澄んだ空気に高い空、ススキ(?)も気持ち良さそうにそよいでいます。南国宮崎もようやく秋らしくなって来ました。
ひんやりとしているけれど暖房を点けるほどではないこの時期の気温、猫カイロの程よい温もりが最高にマッチします!

















前回記事にもたくさんのお祝いコメントをありがとうございました☆
遅くなりましたが、お1人ずつお返事を書いているので覗いてみて下さい。


へんこ小町、こんなに楚楚としているのに次々と獲物を仕留める凄腕ハンターだなんてビックリですよね。
このところ、ちょっとだけお触りOKになりました。でも、すぐに軽い猫パンチ……と言うよりももっと軽い猫タッチ程度の牽制が入りますが。この優しい牽制の「へんこパンチ」がまた可愛かったり。


最近、碧眼の美男美女を見ると
「あ、へんこの目の色だ」
と言ってしまいます(笑)
何とも涼しげな空色の瞳のへんこ。色白さんも初めてですが、青い目の色の子とも今まで縁が無かったので未だに物珍しくて仕方ありません。













「秋猫」と言う言葉があるように、秋は最も猫が美しくなる季節。冬毛が生え揃い、上等なベルベットのようにシットリとした毛並みはうっとりする美しさ。フランス人のノアゴンはもちろんのこと、薄毛のバージュ、それにへんこ小町も、みんな艶々フワフワで、何度でも撫でたくなってしまいます。














そう言えば、2年前の11月10日に天使となったマガリちゃんも柔らかな毛並みがそれは見事でした。いつまででも触っていたくなってしまう滑らかな手触りでした。

これが春夏の抜け毛シーズンだとこうはいきません。どうしても少しゴワつきます。
 
一番最高の手触りの記憶を残して天使になるなんてマガリちゃんもやり手です!
その天才的手腕と社交性を、あちらでも存分に発揮していることでしょう。
誰とでもすぐに仲良くなる天使2歳、友達いっぱい出来たに違いありません。

















空を見上げる無邪気なバージュ(本当は窓を歩くカマキリを眺めています)。




さて、今日は久し振りのお笑い3連発!

◆その1:超天然

ピアノが好きで、うちにレッスンに来るのが楽しくて仕方ないと言う生徒 Cちゃん。田舎の子らしい純粋さと素朴な笑顔が可愛いCちゃんは3人兄弟の末っ子で甘えん坊。いつもお母さんと一緒にレッスンへとやって来ます。

ところが先日、Cちゃん一人でレッスンに来たので
「今日はお母さんは?」
と尋ねました。
するとCちゃん、
「なんか、昨日おじいちゃんが超天然になって」
と。
超天然になった!?
Cちゃんのおじいちゃんがどういう方なのか知らないのですが、歳を重ねていきなりのキャラ変とは!しかも超天然キャラをチョイスするとは!
まさか(笑)


はい、腸捻転でした。腸捻転を超天然と言ってのけるCちゃんこそ超天然かもしれません。
あらぬ疑惑をかけられたおじいちゃん、大事には至らず回復したそうで一安心。
















ブラジル渡航前、マンゴーのおじさんへ餞別にあげた干し甘海老。何も味付けがしていないので、自然な甘さと優しい塩気で軽い食感です。



◆その2:海老煎



パリ時代、恩師メルキ先生の自宅レッスンでのこと。
私がレッスン室に入るや否や、

「ねぇ、chat-vert、あなたに聞きたい事があるのよ。ちょっと待ってて」
と言ってレッスン室を出たメルキ先生。
いったい何事だろうかと思って待っていると、暫くして戻って来たメルキ先生の手に何やら箱が握られていました。
そして、
「これなんだけれどね……」
と開けた箱の中からは立派な海老煎が!
恐らく愛知県出身のクラスメイトがお土産に買って来たのでしょう。海老煎は愛知の名物ですもんね。
あらたかな和紙に包まれた姿焼きの海老煎を前に、戸惑いの表情を浮かべるメルキ先生
「これって茹でて食べる物なの?」
とおっしゃった!

