年末年始に限らず牛乳を飲まないで | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

牛乳の原料となる生乳が年末年始に大量に余ることが予想されていて、

各メディアが牛乳の消費を増やすことを呼び掛けています。

 

そして、ついには首相までもが呼びかけ出しました。

 

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牛乳などの原料となる「生乳」がこの年末年始に大量に余ることが懸念されている中、

岸田総理が「牛乳をいつもより1杯多く飲んで」と異例の呼びかけを行いました。

岸田首相
「牛乳をいつもより1杯多く飲んでいただく、料理に乳製品を活用いただくなど、国民の皆さんの御協力をお願いいたします」
 
新型コロナの影響で需要が減少したことから、牛乳などの原料となる「生乳」がこの年末年始に大量に余り、5000トンが廃棄される懸念が出ています。

 

岸田総理は、「廃棄を防ぐために牛乳をいつもより1杯多く飲んで」と異例の呼びかけを行いました。

 

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特定の業界のために、首相が消費を促すなんて、おかしな話ですね。

他にも苦しい業界なんていくらでもあるじゃないですか。

 

需要が減って、供給過多というのであれば、今後は供給量を減らしていけばいい話です。

 

 

酪農家の経営が苦しいなら、他の業種を検討すればいいでしょう。

 

乳業はもう先細りの業界で、しがみついたところで、いずれ終わりがきます。

 

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エーリック(独立行政法人農畜産業振興機構)が

2021年に日本を含む8か国で行った調査によると、「牛乳・乳製品を喫食しない」割合は米国が14%と最も高く、次いで日本が12%。


2019年以降、アメリカでは乳業メーカーの倒産が相次ぎ、アーモンドミルク生産へ切り替えたところもある。


シンクタンクのRethinkXは2030年までに、米国の牛の数は50%減少し、牛乳需要は2035年までに90%減少すると予測する。



冒頭のエーリックの調査では、いずれの国でも、

今後の乳製品の代替食品の喫食を増やしたい層は、減らしたい層を大きく上回った。

つい先日、世界15カ国以上で事業を展開する金融サービス業、Legal&General Investment Managementは、気候変動リスクへの対応が不十分であると判断した中国のトップ乳製品企業の中国蒙牛乳業を含む4社の持ち株を売却する予定であることを発表した。

 

また、以前に一度売却したクローガ―社を、森林破壊の方針と開示の改善、および気候への影響が少ない植物ベースの製品を促進する取り組みがおこなわれたことで再度復活させた。

「牛乳は体に悪い」という論文が出るたびに「そんなことはない」という理論を展開し乳拡大をはかってきた日本のJミルクでさえ、

今年3月に「急成長する植物由来乳製品代替品の市場と海外大手メーカーの動向」というレポートを発表。

「植物性乳代替品へのシフトは今後も続くだろう」と述べている。

世界最大の酪農企業13社による温室効果ガス総排出量は、世界第6位の経済大国である英国の総排出量と同じ。

糞尿汚染が基準値を超えて乳牛が一斉大量淘汰されることもある。

 

汚く牛舎に閉じ込められマシーンのように乳を搾られ。

育種改良で限界まで乳量が引き上げられて乳房炎、第四位変異、卵巣・子宮病変、跛行など様々な生産病疾患で苦しむ乳牛たち。

乳はおそらく終わる。

このような産業に未来はない。

 

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日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、

海外では牛乳が体に悪い、という事実はどんどん広まってきています。

 

 

 

 

カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。

 

 

 

 

この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。

 

 

日本は必死に事実を隠し続けていますが、国民が気づき、正しい情報が拡散され続ければいずれはそうなるでしょう。

 

なので、経営が苦しいなら、今後のことを考えて、今から路線を変えて、他の業種で稼げるようにしておいた方が賢い選択です。

 

業界が衰退して、経営が苦しく、廃業に追い込まれるのは、どこでもあることです。

利権にまみれて、特定の業界だけが優遇されている今の状況が異常であり、不公平だと自覚すべきでしょう。

 

 

 

そして、何よりも牛乳は、牛の苦しみの産物です。

 

乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

 

 

40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。

 

 

 

牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いて、牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御する農家もいます。

牛乳を考え直そう | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

 

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれです。

 

必然的に牛たちも、糞尿で汚れます。

 

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

 


この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

 

 

 

 

不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。

 

 

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

 

 

立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。

 

 

 

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳を出すために、牛は何度も何度も妊娠させられます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、人間が、牛の肛門から手を突っ込み、膣から子宮に器具を使って精子を流し込むのです。

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

 

当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。

 

 

 

しかし レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びなのです。

 

 

 

ですが、酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

 

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。

母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。

 

なので、すぐに引き離し、初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えます。

 

 

 

 

 

自分の赤ちゃんを、突然 奪われたらどう思いますか?

 

苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?

 

それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。

 

 

 

以下は、自分の子供が目の前で奪われた母牛の動画です。

 

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

 

走り去る車を追いかけます。

 

どれだけ辛いのかがよく分かります。

 

 

人間に子供を連れ去られると、母牛は懸命に追いかけます。

 

母牛も自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴うということです。

 

当たり前のことですが、牛と人間が感じることに違いなどないのです。

 

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

 

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり

 

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

 

また、乳牛は約73%が、麻酔なしで角を切断されます。

 

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

 

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

 

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

 

 

麻酔なしで、しっぽを切られることもあります。

 

 

 

尾を切断された牛は慢性的な疼痛を感じています。

 

 

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

 

 

このような苦しみを経て、レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、乳量が減って用済みになれば、と殺場へ送られます。

 

 

何の配慮もなくトラックで運ばれ、着いた頃には、動けないほどにグッタリしていたり、すでに死んでしまっていることもあります。

 

 

 

そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

 

閲覧注意ですが、牛乳、乳製品を摂る人は、しっかりご覧ください。

 

 

 

これが、乳牛の現実のほんの一部です。

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという変わった方がいらっしゃればご一報ください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝など何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

健康か不健康どうかという利己的な理由以前に、

牛をこのように虐待して生産している時点で、倫理的に牛乳なんてものはやめるべきです。

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

 

乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

犬猫の虐待に反対しておきながら、乳製品を食べるのは矛盾でしかありません。

 

年末年始に限らず、牛乳・乳製品を摂らないでください。

 

クリスマスもケーキを買わないようにしてください。

 

どれだけケーキの見た目が可愛かろうと、それは牛の苦しみから作られた物です。

 

あなたの一時の楽しみのために、動物は存在しているのではありません。

 

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

欲のために、牛を虐待するのをやめましょう。

 

 

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12/22 ブルーコーブデイ