明けましておめでとうございます。
今年は、寅年です。
トラは、動物園、サーカスなどで利用されています。
以下は、釧路市動物園のアムールトラ「ココア」。
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足を引きずる ココア。
ココアは軟骨形成不全症。
9才なのに、体は極端に小さく、弱々しいです。
動画の途中、となりの母親チョコに話しかけ、チョコが答えています。
檻で隔てられて、とても悲しくなりました。
チョコの大きさと比べるといかに小さいかがわかります。
10年前の、2008年母親チョコは3頭の子を産み、うち一人は死亡。
ココアとタイガとも、軟骨形成不全症でした。
翌年、タイガは肉を喉に詰まらせ窒息死しました。
ココアは、 ”皆さんに元気を与えている”そうです。
子供たちや中高年も「頑張れココア!」と声をかけているそうです。
そして「命の大切さを教え」「人々に勇気を与えている」そうです。
監禁して、子供を産ませて、2人殺して、残った子に元気を当たられていると。
ちなみに、父親のリングは日本中をたらい回しにされています。
2003年4月30日 カザフスタン チャリヤビン動物園生まれ
2004年12月4日 釧路市動物園が買う
2009年10月14日 多摩収容所(東京)
2010年12月16日 円山収容所(北海道)
2012年2月9日 釧路(北海道)
2014年5月23日 茶臼山収容所(長野)
ブリーディングローン(繁殖=野生動物の家畜化)を行い、商材の安定化を図るためです。
ホッキョクグマ舎の前では、動物園ファンたちがミルクとキロルの交尾を目撃するべく、ずっと張り付いていました。
あまりこういうことは言いたくありませんが、気持ち悪いですね。
私は動物園は潰したいと伝え、名刺をお渡ししてきました。
収容所や動物園ファンの、あらゆる状況を美化し、自分に有利に解釈し、プレゼンテーションする能力を、 『美談力』と呼ぶことにします。
動物収容所の美談力。
動物園ファンの美談力。
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命の大切さを教えるなどと言いますが、現実的には、命の弄び方を教えるのが動物園です。
野生動物を無理やり捕らえ、狭い環境に閉じ込め、無理やり交尾をさせ、金儲けをします。
ストレスの溜まった動物達は、異常行動を起こします。
釧路市動物園のアムールトラ「あさま」。
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あさまは収容所生まれです。
それでも異常行動が出ます。
野生動物の家畜化、商材化は本当に罪だと思います。
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おびひろ動物園のアムールトラ「マオ」。
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アムールトラは広大で静かな森林に住みます。 すぐ後ろに自動車道が通り、はしゃぐ人間の子どもの声。
2016年には、アムールトラのカフカを殺しています。
8歳でした。
トラの寿命は15〜20年。
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那須サファリーパークのベンガルトラ「ラブ、イオン」
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ゴールデンタイガー(ボルタ)奥の、暗く狭い牢屋で、
ベンガルトラ(ラブ、イオン)が激しい常同行動に陥っています。
望遠で撮っていますのでカメラですと見えますが、実際は、かなり遠くて、
日陰になって暗いため、一般のお客さんにはほとんど見えない場所に閉じ込められています。
ご覧の通り、ゴールデンタイガーは広いスペースに出されています。
他のベンガルトラの、オリは狭く、網目も細かく、補修に補修を重ねており、
天井も低く、風通しも悪く、日当たりもありません。
こんなところに閉じ込めるのは、反自然で、非倫理的です。
動物に自由に生きる権利を付与し、解放しましょう。
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よく、動物園を教育施設などという人がいますが、
異常行動すら理解できない、動物の苦しみを理解できない人たちが一体何を学んでいるというのでしょうね。
以下は、日本のトラの繁殖工場の様子です。
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かなり多くのトラが、非常に劣悪な環境に置かれ、繁殖に使われていました。
子どもたちもたくさん生まれていました。
これから人間を楽しませるために、全国の動物園に分配されます。
これが動物園水族館、動物の収容所の役割の一つです。
その動物園を中心に、動物を増やし、動物園水族館同士で交換し合います(ブリーディングローン)。
”有能”な男性や女性は、日本中をたらい回しにされています。
繁殖とは、生まれながらの奴隷を産ませること。
人間を楽しませる奴隷/商材を作ることです。
動物の赤ちゃんが生まれると、動物園水族館はキャンペーンを張り、観客は押し寄せます。
ゴールデンウィークや春休みなどの前に、動物の出産が集中するのは偶然ではありません。
極めて非倫理的です。
この行為を、動物園水族館は「種の保存」と表現します。
動物園水族館では、「繁殖賞」を与え、繁殖を奨励し、また、まるで優れたことのように表現します。
いかに繁殖させるか、ありとあらゆる手を使って、流産や母体の負担などものともせず、努力します。
この行為を、動物園水族館は「研究」と表現します。
どちらもまったく不要な行為です。
なぜ行うのか。
組織存続、金銭的利益、生活のためです。
動物は動物園水族館や飼育員のモノやおもちゃではありません。
動物の尊厳についてしっかり考え、行動に移していただきたいものです。
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ひどい環境ですね。
犬猫の繁殖家に反対と言いながら、動物園に行ってこれを支援していませんか?
よく、動物園は種の保存を目的としているなどと言いますが、種の保存なんてできていません。
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たらい回しにされて亡くなったアムールトラ「ヒロシ」
とくしま動物園では2018年5月23日にもアムールトラの「ミナミ」が突然死しています。
「動物園水族館は、絶滅危惧種などの種の保全をしているのでは」
という意見があった場合、以下のように答えます。
「ゴリラやゾウ、サイ、ホッキョクグマ等々、これまで輸入した数と、死んだ数、生き残っている数を比較すれば、保全になっていないことは明らか」(他にも様々な答え方があります)
アムールトラに関してもそうです。
ブリーディングローンや動物数の調整のため、動物たちは「ヒロシ」のように日本中をたらい回しにされています。
移送は、動物に多大なストレスを与えます。
これまでも多くの動物が死にました。
例えばイルカは「歩留まり7割」と考えられていました。
10人移送した場合、最初から3人死ぬことを想定しているということです。
動物園水族館は、表の顔と裏の顔が異なる産業。
『動物園水族館閉鎖』を読むと、動水の主張を崩し、動物たちを守ることができます。
ぜひ読んで、動物解放活動を強い活動にしていきましょう。
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種の保存どころか、殺している数の方が多いということですね。
動物園は、娯楽施設です。
種の保存、教育という建前を元に、自称動物好きの人たちからお金を集める、娯楽ビジネスです。
サーカスという娯楽でも、虎は利用されています。
虎にとっても良い年がくるよう、動物園やサーカスに行くのをやめましょう。
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