思わず笑ってしまいましたが、外国の人から見ると不思議な食べ物なのですね。
そのまま食べるお菓子だと説明しましたが、それでも半信半疑な様子で
「試しにあなた、食べてみて」
と言われ、海老煎の食べ方を実演しました(笑)
まさかパリで海老煎の食べ方を講義しようとは。人生は思いもかけぬ事の連続です(大げさな)。
パリなだけにパリパリと美味しそうに私が食べる様子を見てようやくメルキ先生も信用し、一緒にパリパリ、そして
「美味しい……わね~」
と言いながらアハハハと笑っていました。
危うく、乾燥椎茸のように水で戻されそうになった高級海老煎、パリの地で成仏しました。














ふむふむと干し甘海老の匂いを確かめるノアゴン、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋を満喫しています。




◆その3:popさんのコンサート


実はかなりの心配性なpopさん。
今は少し緩和されましたが、昔は相当なものでした。私が国際コンクールを受けに行くと言えばその国のガイドブックを買って来て町の様子や交通網など調べ尽くし、出来ることなら下見がてら滞在しに行きたいぐらいだと語り、私が公開レッスンで午前様で帰宅すれば眠れずに待っていました(ヨーロッパの夜は遅く、コンサートや催しの開始は20時過ぎからで終わりが日付をまたぐ事もしばしばです)。
あまりの心配性ぶりに、姿を変えた第2の母親かと錯覚することさえありました。
そんなpopさんですから、私が試験やコンクール、コンサートで演奏する時の緊張感はビシバシ伝わって来ました。もちろん本人は誤魔化していましたが、いつもと明らかに様子が違ったり、前日の酒量が増えたりするのですぐにわかります(笑)
みんなの注目する舞台の上、たった1人でピアノを弾くと言うのがとてつもなく恐ろしい事だと感じていたようで。小さい頃から馴れている者としては当たり前のことなのですが。
お陰で当事者の私は逆になだめ役となり、緊張する事が出来なくなりました。
今、私も生徒を持つ立場となり、当事者以上に気を揉む感覚がわかるようになりましたが。









しかし、先日のpopさんの夢の内容には大笑いしました。
ひどくうなされ、起きてからも疲れ切った様子のpopさん、なんと自分がコンサートでピアノを弾く夢を見ていたそうです。
もちろん、popさんはピアノを弾けません。それなのに、舞台袖で
「一度も両手での練習をしていないけれど、最初が上手く行けば、両手が線路に乗ったように最後まで弾けるかもしれない」
と、必死にイメージしていたそうです(笑)
それにしても、一度も両手での練習をしていないのに本番って怖すぎる夢!
私もたまに、舞台袖で出番間近なのにまだ弾く曲さえ決まっていなくて必死にプログラムを考えている夢を見ますが、それが移ったのでしょうか?
何だかちょっと可哀想なような可笑しいようなpopさんのリアルな夢に笑いが止まりませんでした。















張り切った表情と、気を付け!みたいなポーズが子供っぽいバージュ。



マンゴーのおじさんも間も無くブラジルから帰って来ます。愛犬マンちゃんのお世話係もお役御免。あ、でもまだ、今月分のフィラリアのお薬を飲ませると言う大切な役目が残っていた!

popさんのバレエのおばちゃんも九州~沖縄~台湾~香港をクルーズ中。
本当に2人とも元気な70代です!

お土産話が楽しみです。










ハロウィン到来と言うことで、ノアゴンもオレンジ色のスカーフで即席仮装。待ち受けにすると宝くじがよく当たると評判です(うそ)。

やっぱり黒猫はハロウィンカラーもよく似合います。
オレンジ色のスカーフを出された瞬間に私の意図を理解し、粛々とモデル役を務めてくれたノアゴン、さすがです! 















