こんにちは!
薬膳ライフアドバイザーのchikaです!
昨日の投稿でお知らせしたとおり、
「初心者向け 薬膳マスターへの道」
シリーズ投稿をはじめます!!
どんな内容なの?と
気になる方はこちらでチェック↓
第一回目は、意外と知らない
「薬膳の起源」についてです。
「薬膳」は東洋医学のひとつ
まず、「薬膳は東洋医学」だということ
ご存知でしたか?
正確には、
「中国の伝統医学(中医学)」の理論をもとにした
食事法です。
伝統医学といわれるように、
古くから中国のいろんな地域で
受け継がれ発展してきたもので
長い長〜い歴史があります。
紀元前1000年頃には
病名が生まれ
針やお灸、薬物などで
治療が行われていたそうですよ。
その考え方を食事に活かしたのが
「薬膳」であり、
長い年月をかけて
理論や経験が蓄積された学問なんです。
薬膳はパッと出てきた
ただのブームではない!!
ということは、
知っててほしいなぁと思います^^
中医学と漢方は違う?
東洋医学と聞くと、
「漢方」をイメージした方も
多いかもしれません。
中医学と漢方は
とても似ているけど、
厳密にいうと違います。
中医学の考え方が日本にやってきて、
日本で独自に発展したものが
「漢方」なんです。
なので、言葉の表現など、
漢方とは微妙に違うことがあるので
「薬膳と漢方は、
厳密には同じ考え方じゃないんだな〜」
くらいには覚えててくださいませ♪
薬膳と栄養学の違いは?
「食事で健康管理をする」と考えるとき、
日本で一般的なのは
「栄養学」ですよね。
私も栄養の勉強がしたいと思い、
大学にいき「管理栄養士」の
資格をとりました。
管理栄養士は
病院にも配属されるように
現代医学(西洋医学)の考え方が
ベースにあります。
私たちが学校で習う化学や生物の
考え方が根本にあるので、
グルコース(C₆H₁₂O₆)が
体の中でどう代謝されて、
どんな物質ができて
体にどんな影響を与えるのかなど
ものすごくミクロな視点から
体をみていきます。
実は栄養学は
めっちゃ理系な学問です。笑
ただ、栄養学(西洋医学)も
薬膳(東洋医学)も
健康でいるために
考えられた食事法です。
どっちがいい、どっちが悪い
そんなものはありません!!!
なんでもいいとこどりしていけば
いいじゃないか〜!!!!
と思っています。
日本では東洋医学が衰退しちゃった?
ちなみに、歴史的な背景をいうと、
日本は江戸時代までは
東洋医学が主流でした。
でも、明治政府が
「欧米医学を修めた者のみ医師として開業を許可する」と
決めたため、
つまり、西洋医学を日本の医療として
使っていくと決めたため、
日本では東洋医学の考え方が
薄れていってしまった…という背景があります。
とはいえ、東洋医学の考え方は、
西洋医学にはない素晴らしいところがあり、
最近また
注目され始めているなぁと
感じます^^
その一つの考え方として、
薬膳ももっともっと
日本の方に広まると嬉しいなぁ〜と思っています。
ということで、
第一回はここまで!!!
インスタよりも
だいぶ長く深い話になりました。笑
こんな感じで
薬膳のお話しは続いていきます♪
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