イルカを繁殖させては死なせる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画のイルカは、2019年7月30日に死亡した京都水族館のマリアです。

見ての通り、生前、口の中がボロボロになっているのが分かります。

 

 

 

京都水族館 間違った治療 イルカのマリアが亡くなりました

 

 

*****************引用*****************

 

2019年7月30日、以前お伝えした、口の中がボロボロになってしまったマリアが亡くなりました。

2019年3月28日に映像を撮影、それから4ヶ月後でした。
マリアは、人間の欲に一生を奪われました。


鴨川シーワールドで生まれながらの奴隷として生を受け、

京都水族館に監禁され、監禁され、病気にされ、薬漬けにされました。

 


水族館の商材として収益をあげさせられ、自称イルカ好きの人々の欲望を満たすためショーをさせられました。
口の病気は、最初から原因不明でした。
そしてそのまま死んでしまった。


何年も治せず、そして殺したということは、治療が間違っていたということです。
獣医は原因を特定できず、なんとネットで検索しながら治療をするという素人と変わらないと思える治療を行っていました。

 

レーザーを当てていますが、イルカトレーナー?獣医?は、

笑いながら、雑談しながら治療を行い、傷口以外の皮膚も焼いています。

 

 

 

水族館は、マリアの何年間病気が続いているか「教えたくない」と回答し、情報公開を拒否しました。

 



マリアが亡くなった後、信じられないことに、水族館や自称イルカ好きの人々は苦しませ続けたマリアに”感謝”を捧げました。
マリアは、マリアの家族は、マリアの仲間たちは、その感謝を受け取っていますでしょうか。

マリアが監禁されなれば、自称イルカ好きの欲望を満たす役割をさせられなければ、

家族に囲まれ、自由に生き、海の中で死んでいったでしょう。

水族館と自称イルカ好きの人々と、
イルカを監禁し苦しめる水族館から解放しようとする人々、
イルカの味方はどちらでしょうか。

答えは明らかです。


ドルフィンプロジェクトを通じ、2名の獣医に見ていただきました。

A氏
膿瘍。

穴の開口部は開いているため、長期間感染していたことがわかる。

歯と歯茎の状態は複雑で、特定の抗生物質治療が必要。


B氏
骨髄炎と周囲の組織の感染、または周囲に外傷を及ぼすほど進行した深刻な虫歯の症例に見える。

二次感染を引き起こす可能性がある。

あるいは、あごは傷となった部分の内部で明らかに腫脹しており、露出した組織は私には癌のように見える。

捕獲下のイルカでは口腔がんは珍しくなく、通常舌下だが、扁平上皮がんは顎に浸潤する可能性がある。

もちろん、情報が限られているため、上記はすべて推測である。

 

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京都水族館といえば、今年の7月に、ひどいケガを負ったイルカが確認された水族館です。

 

 

吻(ふん)という口の突き出た部分が、えぐれて、組織が見えてしまっているイルカがいました。

 

名前は、シード。

こんなにひどいケガなのに、原因が分からないという、お粗末水族館です。

 

 

 

マリアは、別の水族館で生まれ、京都水族館で死亡しました。

水族館での繁殖の失敗例です。

 

 

 

また、京都水族館では、2020年11月にハンドウイルカの「キア」の妊娠が発覚しました。

 

 

 

そしてキアは、今年8月に出産しましたが、赤ちゃんは5時間で死亡しました。

 

 

 

 

このように水族館では、イルカを繁殖させては死なせる、ということを繰り返しています。

 

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下記のリストは、2018年から2019年9月27日までに水族館で死亡したイルカたちのリスト(把握できているケースのみ)です。

 

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① 2018年1月9日 新江ノ島水族館 ハンドウイルカ
「ミル」6日の朝に突然体調を崩して死亡(3歳メス、父親パル、母親ミュー)
繁殖


② 2018年4月21日 浅虫水族館 ハンドウイルカ
「ミライ」4月に入ってから体調を崩して死亡(推定13歳オス、2008年12月20日に搬入)
野生から捕獲


③ 2018年5月22日 太地町立くじら博物館 ハナゴンドウ
「ニール」の赤ちゃん死亡(メス)
*同館では2018年4月までの1年間に17頭のイルカが死亡している。
繁殖


④ 2018年5月27日 新江ノ島水族館 オキゴンドウ
「セーラー」体調を崩して死亡
野生から捕獲


⑤ 2018年6月26日 横浜・八景島シーパラダイス イロワケイルカ
「スカイ」食欲が低下した6日後死亡(オス、2013年6月15日鳥羽水族館生まれ)
繁殖


⑥ 2018年7月12日 上越市立水族博物館うみがたり ハンドウイルカ
「サシャ」感染性肺炎による敗血症。解剖により呼吸器や消化器に色や形状の異常が確認された。(推定8歳メス)
野生から捕獲


