本日からパラリンピックが開始されます。
先日、世界最大の動物権利団体PETAが、オリンピック委員会に馬術競技の廃止を求めましたが
残念ながら、パラリンピックでも予定通り、馬術が行われます。
LIAの動画「パラリンピックでも乗馬が行われること。」
※画面は真っ暗です。
*******************************************
オリンピックで乗馬の問題が浮き彫りになったが、パラリンピックでも同じく乗馬がある。
乗馬とか競馬っていうもの自体が、馬を乗り物だとか、道具だとかいうふうに考えているわけで、パートナーって考え方じゃないし、
動物の命の権利というものを考えていない動物利用ビジネス。
そして、そこに皇室、王室が関わっているという構図。
犠牲になっている動物たちや、環境のことも考えてほしい。
大体、みんなの意識は人間までで止まる。
人に虐げられている命がある。
それが、乗馬の馬だったり、パピーミルの親の犬や猫だったり、動物園・水族館の動物達。
世の中は、強いものが弱いものを叩いているって構造。
もしくは、強い人が1番下の弱い動物達を叩いているって構造もある。
欲まみれの競馬の業界はそれにあたる。
例えば、バスケットボールのボールになっている子牛。
バスケットボールやるために、牛が殺されている。
↑ほとんどの公式試合では、天然皮革(牛の皮)のボールが使用されている
バドミントンのためにも、アヒルや鴨が毛や羽をむしられている。
↑シャトルの羽部分には、主にガチョウの羽、アヒルの羽、ナイロンの羽の3種類が使われている
これって平和の祭典なのか。
そこまで意識を働かせてほしい。
その裏側でどんな生き物が犠牲になっているのか。
ラグビーでもなんでも、革が使われているものは全部そう。
馬が使われているって(虐待なのが)すごい分かりやすい。
ドッグレースとかになると、もっと分かりやすいだろう。
日本人にとって、犬猫は身近だから。
日本人の多くは犬猫だけが動物だと思っていて、あとは食べ物とか道具とか思っている人が多い。
弱いものが弱いものを叩いているって構図がなくならない限り、本当の平和なんてないし、生き物の権利が認められるなんてことはない。
動物が殺されているような世界では、戦争もなくならないし、差別やいじめも一切なくならない。
*******************************************
ボールやシャトルのためにも、牛や水鳥などの動物の犠牲があります。
それに比べれば、馬術の馬は最も分かりやすい虐待の1つ。
しかし、それすらも理解できない人が大多数なのが現実です。
建前ばかりを見て、裏側を見ないうちは、世界に平和なんて訪れません。
そもそも馬は人を乗せたいと思っていません。
よく考えたら当たり前ですよね。
どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがありません。
勝手に人間が、そのように利用しているだけです。
それを馴致という調教で、人間を乗せるように強制しているだけです。
人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。
馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。
手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。
手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。
このような状態で、両手でペンを持って歯茎に圧力をかけると、ハミの痛みを体験できるそうです。
やってみましたが、かなり痛いです。
サーカスの調教と同じで、馬は痛みを与えられることで言うことを聞いているだけです。
口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。
下の馬は、ハミのせいで、2度と頭を上げることができなくなったそうです。
馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。
また 馬は皮が厚いからムチを打たれても平気、とかいう人がいますが、この動画を見ればそんなものは嘘っぱちであることがすぐに分かるでしょう。
VER HASTA El FINAL. Hay que sacar a ese caballo de las manos de esas personas.#nomastas #caballoslibres #montevideo #caballos pic.twitter.com/TsvRsKvxTD
— montevideohorsesave (@mvdhorsesave) July 12, 2021
過労で倒れていた馬が起き上がるほどの威力です。
ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりしており、痛くないわけがありません。
業界側が都合のいいことを言ってるだけです。
オリンピックでは、Jet Setという馬が、馬術で足をケガをしたため、殺されました。
馬術という競技をするために、日本までわざわざ輸送され、馬術でケガをさせられ、その場で殺されました。
安楽死させないと可哀そうなどという言い訳が蔓延していますが、今は義足の技術が発達していますので、お金をかければ足を怪我しても馬を救うことができます。
しかし、救うことはしません。なぜなら、金儲けだから。
また、馬が馬術競技中に鼻血を出したにも関わらず、競技が続行されていました。
近代五種の殴った件が問題になりましたが、こちらも大問題です。
これらのようなことが、またパラリンピックでも起こる可能性があります。
馬術自体が、馬を利用すること自体が虐待であることに気づかなければなりません。
先ほどのLIAの動画を見て、なんと乗馬をやっていた人が、乗馬をやめると連絡した方がいらっしゃったそうです。
https://www.instagram.com/p/CS4VesgJtF1/?utm_source=ig_web_copy_link
すごいですね!
また、今回のパラリンピックでは残念ながら補欠になられたようですが、
2016年のリオパラリンピックの水泳では8種目の出場を果たされた日本人、一ノ瀬メイさんはヴィーガンです。
一ノ瀬メイさんのインスタグラムhttps://www.instagram.com/mei_ichinose/
環境問題と畜産の関係を知ったときに、お肉をやめたそうです。
犬猫はペットで、牛豚鶏は食べ物という風に、動物を差別することを 種差別 といいます。
最初は、環境問題と畜産の関係だけだったそうですが、調べていくと、アニマルライツと種差別という言葉を知り
自分は今まで差別をなくすように訴えてきたのに、毎日の食事で自分が差別をしていたと気づいたときにショックを受けたそうです。
知れば変わる人もいるし、きっかけがあれば変わる人もいるってことです。
知らせることは大切です。
牛豚鶏は食べ物ではないし、馬は乗り物ではない。
我々と同じ、感情のある生き物です。
この当たり前のことに気づくように、発信を繰り返し続けていかねばと思います。
以下は、署名アクション「馬術競技をオリンピックから外してください」
以下は、PETAの署名リンク「国際オリンピック委員会にすべての馬術イベントを禁止するよう要請する」。