前回は



【炉開き】の疑問?




なぜ炉開きは、亥の月亥の日にするのか?

     亥の子餅にまつわるお話をしました。




今回は


なぜ「開炉の時期」に 


 「茶人の正月」一陽来復」と

   言われているのか?です






江戸の一様来福!  写真: 田中 佐代子さん



古代中国の周暦が

冬至を含む、子の月として、

そこを正月にしたからと言われています。



その後の陰暦では、


~戌の月→ 陰暦  9月・亥の月→ 陰暦10月
・子の月→ 陰暦11月・丑の月→ 陰暦12月
・寅の月→ 陰暦  1月・卯の月→ 陰暦2月~


64卦で、亥の月は

つまり年末のようなイメージで

太陰となり


陰が極まり、

冬至を持って、子の月が正月となり、

初めて 陽の卦が一つ入ってきます。

つまり


これこそが一つの陽の卦が

復活してきたという事で

 

 

「一陽来復」

 

復→福もいいですね。

 

という言葉になります。



故に11月の開炉の時期を指して、


「茶人の正月」

 

と言われていますが、

太陰から陽の気が復活した


おめでたい


11月ですから、茶人だけでなく

 

「国の正月」でも良いぐらいですね。 




因みに大正生まれの祖父母に


育てられた私は


私の育ての親・祖父母です。


子供の頃、冬至の日には決まって、


ばあちゃんから


体の砂を除くから~と言われて


コンニャクの煮物を大量に食べさせられた

思い出があります💧


今では皆さんより

肉体の事については大分詳しいですが、


あの頃は本当に

体には砂が溜まるんだ~と

真剣に思ってました💧


もちろん小学校しか出てなくて

働きづめのばあちゃんだから

一陽来復なんて言いませんでしたが、


農作と暦に従って生きてた時代の方が

自然の摂理に合った暮らしができるなんて~

やっぱり人間も半分は植物なんですね。


そこで茶道は暦と四季を意識しながら

生活できるので、

本当に素晴らしい文化ですね。


広島の友人は子供達のセラピーに

茶道を活用されていました。




因みに、これなんだかわかりますか?


ダイエットにコンニャクゼリーは
食べてても

きっと皆さんは
コンニャクの花を知らないと思うので、
紹介しました。

いつかコンニャクの花も
茶花として入れたいです~

因みにアスパラガスやオクラの花も
本当にキレイですよ
野菜の花は食べる事もできて
かつ、全て美しいです。


次回は、

【炉開き】 と 【 口切りの茶事】 について

です。

また見ていただけましたら幸いです。