかもしれません。
真夏の暑い中、豚や牛達は、冷房なし、水なしで、ぎゅうぎゅう詰めにされながら、トラックで運ばれました。
ぐったりした牛、死んだ豚の様子が投稿されていますが、そうなっても無理はありません。
人間だって同じことをされたら、倒れる人や死ぬ人が出るでしょう。
ここにくるまでも、何の配慮もない生活を送ってきたのに
最後の最後まで、何の配慮もされない一生でした。
他にも、green_veganismさんのお見送り活動の様子は、インスタグラムのハイライト「お見送り」で見れます。
https://www.instagram.com/green_veganism/
ぜひ、生きていた頃の彼ら、動いていた頃の彼らを見てください。
心ある人なら、感謝とか、いただきますといった言葉に、何の意味もないことが分かるはずです。
豚肉、乳製品を食べるのをやめましょう。
動物達に自由を。