⑦ 2018年8月13日 和歌山県アドベンチャーワールド カマイルカ
赤ちゃん、8月8日に生まれて5日後に死亡 母親が育児行動に至らず人工保育用プールで人工乳を与えられていた
繁殖


⑧ 2018年8月18日 うみたま体験パークつくみイルカ島 ハンドウイルカ
「メイ」の赤ちゃん 、5時間の難産の末に死産
繁殖


⑨ 2018年8月18日 仙台うみの杜水族館 ハンドウイルカ
「フラン」 8月15日より体調を崩し、3日後に死亡
出自:不明


⑩ 2018年10月 太地町立くじら博物館
台風の影響でイルカ4頭が死亡
野生から捕獲


⑪ 2019年1月 もとぶ元気村 ハンドウイルカ
「サン」死亡(2歳4ヶ月、母親シュガー)
繁殖


⑫ 2019年1月18日 和歌山県アドベンチャーワールド ハンドウイルカ
赤ちゃん、1月17日に生まれて翌日に死亡
繁殖


⑬ 2019年1月22日 新江ノ島水族館 ハンドウイルカ
「パーシー」死亡(1歳半、母親シリアス、2017年5月7日生まれ)
繁殖


⑭ 2019年1月24日 仙台うみの杜水族館 イロワケイルカ
「ツバサ」1月22日に体調を崩し、2日後に死亡(5歳オス、2013年5月29日マリンピア松島水族館生まれ)
繁殖


⑮ 2019年2月22日 和歌山県アドベンチャーワールド オキゴンドウ
赤ちゃん生後9日で死亡 授乳が確認できず人工ミルクを与えられていた(2019年2月13日生まれ)
繁殖


⑯ 2019年3月4日 青森県営浅虫水族館 ハンドウイルカ
「さくら」死亡 白血球数の異常が度々見られた(推定13歳メス、2009年10月16日に搬入)
野生から捕獲


⑰ 2019年3月10日 上越市立水族博物館うみがたり ハンドウイルカ
「アルク」死亡 2018年12月中旬からエサを食べなくなっており、すい臓に病変が見られた(推定7歳メス)
野生から捕獲


⑱ 2019年4月3日 いおワールドかごしま水族館 ハンドウイルカ
「チーク」食欲不振の後死亡 細菌感染症の疑い(推定17歳)
野生から捕獲


⑲ 2019年5月29日 マクセルアクアパーク品川 オキゴンドウ
「イシュト」5月23日に体調を崩し、6日後に肺炎で死亡(オス)
野生から捕獲


⑳ 2019年7月30日 京都水族館 ハンドウイルカ
「マリア」 体調を崩して死亡(メス)
出自:不明


㉑ 2019年8月10日 仙台うみの杜水族館 イロワケイルカ
「ボン」 8月9日体調を崩した翌日に死亡(21歳オス、1998年にマリンピア松島水族館生まれ 2015年に仙台うみの杜水族館へ)
繁殖


㉒ 2019年8月24日 鳥羽水族館 イロワケイルカ
赤ちゃん、生後2ヶ月で死亡 血中の中性脂肪値が高くなる脂質異常症が死因とみられる(2019年6月生まれ、父親カイ、母親ステラ)
繁殖


㉓ 2019年9月3日 新江ノ島水族館 ハンドウイルカ
「ピック」 死亡 死亡原因未発表(11歳メス、2008年6月新江ノ島水族館生まれ)
繁殖
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多くが繁殖個体であり、

1頭のイロワケイルカ以外、3歳以内、多くが赤ちゃんのうちに死亡しています。

 

これはこれまでの水族館の歴史の間中繰り返されてきていることです。

強い生存能力を持つ野生のイルカたちは、不幸なことに死ぬまでの長い年月の間に何度も何度も、子供を失い続けているのです。

繁殖は、動物たち自身のためではなく、人間が楽しみお金を儲けるために繰り返されます。

中にはほんの数例、長く生きる動物もいますが、多くが死んでいくのです。

イルカは何百、多ければ千もの仲間と群れを作り、仲間とともに協力し合いながら子育てをし、広い海を大いに運動し、深く潜り、探索欲求を満たし、喜びあいながら社会性と生存能力をつけます。

それが水族館の狭く無機質で浅く、労働まで伴うプールでは、一切できません。

そしてこれだけ死んでいくからこそ、水族館はなんとしてでも、自然保護に反していようと、動物園水族館協会から抜けるという恥ずべき行動に出たしても、野生からイルカを生け捕りにしたくてたまらないのです。

