かなり寒くなり、私の地域では滅多に雪が降りませんが、昨日は雪が降っていました。
防寒具を購入される方がますます増え、中にはウール製品を買う人もいるでしょう。
そんな方は、以下の画像をご覧の上、ウールの生産方法を知りましょう。
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寒中お見舞い申し上げます。
本日、寒の入りを迎えましたが、羊毛を含む動物性製品は買わないようお願いします。
ウール産業では生後数週間の子羊たちの尻尾が切り落とされています。
これは羊毛を過剰に生産するように繁殖されているためです。
くれぐれも動物たちにとって冷酷でない選択をお願いします。
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引用文にある通り、ご覧いただいた画像は、切り落とされた子羊たちの尻尾の残骸です。
これでも大きな血の部分はカットしてますので、マシな画像にしています。
全体が見たい方は、リンク先を確認してください。
羊は尻尾が短いと勘違いしている方がいるかもしれませんが、元々は長い尻尾を持っています。
短い羊が多いのは、ウール産業が、このように羊の尻尾を切り落としているからです。
ウール製品は動物の苦しみ | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
このような残酷なことが、麻酔なしで行われています。
なぜ、このようなことを行っているのか?
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ヒツジは、元々は長い尾を持っていた事をご存知ですか?
残念ながら、彼らは濃い羊毛のために交配させられていて、尿や便がすぐに付着してしまいます。
もし放っておくと、蠅蛆症(ようそしょう) という
生きているヒツジの肉に、ウジ虫が湧く病気にかかる事もあり、それが原因で死んでしまう事もあります。
ヒツジのお尻を清潔に保つことが出来れば、この病気にかかる事はありませんが、
殆どの羊毛家はそれを出来ないか、する気がありません。
その代わりに、彼らは生まれてから数週間の仔ヒツジたちに尾切りを行います。
これは写真のように仔ヒツジの尾に輪ゴムを巻きつける方法です。
巻きつけた輪ゴムが血流が止め、一週間程で尾は腐って落ちます。
あなたが想像する事が出来るのなら、これはとてつもない痛みと苦しみを伴う処置ではないでしょうか。
残酷に作られている羊毛(ウール)を買わないで下さい。
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羊は毛が生え変わらず、人の毛刈りが必要な動物と思っている人が多いですが、元々はそうではありません。
本来は、毛が抜けて生え変わる動物です。
人間が品種改良を行い、毛の生え変わらない、大量に毛が生える 羊を作り上げてしまったのです。
それがメリノ種という羊です。
メリノ種は、人間に刈り取らってもらわなければ、数十kgの毛を背負いながら生きていくことになります。
35kgのウールをつけたまま隠れていた | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題
人間都合で品種改良されてしまった羊は、糞尿が毛に付着しやすく、そこにウジ虫がわきます。
それを防ぐために、尻尾を切り落とすというわけです。
言うまでもなく、これは羊のためではなく、それが原因で体調不良になったり、死んでしまえば、利益にならないからです。
そして、品種改良が原因で行われる虐待行為がもう1つあり、それが「ミュールジング」というものです。
ミュールジングとは | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~
ミュールジングとは、子羊の臀部(でんぶ)・陰部の皮膚と肉を切り取ることを言います。
羊は、多くのウールを得るために皮膚を拡張させられたため、深いシワができます。
臀部・陰部のシワには糞がたまり、毛に付着しやすく、そこにウジ虫がわきます。
それを防ぐために、このミュールジングを行い、毛が生えない皮膚の状態にします。
ミュールジング:ウールの残酷性 | Vegan Fashion (no-fur.org)
これが麻酔なしで行われます。
ご自身の皮膚と肉を、麻酔なしで切り取られたら、どれほどの痛み・苦しみを味わうのか、想像に難くないでしょう。
そして、去勢も、麻酔なしで行われます。
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/menyou/m324.htm
このように、ゴムリングを陰嚢に巻き付け、血流を止め、
2週間~4週間ほどで、陰嚢が委縮し、壊死し、腐って睾丸が地面に落ちる、というやり方です。
先ほどあったように、断尾もこの方法がとられることがあります。
農家は痛くないなどと言っていますが、痛くないわけがないでしょう・・・。
だったら自分でやってみろ、という話です。
また ウールは、動物園のパフォーマンスショーのように、ほのぼのとした雰囲気で優しく毛を刈ってると思いこんでいる人が多いようですが、
あれはただのショーなので、そうしているだけです。
大量生産をしなければならないウール産業では、毛刈りを優しく行っているわけではありません。
雑で乱暴に毛を刈られる羊たち。
思い通りにならないことに苛立ち、暴力を奮われる羊たち。
乱暴な扱いをされ、暴行され、死んでしまった羊たち。
ノルマをかけられたり、歩合制だったり、仕事が思うようにはかどらなかったりすると、羊たちはこのように暴力的に扱われます。
そして、エスカレートしていきます。
この羊は、毛を刈り取られた後、立ち上がれず、這って刈り取り場所を脱出しているところです。
間違って皮膚を刈り取った場合は、獣医師ではない人間がたちが麻酔なしで傷口を縫います。
寒い時期に刈り取ることもあり、寒さのために毎年100万頭が死亡しています。
また、羊の寄生虫を駆除するために、殺虫剤に羊を全身浸します。
‘Sheep dipping' is a process in the wool industry to treat parasites like lice in sheep.
