ばんえい競馬の騎手・厩務員、書類送検 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

4か月ほど前に、ばんえい競馬で、レース中に鈴木恵介騎手や、厩務員が馬を蹴り上げたことがニュースとなりました。

 

 

 

 

 

この件で、騎手・厩務員らが告発され、16日までに書類送検されたそうです。

 

 

 

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今年4月、帯広市の「ばんえい競馬」の能力検査レースで、競走馬の顔を蹴ったなどとして騎手や厩務員ら5人が16日までに書類送検されました。

動物愛護法違反の疑いで書類送検されたのは、ばんえい競馬の40代の騎手と50代の厩務員です。

 

2人は今年4月18日、デビュー前の競走馬が出走した能力検査レースで、馬が坂を登れずに座り込んだ際、それぞれが馬の顔を2回にわたって蹴り上げた疑いが持たれています。

 

また、警察は2人に対する注意監督義務を怠ったとして、2人が所属する厩舎の調教師3人も書類送検しました。

 

警察によりますと、調べに対し5人は「申し訳なかった」などと話し、容疑を認めているということです。

 

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他のに記事では、動物愛護団体が告発とありましたが、アニマルライツセンターのことかもしれません。

 

今回は注目されたため、書類送検までいきました。

起訴まではさすがにないかもしれませんが、今後、公の場で馬を蹴ることは難しくなったのでしょう。

 

とはいえ、馬の虐待は別に蹴ることだけではありません。

 

 

そもそも馬は人を乗せたいとも走りたいとも思っていません。

 

普通に考えて、どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがありません。

勝手に人間が、そのように利用しているだけです。

 

それを馴致という調教で、人間を乗せるように強制しているだけです。

人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。

 

放牧地で放しておいても ほとんど走らないことからも、走りたいとも思っていません。

 

 

 

手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。

 

手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。

 

 

 

このような状態で、両手でペンを持って歯茎に圧力をかけると、ハミの痛みを体験できるそうです。

やってみましたが、かなり痛いです。

サーカスの調教と同じで、馬は痛みを与えられることで言うことを聞いているだけです。

 

 

 

口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。

 

 

 

下の馬は、ハミのせいで、2度と頭を上げることができなくなったそうです。

 

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馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。

 

 

 

また 馬は皮が厚いからムチを打たれても平気、とかいう人がいますが、この動画を見ればそんなものは嘘っぱちであることがすぐに分かるでしょう。

 

 

過労で倒れていた馬が起き上がるほどの威力です。

 

 

ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりしています。

 

 

 

 

このようにして、競馬の馬は、ギャンブルという娯楽のために、嫌がっていることを強制され続け、日々酷使されています。

 

 

現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。

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そして さんざん貢献し続けてきたにも関わらず、成績が出せなかったり、怪我をして使い物にならなくなれば、あっさり殺処分です。

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競馬の馬の、実に9割以上が殺処分されます。

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30歳程度まで生きることができるにも関わらず、ほとんどの馬が2~4歳で、使い物にならなくなったものから順に処分されていきます。

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なんとか勝ち抜いて引退できたとしても、今度は種牡馬として酷使されます。

 

 

 

馬が用済みになれば、その場で殺されるか、肉やレザー用に屠殺されるかになります。

 

以下の動画は、馬の屠殺映像です。

競馬、乗馬をする人、肉を食べる人、レザーを買う人は映像をご覧ください。

 

 

 

こちらは、心ある元厩務員の女性の話。

馬が幸せそうである瞬間は、生産牧場にいる時に、辛うじてある程度だったそうです。

 

 

業界側は、ムチに関して、痛くないムチを使っているとか、回数を決めているとか、使い分けているとか言ったり

足を怪我したら 殺してあげないと、体重を支えきれなくなってかわいそうだとか言います。

ばんえい蹴り上げの件も、窒息を防ぐために必要だったとか言っています。

ほとんどがただの言い訳でしょうが、そもそもが馬を利用しなければ全て解決する話です。

 

サラブレッドが絶滅するとかなんとか言いますが、人間が作り出した種に絶滅も何もありません。

野生動物の絶滅は生態系を保つために必要なことですが、人間が作り出した種は 生態系を破壊する側ですので全然意味が違います。

いなかったものを元に戻すだけです。

そもそも絶滅させないために、虐待利用し続けるというのも、馬からすれば迷惑な話です。

 

しかし、競馬は国が認めたギャンブルで、2兆円産業。

政治家の利権が絡み、競馬で儲けている人間、利用している人間が山ほどいます。

 

今はまだまだ、国民が競馬の虐待、馬の虐待を知る、という段階です。

馬は乗り物ではない、と気づくまで、先はかなり長いです。

 

今回のばんえい競馬の件は、虐待の事実を拡散する良いきっかけにはなったと思います。

 

 

以下は、署名アクション「馬術競技をオリンピックから外してください」

 

 

 

馬術は、世界最大の動物愛護団体のPETAが、オリンピック委員会に馬術を廃止するよう求めました。

 

なぜか、近代五種だけを問題視している人が多いですが、馬術も、鼻血を出したまま続行したり、足を怪我して馬が殺されているので同じです。

 

馬術含め、すべて廃止でいいですね。

 

 

 

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