欠航した便は新千歳20時20分発の仙台行最終便です。
状況を時系列で追っていくと…
18時30分
早めにチェックインカウンターに着いて、『搭乗手続き一時停止中』と見たことがない表示が出ていました。
スタッフの方に確認したところ、
『機材の確認中でまもなく案内されるとは思うのですが…』
とのこと。
18時50分
機材のトラブルによって欠航が決定。
メールが届いたようなのですが、実はちょうどこの日、全国的にドコモの通信障害が発生していたため、スマホは圏外になることも多く、不安定な状態でした。
19時
ANAのチケットカウンターで手続きをスタート。
IBEXよりチケットを予約したのですが、空港業務は全てANAへ業務委託しているということで、ANA担当者の方はIBEXの規約を確認しながらの作業でした。
- 救済便は飛ばない
- 翌日のIBEX便は全て満席のため振替できない
- 翌日のANA担当便も全て満席
- ANAがコードシェアしているAIRDO便だけは空きがある
- ただしIBEXからAIRDOへ振替できるのか不明
- IBEXの宿泊代の補償について払われるのか不明
と言った状況でした。
窓口で20分くらい確認してもらい、以下の結果になりました。
- エアドゥ便に振替可能
- 搭乗券は翌日に発券するため1時間前に来て欲しい
- 宿泊代は1泊1.5万円まで補償する
との回答でした。
なお、エアドゥ便は7:50発か17:30発と言われ、迷わず17:30発を選びました(笑)
ANAのコードシェア便として予約していた方はANAの規約で補償していたようで割と早めに振替の手続きをしていたのですが、IBEX便で予約していた私はすごく時間が掛かっていました。
補償額の1.5万円は宿泊代だけではなく交通費も含むらしいのですが、私はJR北海道のフリーパスを利用していたため本当にホテル代だけでした。
ちなみに
『19:30発の羽田便に振り替えて新幹線で仙台へ向かうことは出来ないのか?』
と聞いていた方もいらっしゃったのですが、仙台行最終やまびこ223号は東京発21:44なので羽田着21:10ではとても間に合いません。
ホテルに関して航空会社がまとめて予約してくれるケースも有るようなのですが、今回は個人で確保してほしいというパターンでした。
なお、領収書は宿泊者名・宿泊日が確認できれば宛名は自分の名前で大丈夫とのことでした。
19時45分
諸々の手続きが終了し、空港のWi-Fiにつなげて、札幌駅前のホテルを予約。
電話すらも使えない状態のスマホだったので、じゃらんで一番最初のページにあったホテルを選びました。
20時
新千歳空港駅から快速エアポートに乗って札幌へ行こうと思ったところ、
『鹿と衝突した影響で列車が遅れています』
と色々なことは立て続けに起きるものだと思い知らされました…。
翌日いきなり時間が余ったので小樽には行きましたが、なんだか落ち着かなかったので新千歳空港には出発の3時間前には到着して手続きしてもらいました。
今回は時間が余っていたので焦ることなく、ゆっくり帰ってきましたが、翌日仕事だったというパターンではなくて本当に良かったと思います。
翌日に予定がある場合は最終便に予約するのは危ないなとも思い知らされました。