飽食の時代のカルシウム不足
一般的に栄養価が高く美食といわれる食生活が
カルシウム不足をひきおこすことがあります。
それというのも体内のカルシウム量は、他のどの
ミネラルより多いのですがその他のミネラルとの
バランスのうえで成り立っています。
代表的なものでいえばはマグネシウムとリンです。
飽食の時代どちらかといえばリンはカルシウムとの
バランスからいえば過剰に摂られる傾向にあるようです。
多すぎるリンはカルシウムと一緒に身体の外に排出
されます。穀類や肉類にはリンが多く、加工食品にも
リン酸系の添加物が多く含まれています。多量の脂肪
や砂糖、コーラなどの炭酸飲料もカルシウム不足を
ひきおこすことになります。
それに比べてマグネシウムは不足しがちのようです。
供給源の塩はいいものを選びたいですね。
どちらもカルシウムとのバランスでいえばカルシウムが
2に対して1の割合が理想的のようです。
そしてカルシウムの吸収のためにはビタミンDも大切で、
良質のタンパク質も骨の形成に欠かせません。
カルシウムの多い牛乳ですが、日本人はお腹をこわす
人も多いようですし牛乳のもつ脂肪分がミネラルの吸収
をおとしたりする面もあります。
リンとのバランスの良い植物性のカルシウムに注目したい
ところですが、日本の土壌にはカルシウムが不足していて
野菜のなかの含有量も少ないようです。
何はともあれ成長期には成人の3倍ぐらいカルシウムを摂る
必要があるようです。
干し海老、煮干、ひじき、かんぴょう、えんどう豆、チーズ等は
カルシウムが多い食品の代表選手です。
骨は貯金箱
飽食の時代になりダイエットがトレンドのように
なっていますが、安易な食事制限による無理な
ダイエットは大変なことを引き起こしてしまいます。
一番怖いのはカルシウム不足ではないでしょうか。
普通の食生活でも日本人はカルシウム不足だと
いわれていますから、無理なダイエットの行き着く
ところは骨粗しょう症です。
人間はカルシウムが不足すると、足りない分は骨を
分解して補います。だから骨はカルシウムの貯金箱
といってもいいかもしれません。
それでなくても年齢とともに骨はもろくなっていきます。
骨粗しょう症になると、ほんのちょっとしたことで骨を
折ったりし、治りにくいといいます。
私の知り合いの若い子ですが、くしゃみをしただけで
骨が折れちゃったという例もありますので、怖いですよ。
もちろんお年頃は特に美しくありたいという気持ちがある
のは当然だと思いますが、骨は足りない分を必死に補って
いることをお忘れなくね![]()