炉開きが終わり
新茶の味わいが舌に馴染む師走。

茶室露地には乾燥した松葉を
一面に敷き詰める「敷松葉」の
侘びた景色が見られます。
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本来、霜で苔が傷むのを防ぐための
冬の装い「敷松葉」は、
今日では茶の湯の大切な風情となっています。

この「敷松葉」にも
種類があります。

点前、菓子、花、懐石、様々な
茶の湯のもてなしの中でも
長い時間をかけなければできない
茶の湯の中でも一番の難しさでもあり
そこが醍醐味だと皆さんに認識
してもらえたら嬉しいです。