離れられない

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児童発達支援での面談で、日中一時支援の受給者証も取得したけど土日に通える施設が見つけられなかったという話をしたんです。
そしたら相談事業所を通して調べてくれることになって、土日はショートステイもできるような話だったのですごく気持ちが楽になってました。
(主人が泊まりでいないと、息子と2人で過ごす土日は長くて長くて…えーん
息子を人が多い場所に連れて行くとトラブルを起こすので、とくに土日は出かけられる場所がありませんタラー
ほかの子のおもちゃを奪い取ってしまう、多動、いきなり知らない人に抱きついたり予想つかない行動するので私だけでは見れません。そして帰りには癇癪起こすうずまき
これだけ困難が目に見えてると、そんな危険を犯してまで連れて行けないから主人がいない土日は引きこもりです。)

だけど、ほとんどショートステイできる施設がないっていう回答でした。
ほとんどってどういうこと?って思ったけど、施設数が少ないし空きがないみたいです。
どうしてもってことなら遠い場所に大きな施設があるけど、見学に行ったら引いちゃうかも…って言われてしまいました。
山の中にあって暗い雰囲気みたいです。
そして、息子がまだ2歳で大きな子や大人と一緒だと危ないからどうかな…ってことでした。
なんだか足を踏み入れてはいけない場所だと警告されているような気分になりましたショボーンガーン

預かってもらえる場所がないと分かったら、私の気持ちも変わりました。どんなに一人になりたいと思っても離れられないんだから息子と楽しく過ごす方法を探すしかない。
諦めたというか吹っ切れたというかうずまき

で、私が思うのは障害のある息子を預かってくれる場所なんてどこにもないということ。
つらかったら相談して、頼って、と言ってもらえるけど結局頼れる場所がない。
息子と2人で過ごす時間がつらかったから相談したけど、息子と私の状況から判断して、まだまだ頑張ってください、と言われているように感じました。
私が甘く考えすぎてたんだな。
虐待事件が起きる度に、なんで子どもを手放さなかったのかって論争になりますが、きっと定型発達でも簡単に子どもを預かってくれるところなんてないです。



なんで息子だけ障害があるんだろうって思うけど、なんでうちの子が自閉症なの?とは思いません。
息子が一人目だから私達夫婦の子は自閉症なんだと思ってます。
有限率は1%以下(0.04%くらいとも読みました)みたいですが、主人のいとこの子も自閉症です。
私はちらっとしか会ったことがなくてよく分からないけど、義両親は障害が重いと言ってます。
その子を見てるから息子は大丈夫って。

…正直なにを喜んでなにを悲観したらいいのか分からない。
息子は言葉が遅れてて単語を少ししゃべれるだけ、切替が苦手で自分の気持ちをコントロールできなくて癇癪起こして暴れます。多動で私と一緒に行動できません。伝えたいことを一方的に伝えるコミュニケーションです。
自閉症の特徴は横目と逆さバイバイ以外全部当てはまります。
そんな状態の息子を児童発達支援や言語リハビリの先生は器用で集中力がある、賢いって言ってくれますが、知的障害の診断がついてるのに賢いって言われても喜べずにいますショボーン
自閉症は就学までは予後が分からないと医師は言います。
2歳っていう年齢的に落ち着きなくて切替できないのはしょうがないとアドバイスもらうことも多いです。

…でも障害には違いないんでしょ?
大人になっても支援が必要なんでしょ?

いま私が息子を見る基準すべてが間違っているんだと思う。
発達がゆっくりだとは思ってるけど、きっとそんな次元じゃなくて自閉症だから軸が違う。
きっと息子は自閉症の基準で見てあげないと先生たちと話が噛み合わない。自閉症のわりには器用で集中力があるよ、ってことですよね。
でも、私は自閉症の子と初めて接するからその基準が分からないんですよねショボーン
そして病院で聞いても個人差が大きくて分からないと言われてしまう。
不安で分からないことだらけの育児です。

久しぶりに二人で公園に行ってきました。
だーれもいなかったから伸び伸びと遊べました。
砂を両手で掴んで遊具の上にサラサラ落とす遊びをずっとしてました。
珍しく滑り台にもちょっと興味を持って階段を登ろうとするんだけどすぐに降りてきてしまう。
無表情だし何も言わないから息子の本心は分からないけど、たぶん怖くて登れないみたい。
それを何度か繰り返してたから手伝ってあげて、一人で上まで登れるようなると何回か滑って楽しそうにしてました。よかったね。
久しぶりに遊具で楽しそうに遊ぶ姿を見れてうれしかったです。(怖いという感情が出てきた2歳頃から遊具で遊べなくなりました)
結局、私は自閉症の息子にふつうを求めてしまいます。
息子が楽しければいい、幸せならいいって思いながらもふつうな姿を見ると安心します。

これから私はどう変わってくんだろう。