新年早々風邪をひいて家にこもっています。
WEBマガジンCheer Up!はおかげ様で順調。昨年10月に久しぶりに東京に行き、5人のアーティストにインタビューさせていただきました。
編集に時間がかかりましたが、あとお一人公開すれば一段落です。
今日はまだ集中して作業をできる体調ではなくて、索引を整理したり、Googleフォームでお問合せフォームを作成していました。
WEBマガジンとして「Cheer Up!」の運営を始めたのは2011年。震災直前でした。
あれから14年もマガジンを続けられていることに自分でも驚きます。
そもそも、偶然出会った仲間とフリーペーパー活動を始めたのが2000年。
そのあたりから音楽ライターになりたいと思ったり、自分を編集長とした音楽マガジンを発行してみたいと思うようになりました。
でも紙媒体で作るにはお金もかかるし、自分一人で完結させられないし、難易度が高いことは分かっていました。しかも自分が作りたい内容は本形式で文字がびっちり入った読み物です。長年ITの仕事をしていてWEBは作れますが、紙媒体用のソフトを使ったりエディトリアルデザインをするのは難しい。
そんな時期にmixiというSNSが始まり、たちまち夢中になりました。
かなりたくさんの方と出会いました。ミュージシャンの方もたくさんいました。
その頃、働いていた会社の人間関係が良くなく、孤独を感じていたり早く辞めたいと思っていたこともあって、会社以外の場所に友達がいるということに励まされていました。
ところが大病にかかり入院・治療の日々。ますます「治ったら音楽マガジンを作りたい」という気持ちが高まりました。
その後、mixiで賛同してくれた方々と一緒に紙媒体のフリー音楽マガジンを発行することを決意。
そのあたりは前にnoteにも書きましたが、いろいろありすぎて。
完成したのは嬉しかったけれど、失ったものも多かった。
自分も大きく傷つき、いろいろな方を傷つけたり、嫌な思いをさせてしまったと思います。
自分は大勢を率いる器ではないことも、はっきり分かりました。
そこから2年ちょっとでWEBマガジンに移行できたのは、紙媒体に参加下さった方々やネットで知り合ったミュージシャンのおかげです。
このWEBマガジンが軌道にのってからも、紙媒体のときのトラブルが心の傷となったのか、情緒不安定になりやすいのが自分の最大の欠点です。
「こんなWEBマガジン続けて何になるのか?」
「皆さん、巻き込まれて迷惑に思っているのではないか」
すぐに悪いほうに考えて、人間関係もちょっと嫌なことがあるとバッサリ切ってしまう。
それで後悔して謝っても、相手はもう許してくれない。
現在もそういう気持ちを引きずっている部分はあります。
直したいけどなかなか直らない欠点。
一度WEBマガジンをすっかりやめようかと思った時、「このマガジンはあなたの財産だと思う」と言ってくれたアーティストがいました。
確かに、一枚一枚のアルバムに向き合い、一本一本丁寧に作った記事は私のかけがえのない歩みだと思います。
そして、私がちょっとしたことでバッサリ関係性を切ろうとした時に「そんなことで関係性をシャットダウンしないでください」と、言いにくいことを伝えてくれたのが、先日逝去されたサックス奏者の鈴木央紹さんでした。
メールインタビューの場合、何度もアルバムを聴いてからインタビューシートを送り、回答を待ちます。
央紹さんはLive本数がとても多い方で、すっかり忘れてただけなんですよね。無視するつもりでも、私を軽視したわけでもない。だけど、私は「お声掛けしたことが迷惑だったんだろうな」と思い、「お忙しいようなので今回はもういいです」とメッセージを送り、Facebookのフレンド関係も切ったんです。
その時言われたのが、上記の言葉でした。
これまでも、「どうせ嫌われたりめんどくさい人間に思われたんだろう」とフレンド登録をこちらから切ったことは何度もありました。たいてい、それきりです。
なのに、「ちょっと待って」と繋ぎとめようとしてくれたのは央紹さんだけだった。
だからとても心に残る出来事だったと共に、反省させられました。
そしてインタビュー記事は無事完成し、央紹さんは「次回は直接インタビュー楽しみにしてます!」とメッセージに書いてくれました。
http://www.cheerup777.com/suzukihisatsugu2019.html自分の、ネットでの交流がメインである人との向き合い方について反省させられたことをお伝えし、央紹さんの音楽人生についてじっくりとお伺いしたいと思っていたのに…永遠に叶わない夢となりました。
そんなに簡単に自分の悪い考え方が直るとは思っていません。
でも、少しずつコントロールできるようにはなってきています。
ネットから離れて読書や映画の時間を持つのが一番のようです。
現時点ではWEBマガジンをやめることは考えていません。本業を優先しつつも、インタビュー記事を一本ずつコツコツ作っていくのをライフワークにしています。
2025年、つまずきそうになったら央紹さんを思い出して、央紹さんの音楽を聴いて、自分を落ち着かせるつもりです。
本年もCheer Up!をよろしくお願いいたします。