個々に感情を持ち、社会性を持ち、自然の中でその動物らしい生き方が必要である動物を、一時の娯楽、または商売に利用することはもはや許される時代ではなくっています。

リストをよくご覧ください。

 

そして一頭一頭、また死んだイルカの親の苦しみ、無念さ、絶望を想像してみてください。

 

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イルカも人工授精という名のレイプが行われており、

こちらの動画のイルカ、ナミは、人工授精によって妊娠させられ、赤ちゃんが死体で生まれました。

生まれた翌日の朝、ナミは赤ちゃんの体をやさしく咥え、泳ぐように促していたそうです。

 

 

水族館が、研究施設とか、種の保存の場所なんてのを信じ込んでいる人がいますが、どこが? って話ですね。

もはや、イルカは水族館の環境に合っていないと証明されているようなものです。

 

 

種の保存と言うのであれば、追い込み猟によるイルカの殺害に反対すべきでしょう。

 

野生のイルカは追い込み猟によって、捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

捕まってしまうのです。

 

 

追い込まれたイルカは、水族館向きのイルカかそうでないかを選別されます。

選別をするのは、イルカのトレーナーたちです。

 

 

トレーナーに選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを

ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

今期だけで、すでに244頭のイルカが殺されています。

 

 

水族館のイルカは、この殺しまくっている追い込み猟によってやってくるわけであって、

殺しを支援しておきながら種の保存とか、言ってることが意味不明なわけです。

 

つまりは、研究だとか、種の保存だとかは、ただの建前であって、

本質は利益だけが目的の、ただの娯楽施設なのです。

 

 

猟師たちは、イルカの生体販売が儲かるために、追い込み猟を続けています。

 

*******life_investigation_agency*******

 

「追込み猟」は「金(かね)」である。


イルカ猟師が貧乏してギリギリの生活をしながらイルカ猟を行って生活しているのではない。

追い込み猟でイルカを生け捕りにして販売する「イルカの生体販売」が凄く儲かるのでこれを行っているのだ。




例えば、生きたイルカを生体販売する場合、水族館への末端販売価格が450万円~650万円である。

 

しかしこの販売は、猟師が直接行っておらず

「太地町開発公社」や「日本ドルフィンセンター(ドルフィンリゾート)」や「ドルフィンベエイス」が行っている。

 

猟師(いさな組合)は、これらの会社に、イルカ1頭、100万円~150万円で販売する。


例えば、猟師(いさな組合)は、昨日、今日、の猟で20頭のハンドウイルカを捕獲して販売したとすると、

いさな組合は、おおむね3000万円程の儲けがあったという事になる。

 

そして、それを12人の猟師で均等に割るので1人当たりの利益は250万円程になる。

2日間の僅か数時間で250万円もの利益になるのだ。


このように高額の売り上げになる為、もしも、イルカ猟の猟師以外の「魚を獲っている漁師」がイルカの群れを見付けた場合、イルカ猟師に連絡をする。

 

そして、イルカ猟師がイルカ達を追い込み、捕獲できた場合に、その利益の中から、イルカを見付けて連絡をくれた漁師に謝礼をする。

その金額は種類や数によって変わるが、生体販売用のイルカの場合、50万円程~数百万円の謝礼が支払われる。

 

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先日、12月23日。

猟に出るも、イルカが見つからず、猟師たちはイルカを追い込むことなく、帰宅しました。

 

ところが、12月24日。

追い込まれていなかったはずの入り江に、イルカが放置されていました。

 

LIAによると、追い込み猟の猟師とは別の、魚を獲っている漁師たちがイルカを見つけ、

イルカがいるよ、と追い込み猟の猟師たちに連絡し、

その知らせを聞いた猟師たちが再び、猟に出て、イルカを追い込んだそうです。

 

魚を獲っている漁師たちが、追い込み猟の猟師たちに知らせるのは、もちろん金がもらえるからです。

 

魚を獲っている漁師たちは、知らせることで金をもらい、

追い込み猟の猟師たちは、イルカを追い込むことで金を稼ぎ、

水族館の関係者はイルカを買って客を呼ぶことで金を稼ぎ、

消費者は、珍しい物を見たい、一時の非日常を味わいたい、可愛いものを見て癒やされたい、暇ができたので何となく、

などという様々な欲を満たすために、水族館に金を払います。

 

金、金、金、欲です。

こうして、水族館ビジネスがまわっていくのです。

 

消費者が、金を支払わなければ、この構造は一気に崩れ、すべてが解決します。

 

 

メディアの洗脳によって、多くの日本人が、追い込み猟やイルカ肉(鯨肉)は、文化・伝統だと信じ込まされています。

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、狭い水族館で、餌でコントロールされながら、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

 

イルカを苦しめ、殺しているのは、水族館に行くあなたです。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

 

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