那須サファリパークで虎に噛まれ右手首切断。過去にも事件と虐待 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

昨日の朝、那須サファリパークの飼育員3人がトラに襲われました。

※元動画が削除されたため、別動画を張っています。

 

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襲ったのは、体長およそ2メートル、体重およそ150キロのベンガルトラです。


那須サファリパークによると、5日、開園の準備をしていた飼育員3人が、「ボルタ」に頭部や上半身をかまれたということです。



那須サファリパーク・支配人
「(3人とも)上半身・頭部の骨折、裂傷と聞いております」

世界にも数が少ない、希少な毛色を持つ「ボルタ」。


「『トラがいない』と思っていたところに、トラが来てしまったと」

事故が起きた獣舎の見取り図では、右から3番目が「ボルタ」のオリとなっていて、通常、扉は施錠されているといいます。

襲われた女性の1人は本来、「ボルタ」がいないはずの通路を通ろうとしていましたが…。


「女性スタッフがトラから攻撃を受けて、そのときに叫び声を上げた」

別の飼育員が駆けつけると、女性が襲われていたということです。


「他の2名に関しては、女性社員を助けようとして、後から入っていった」


「ボルタ」がオリの外にいた理由については──

「(きのう)本来はここ(獣舎)に収容するはずが、収容していない可能性があるんです」


4日の時点で、「ボルタ」がオリに入っていなかった可能性もあるとしました。

「トラが悪いわけではないので、今後の展示方法については、相談しながら決めてまいりたいと思います」

那須サファリパークでは1997年と2000年にも、ライオンに飼育員が襲われる事故が起きています。

事故原因を究明するとしていて、営業再開についてはメドがたっていないとしています。

 

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女性飼育員(26)が、トラを屋外の展示スペースに出す準備作業中、

獣舎と屋外をつなぐ通路で鉢合わせし襲われたそうで、

叫び声を聞いて駆けつけた2人も襲われました。

 

その後、獣医師が麻酔銃をうち救助しました。

 

支配人の話を聞く限りは、

担当の従業員が、ボルタが檻に収容されているかどうかを確認せずに、檻の鍵を閉め、

実際は収容されていなかったため、

次の日、鉢合わせになった飼育員が襲われてしまった、ということになります。

 

女性飼育員は、右手首から先を失う重傷だそうです・・・。

 

 

先日、寅年ということで虎の記事を上げましたが、実はボルタが登場していました。

 

 

こちらの動画では、奥の檻に閉じ込められたトラが常同行動を起こしていますが、その手前の展示スペースにいるのがボルタです。

 

ボルタは、ゴールデンタビータイガーという

ベンガルトラが突然変異により金色になった希少なトラだそうです。

 

那須サファリパークには2018年に来園し、展示などのビジネスに利用されてきました。

 

 

 

那須サファリパークでは、1997年にも飼育員がライオンに襲われた事故があったそうです。

 

 

 

 

こちらが、襲われている時の声が録音された動画です。

 

襲われた飼育員は、3年間面倒を見てきたライオンに襲われたそうです。

 

 

 

 

そして、このわずか3年後の2000年に、また飼育員がライオンに襲われる事故があったそうです。

 

 

当時の那須サファリパークは非常にずさんな管理体制にあったようですが、

そのような一面がいまだに残っていたのかもしれませんね。

 

少なくともこれらから分かることは、人間と動物の信頼関係などといったものは、幻想だということです。

 

 

 

 

さらに、那須サファリパークでは、

2017年に女性飼育員が、ほうきを投げ、足蹴りするという虐待を行っていました。

 

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サファリパークで飼育員がラマに乱暴な行為していた問題で、

施設には問い合わせが殺到して電話回線が一時、パンクする事態になった。

 

カメラが動物園職員の暴行の瞬間を捉えた。

動物に近付く職員。

すると、持っていたほうきを投げ付けた。

そして、逃げる動物に後ろから蹴り掛かっている。

 

その後も何度もほうきを投げ付ける様子がカメラに映っていた。

 

動物への暴行を行ったのは、栃木県の那須サファリパークに3年以上勤める女性飼育員。

 

被害に遭ったのはラクダの仲間のラマだ。

これを受けて、インターネット上には批判の声が。

 

ツイッター:「飼育員やる資格ないよ」「許せない、虐待だと思う」

 

那須サファリパークは「追い払うためだった」と日常的な虐待は否定したものの、行き過ぎた行為と認めて謝罪している。

 

ラマにけがはないという。

女性飼育員は反省しており、現在、休職中。

今後、自主退職するという。

 

園は徹底した再発防止に努めたいとしている。

 

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日常的な虐待は否定とありますが、たまたま撮られたこの日だけ、これだけの暴力を奮っていたなど考えられませんので、まず嘘でしょう。

 

 

以上のように、今回の件だけでなく、過去にも色々と問題を起こしている動物園のようです。

 

 

 

 

那須サファリパーク公式ツイッターには、ボルタを殺さないで、というコメントが殺到しています。

 

 

支配人もトラが悪いわけじゃないと言っていますし、

ボルタは、世界に30頭しかいない希少なトラですので、

ビジネスの観点から見ても殺さない可能性は高いとは思いますが。

 

 

そもそも、殺処分される可能性があること自体おかしいですよね。

トラに罪はありません。

人間が勝手に、コンクリート床の狭い檻に閉じ込め、見世物にしているのが原因です。

動物園などというものが存在するがために、このような事件が起こるのです。

 

このコメントをしている人達も、動物園や水族館に行く人が結構いるのでしょうけど、

自分達が動物を苦しめる原因になっていることに気づくべきです。

 

動物園や水族館は、建前上は、種の保存の場などと謳っていますが、種の保存などできていません。

 

それに、このような不自然な場所で育った動物は、野生に戻したところで生きていけません。

 

教育施設などと言う人がいますが、動物園で一体、何を学んでいるのですか?

常同行動を起こしている動物を見て、苦しんでいると気づきもしませんし、

本来、生息していない環境に閉じ込められた動物から学べるものとは?

ただ珍しい動物を目の前にして、非日常を味わい、興奮している状態を、教育という曖昧な言葉に置き換えているだけでしょう。

 

動物園や水族館は種の保存の場でも、教育施設でもありません。

動物を見世物にして利益を得る「娯楽施設」です。

 

動物園、水族館に行くのをやめてください。

 

 

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