アニマルライツセンターの動画より
畜舎は、消防用設備の設置が免除されるそうです。
すなわち、火災が起きても、警報がならず発見が遅れたり、消火器がないところもあるということでしょうか。
火災が起きれば、動物たちはただ焼け死ぬのを待つだけになります。
この子達は、ただ生まされ、苦しめられ、焼き殺されました。
この残酷な現実を、支えているのは卵の消費者です。
卵の生産は、殺すわけではないからかわいそうではない、と思っている人がいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
採卵鶏において、卵を産むのはメスです。
オスは卵を産まないので、すぐに殺されます。
殺し方は、袋に入れて窒息死
圧死
生きたままシュレッダーで粉砕など。
卵の恐ろしすぎる事実。ひよこはオスとメスに分けられ、不要なオスは生きたまま大型シュレッダーにかけられて殺処分される。 pic.twitter.com/S8tAFUKTtX
— 海月ダンテ (@dante_kaigetsu) January 30, 2018
主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。
不衛生で、病気になりやすく、
死んでしまうことも日常茶飯事です。
生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。
切られれば激しい痛みを伴い、出血します。
その後も、慢性的に痛みが継続します。
卵質や産卵率が低下した際に、約2週間、絶食させ栄養不足にさせる、強制換羽が行われることがあります。
ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。
60%以上の農家がこの虐待を行っています。
と殺前は、コンテナにぎゅうぎゅう詰めにされ、夜間の間、そのまま放置されることがあります。
餌も水も与えられません。
仲間の卵で体が汚されても、じっと耐える他ありません。
平飼いだろうと、放牧だろうと、鶏たちの最後はこのと殺場です。
そして、この苦しみの後、麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。
鶏は本来、年間に数10個しか卵を産まないのですが、品種改良により、300個以上産む体にされてしまっています。
卵は鶏の生理です。
年中、生理がくる体にされているのです。
鶏たちは1日がけで卵を産んでいます。
人間は食べる数分のために、この卵を何個も使います。
何個も生む体にされた影響で、卵巣か卵管に疾患を抱える子が多くなっています。
卵詰まりを起こして、死亡する子もいます。
これが卵を産むために利用された鶏たちの真実のほんの一部です。
人間は、卵を食べなくても生きていけます。
ブログを始めてから、数名の方が「現実を知って、動物性のものを食べないようになりました。」と言ってくれました。
とても嬉しいことです。
現実を知り、言い訳せずに行動する人も沢山いると、実感できました。