こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです!
先日から、
『初心者向け 薬膳マスターへの道』
お届けしています!
どんな内容か知りたい方はこちら↓
過去の記事はこちら
今回のテーマは、
「薬膳って、結局なに?」です。
「薬膳って体に良さそう」とか
「クコの実とか入ってる料理でしょ?」
というイメージを持ってる人ー!!
うーん、ちょっと違うんだなー。
これを読んだら、
「薬膳とはなにか、薬膳のどういうところが良いのか」
ちゃんと理解できるはず!
読んでいってくださいねー!!
「薬膳=身体にいい料理」ではない
薬膳とは、
「中医学がベースの食事法」で、
「体質や症状、体調、季節などに合わせた
オーダーメイドな料理」のこと。
中医学の理論を元に
身体の状態を「診断」し、
身体に合わせた「治療法」を決め、
料理を考えます。
つまり、薬膳には
必ず目的があるのです!!
例えば、
「今日は暑いから、
きゅうり使って熱を冷まそう」
これは薬膳です。
でも…
「クコの実もナツメも入れたし、
身体に良さそう!
これで薬膳の完成〜♪」
これは薬膳ではありません。
きゅうりをかじるだけでも、
目的に合っていれば薬膳になるし、
クコの実やナツメを使っても、
あなたに合っていなければ
薬膳とはいえないのです。
ウチの講座では、
受講生さんが考えた料理を
添削することがあるのですが、
みなさん
「あれもこれも入れた
身体に良さそうな料理」を
作りがちなんですよね^^;
でもこれ、
薬膳じゃないからー!!!!
と毎回ツッコミ入れてます。笑
身体にいい料理ではなく、
身体に合った料理と考えましょう。
薬膳ができるまでの流れを整理しよう
さっきのきゅうりの料理を例に、
薬膳ができる流れを整理してみましょう。
今日はすごく暑いな…
↓
体が火照ってるし、
顔も赤いし、のども乾くし、
暑邪(暑さの邪気)が入ってきたんだな!
↓
清熱(熱を冷ます)食材を使って、
身体の火照りをとろう
↓
清熱のきゅうりを使うといいかも
↓
よし、きゅうりの酢の物に決定!
わかります?
・暑邪が入ってきた
→身体の状態を診断
・清熱の食材で熱を冷ます
→治療法を決定
と、中医学の理論を元に
身体を診断し、治療法を考えているのです。
ここにもし温性のナツメを入れたら、
「アナタは何故ココニイルンデスカ?」状態です。
薬膳的に理由(目的)があればいいけど、
ないならただの余計なもの。
熱を冷ましたいのに、温性のものが多くて
むしろ目的からかなりズレた料理に
なってるかもしれませんね。
薬膳鍋や薬膳カレーに「目的」はありますか?
薬膳鍋や薬膳カレーって、
よく耳にしますよね。
しかし、生薬をいろいろ入れても
しつこいようですが
「目的」がなければ薬膳とはいえません。
もし、そういうものを提供している
お店やメーカーがあれば、
「この料理は、どんな人にいいのですか?
薬膳的にどんな効果が期待できるのですか?」
と聞いてみてください。笑
答えられなければ、
それは薬膳とはいえません。笑
ということで、
今回はここまで!
薬膳にきちんと理論があることを
知ってもらえたら嬉しいです!
次回は、
「薬膳的なバランスの取り方」について
お話ししま〜す!!
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それではまた^^
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