JR北海道 785系 すずらんに運良く乗れました。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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初めて785系に乗った時、それは特急ではなく快速でした。

 

当時は特急スーパーホワイトアローが種別変更して、そのまま新千歳空港へ乗り入れるという珍しいダイヤが組まれていました。

快速なのでもちろん追加料金無しでuシート以外に座れたのですがドアが少ないために乗降に時間が掛かってしまい、735系増備が進むと特急専用車へ戻りました。

 

実は789系シリーズの新造・転属によって引退したと思い込んでいたのですが現在も2編成が残っており、特急すずらん専用車として活躍しています。

ただし、789系1000番台と共通運用のため、どちらがやってくるのかは分かりません。

一応前日から引き続く運用もあるので、Twitterなどに情報があれば狙うことも出来なくはないですが、情報は少ないです。

 

 

 

その結果

 

 

 

 

 

 

 

見事にハズレ。

もうー、なんで来ないのー!!!!

 

前日にキハ261系5000番台も運用変更されて来なかったので、なんとなく悪い流れだなーとは思っていたのですが、ここでもダメでした。

ちなみにもう1運用のすずらんも789系1000番台だったのでこの日はそもそも走ってすらいないという悲しい現実でした。

 

785系には乗れないまま北海道を離れると思っていたのですが、この日、例の事件が発生したことでまたチャンスが訪れます。

 

 

 

 

翌日、同じ列車を狙ったところ

 

 

 

 

 

 

 

ほっと一安心。

次こそ来ました。

 

 

 

形状から通勤型車両にも見えなくもない箱型の車両なのにどことなくカッコいい見た目なのは非常に不思議です。

スカート部分に穴が空いているのは軽量化なのかなと思いきや、空気の流れで着雪を抑制する目的があるようです。

 

…ここはカッコよくないです。

余った先頭車を中間車に改造したのですが、面影は残りまくっています。

こういった中途半端な編成が生まれた背景として、1990年の登場当初は4両基本編成と2両増結編成で2種類が存在したものの、2002年3月のダイヤ改正で5両基本編成のみに組み替えられた影響を大きく受けているようです。

 

 

その2002年のダイヤ改正で登場したのが4号車『uシート』で、2列1枚が基本的な窓配置ですが、ここだけは1列1枚でちょっと佇まいが異なります。

 

座席は2+2配置、シートピッチが1,050mmとなっています。

グリーン車と普通車の中間のようなシートピッチと大型の座席になっています。

車内全体を見渡してみると普通の座席ではどこに人が座っているのか頭が少し飛び出ているので見えるのですが、背が高いのでどこに人が座っているのか見えないという光景はグリーン車っぽいです。

先に言ってしまうと悪いところは布がちょっと滑るような感じがあって気になるくらいしか無いです(笑)

 

大きなヘッドレストと2002年登場の列車としては珍しく全席コンセントが装備されています。

また床もカーペット敷きで、中間の肘掛けも少し幅広に作られているなど一般の普通車と差別化を図ろうと頑張った結果が垣間見えます。

少し硬めの座席ですが、長くても2時間程度の乗車時間なのでそれほど気になることは無いでしょう。

プラス500円ちょっとで乗れるものとしてはかなりレベルが高いです。

 

一般車はシートピッチ960mmでもう北海道ではお馴染みの座席なので特に言うところはないです。

 

デッキとの仕切り扉がちょっと湾曲している面白いデザインです。

 

電車なので北海道の列車らしくなく静かです。

元々は130km/hで走れる性能があるところを120km/hに押さえているので余裕の走りをしているように感じます。

レアな車両なので乗ることも見ることも今や難しく、いつ引退してもおかしくないのですが、思ったよりも傷んでいないのでまだまだ活躍するように見えるので、私のように頑張って駅に張り込んで狙ってみてください(笑)