二期倶楽部は
日本がバブルで浮かれ
足元が見えない時代の中、

私の師の一人  二期倶楽部代表の
北山ひとみ氏が、
1986年わずか6室、
国内初の自給自足を目指した
オーベルジュホテルとしてスタートしました。

はや26年、今では48000坪の森が
保護されています。

二期倶楽部は北山さんと、スタッフの
哲学と志で作られた
唯一無二の世界最高のホテルです。




■二期倶楽部クロスセッション 

建築家 山本理顕先生R×建築家 難波和彦先生N×社会学 山本哲士先生Y×北山ひとみ さん




建築家 池辺陽先生に学んだ難波先生は
箱の家プロジェクトとして広く知られている。

例えば、無印の家は、難波先生が設計したものを
パッケージとして無印が取り扱っている。

後で、難波先生から教えてもらったのだが、
箱の家プロジェクトは、アノニマス性を大事にしていて
海外では良くシェーカーの家に間違われるとの事。

難波先生と話してみると、建築だけでなく
歴史や文化、映画まで幅広く知識があり、
時代を読み解いている
その中から生み出された究極のシンプルな家が
先生の箱の家プロジェクトだと分かる。




山本理顕先生R

山本先生は、建築家 原弘先生に学んでいる。

その著「地域社会圏主義」を紹介してくれた。

R:住宅と街は関係していない。

一住宅一家族という暮らし方は、実はまだ歴史が浅い

N:一軒屋に住んでいるのは、アメリカと日本だけで
アメリカは国土も広いし、日本のような用途地域制限も
ないから、それでいいが、狭い日本がさらに
用途地域で規制されて住んでるから
魅力的な街ができていないのはそのためだ。

R実は一家族一住居というシステム自体は
労働者を管理するための住宅方式なのです。
それが世界に広がった。

しかし、1960年代日本は
一住居に4人高齢者率10%が暮らしていたが、
2012年1.99高齢者率23%人で、
2015年には1.9人になる。
被災地では約30%が高齢者である。

もはや日本ではこの一住居一家族という
形態自体が破綻して、住居内での孤独死や
老老介護などさまざまな弊害が起こっている。

そこで地域社会圏システムでは
老若男女500人が一緒に住むという考え方です。

2.4×2.4×2.6の箱2つに
一つは完全なプライバシーのある寝間
もうひとつは、外に開かれた見世 店でもいいし
とにかく社会 外との接点です。
キッチンやバスは共用する。

この箱をすべて賃貸として集合させ
都心のワンルームよりも広くて安く、そして
その500人が一つの社会をつくるような場所。

一人ひとりが得意分野を持ち寄って、
野菜を売ったり、服を売ったり、何かを教えたり
とにかく一人ひとりがその中で、日銭を稼ぐ。

そしてまったくグローバル経済と対抗できるような
生き方をさがす。

車もエネルギーもコンビにも、500人という単位になる
ことで、できる新しいシステムによる住まい方が
経済的な数値化された根拠により、証明されている。

 
Yハウジングではなく、ドゥエリングするということではないだろうか

R日本では公営の賃貸は5%だがフランスでは15%ある

日本は一貫して住宅産業が国の産業になっているために
フラット35などの金融公庫により、借りるより買う方が
特であるという事になってしまっている。
これは高度経済成長を前提とした、住宅政策の誤りである。

J沼尻

500人がゆるやかに関係しながら一緒に住むというのは
日本の昔の農村の形態にも似ているような気がします。

それを可能にするためには、職業というか生業も
とても重要になると思う、つまりグローバル経済ではない生業。

R僕は商店街で育ったけど、みんな活気があって、
みんな関係していたんだよね。


_MG_4596.jpg