特急北斗と聞くと思い浮かぶのはキハ183系ですが、今やキハ261系が占めています。
そこに僅かに運用されているのがキハ281系の北斗です。
まもなく引退が迫る車両ですが、運用を調べていたらたまたまタイミングが合って乗ることが出来ました。
かつては『スーパー北斗』として札幌と函館を2時間台で結び、電車よりも速い特急でした。
行先表示もLED方式のものに取り替えられています。
記憶が定かではないのですが、キハ283系は荷物が落ちてこないようにハットラック方式だったので支柱があったのだと思いますが、キハ281系は当初からなかったのですっきりしています。
車内は281・283ともに似ていますが、こちらは扉も床も黄色で少し国鉄っぽい雰囲気がちらほらしています。
キハ283系は扉が青で床がグレー系でJR化後の特急らしくなった感じがします。
喫煙ルームの名残です。
簡易的なものですが、キハ283系よりも若干凝ったものになっています。
キハ281系のエンジン音はキハ283系と似ている…かと思いきや、全然違います。
どちらかと言えば、キハ261系と似たように甲高いターボ音もしますし、アイドリング中はちょっとドロドロって感じの音もして、261と283の中間のような音がします。
こちらは今の所、正式な引退アナウンスはありませんが、キハ261系を2022年度まどに投入するという予定なのであと1年位で定期運用からは離脱するものと思って良いでしょう。
そうすると道内のディーゼル特急は統一化されて、なんかちょっと面白み欠けてしまいますね…。