— Animal Save Movement (@animalsavemvmt) May 30, 2021
The sheep are completely submerged in toxic pesticides for almost 15 secs. What a horrific ordeal this must be.
RT if it outrages you 🤬
🎥@dannyboii12340 via TikTok pic.twitter.com/toWXvgu60T
有毒な殺虫剤が、目や鼻や口に入ってしまうでしょう。
そして年を重ね、生産量の落ちた羊は、使い物にならなくなり、屠殺所に送られ殺されます。
逃げ惑う子羊を蹴り上げ、殴り、踏みつけ、喉を切り裂き逆さ吊りする
ウール製品を買う方、ラム肉を食べる方は、
上記のリンクをクリックし、目を反らさず動画をご覧ください。
中東に輸出されることもあり、これが最も悲惨です。
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中東に送られる羊達はよりいっそう悲惨な運命をたどる。
「死の船」と呼ばれる船に何百万頭もの羊を乗せ3~6週間ほどの間、南半球から北半球への気温差やサイクロンなどの過酷な気象条件や座ることもできない過密さの中で水もなく、糞尿にまみれて輸送される。
さらに、過密で不衛生な環境は怪我をしたり病気が蔓延し、羊たちに多大なストレスを与え健康状態を保っていない。
到着するまでの間に18%の羊が死亡し、そのほとんどが餓死による死亡である。
なんとか生きて港にたどり着いたとしても到着後すぐに、身体をひきずる羊を屠殺場に追い立て、宗教儀式の理由により意識のある状態で喉を切り殺される。
もしくは、別の屠殺場までさらにトラックで搬送されたり、手足を縛った状態で車のトランクや屋根に縛り付け自宅まで運び屠殺する。
中東の真夏には50度くらい気温が上り、衰弱しきっている羊は立つことすらできない。
ウールなどの羊製品を購入する行為は、この死の船も支援することにつながっている。
◆ 航海中に病気やケガをした羊はミンチにし鮫に投げ与えられることもある。
◆ 輸出前の羊の死亡率:40%の子羊が生後8週間以内に寒さや飢えなどで死亡。
年間、800万頭の成羊が、病気や施設不足、管理怠惰などのために死亡。
また、雑な毛刈りにより毛刈りご後の30日以内に100万頭が死亡と異常に高い。
◆オーストラリアから輸出される羊は年間4億頭にもなる。(2010年調べ)
◆オーストラリアは2010年までにミュールシングを段階的に終了させると発表しているが、その後の経過報告はまだでていない。
羊の毛は、人間の髪と同じように自身の体を守るためにあるもので、それを無理やり奪われた羊は当然、病気にかかったり寒さのために死んでしまうこともある。
環境や肌にやさしいコットンやアクリルなど代用繊維はたくさんあり、またウールそのものにアレルギーがなくとも、ウールにつく虫やフンなどにアレルギーを起こす場合がある。
アクリルなどはウールに比べ非常に軽量であり、さらに最近ではリサイクル繊維や高機能素材もあり、ウールを選ばないことは環境のためにもよいと言えるだろう。
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以下は、航海中に、海に捨てられる羊の映像です。
これがウールの生産の現実のほんの一部です。
日本では、ラム肉も、ウールも輸入に頼っており、特にウールはほぼ100%輸入です。
ウールは、セーター、ニット、帽子、スーツ、制服、羊毛フェルトなどで使用されています。
これら製品を買う人、売る人は、羊たちの虐待を支援しているということです。
犬猫の虐待を非難しておきながら、ウール製品を買うのは矛盾でしかありません。
ウールがなくても、羊肉を食べなくても人間は生きていけます。
買わないようにしてください。
メリノウールに限らず、動物性の素材の生産は、すべて最悪です。
需要があるから供給があります。
商品を買う人が、お金を支払い、生産者を支えているのです。
つまり、動物性の素材を使用した物を買うのであれば、動物虐待、動物の殺戮を行っているのはあなた自身です。
賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。
動物性のものは買わないようにしてください。
衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。
どうしても必要な場合は、タグを見て、動物性の素材が含まれていないか確認する。
中古のものを買う。
などの工夫をお願いします。
バッグ、靴、家具、車の座席の素材、ペットのおもちゃ、首輪なども注意してください。
以下は、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドです。
基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。
最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、
最大のエシカルは、「消費しないこと」です。
どうしても新しいものが必要な場合は、こういったアニマルフリーのブランドから購入するとか、
タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか
古着を購入するようにしましょう。
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1/7 レッドコーブデイ
残念ながら、イルカが追い込まれました。