その後、バージュも同じスカーフでハロウィンモデル。ノアゴンのようにジッと落ち着いて座っていないのでやっと撮れた1枚です。












前回記事にもたくさんのコメントありがとうございました☆
バージュうちの子記念日へのお祝いも嬉しかったです。簡単ではありますが、お一人ずつお返事が書けたので覗いて見て下さい。

それにしてもバージュって子供っぽいですよね!甘えん坊な表情も動作も、とても8歳には見えません。純粋無垢なお転婆娘、この写真でもそれがよくわかりますよね(笑)
いつも頭の周りに音符♪やビックリマーク!が飛んでいそうです。



モンマルトルのおじいさん画家Michel・CORDI(ミシェル・コルディ)さんの絵、楽しくてほのぼのしますよね。パリでお馴染みの光景や、フランスらしい人間模様が明るく描かれていて、芸術的評価云々はともかく、非常にイキイキとした魅力がたっぷりだと思います。いつかご縁があったら、今度こそ1枚購入したいものです。



欧米を中心とした世界のクラシックラジオが聴けるページ、凄いですよね!パソコンだけでなく、スマホでも聴けるようです。
フランス時代に聴いていたラジオクラシックがまたこうして聴けるだなんて本当に嬉しい発展です。
もちろん、フランスのラジオクラシックが私のイチオシですが、ヴェネチアのクラシック局も感じが良いです。あと、ロシアの局も聴きたいのですが、アクセスの仕方がわからなくて残念です。
世界のクラシックラジオ旅行、皆さんも是非!


http://classical.morrie.biz/












10月25日はマイバースデーでした。

朝から嬉しいプレゼントがたくさん!

まずは、お友達のlalaさん がマリアージュ好きな私にと吟味し尽くして選んで下さったお茶。
今年はマリアージュ160周年だそうで、その記念で限定発売されたお茶、その名も「オートクチュール」。
マリアージュと言えば紅茶のイメージでしたが、こちらは白茶がベース。丸々と太った新芽だけを手摘みした白茶は白銀色の産毛に被われ、お茶界のシャンパーニュと言われるぐらい貴重で高価。そこに柚子と青茶、数種のフルーツやナッツが仄かに香ります。少し青みのあるハーブティーのような味わいで、渋みは殆ど無く円やか。
華やかなフレーバーの紅茶が多いマリアージュの新しい顔を知った気がしました。













そしてこちら、なんとlalaさんお手製の抹茶のシフォン!
私、自分の誕生日の為にケーキを手作りして頂いたのなんて生まれて初めてです !

これがパサつきとは無縁な驚きのシットリ感でキメも細やか、ふわふわなのにもっちりとした弾力もある絶品……今まで食べた全てのシフォンの中で最高に美味しいシフォンでした。上品な甘さで抹茶の風味が際立って、市販のシフォンの遥かに上!

本当はうちで炊いた餡子やジャムと合わせたりもしたのですが、私とpopさんと2人して夢中になって瞬く間に完食してしまった為、お皿に盛り付けた写真など撮る暇がありませんでした(笑)


















lalaさんからは、更にこんなキュートなプレゼントも♪
このネットバッグ、タグにあるようにフランス製です。タグに書かれているHPを見てみたら(フランス語)、私もバカンスに行ったことのあるノルマンディのカーンと言う町の工場で、ハンモックや赤ちゃん用の抱っこ&おんぶ紐、船舶の網やバスケットボールのゴールネットを手掛けるネットのエキスパートらしいです。
と言うことはただお洒落なだけでなく頑丈に違いありません。私のマニアック精神が何やらウキウキします。

lalaさん、美味しい&楽しい時間をありがとうございます!
















黒猫飼い仲間のBellさん からも!

虫が苦手な方、スミマセンね~!
私も段ボールの中からこれが出て来た時には、思わずハエたたきを握りかけました(笑)
手前の蟻とガガンボのような羽虫、「インセクトマグネット」の名の通りマグネットが付いています。
こんなにもリアルな虫のマグネットが冷蔵庫に付いていたら何度も本物かと騙されそうです。
虫が好きな私の為にあるような商品です!

狩人バージュには見付からないようにしなくては。



猫がいっぱい描かれた可愛いお鍋は中がホーロー引きになっています。
少し前にホーロー鍋が欠けてしまった我が家、ちょうど新しいホーロー鍋を買わんとしていたところでした!
早速、かぼちゃのスープを作りました。
ホーロー引きなのでジャム作りにもイイですね。我が家は料理をよくするのでキッチン用品は即活躍します!

小さなうさぎちゃんは、うさぎ年のpopさんの箸置きに。














Bellさんと言えば手作りジャム。
今回も珍しいジャム2種類、キウイと黄桃です。
それにしても美しい色です☆
キウイのジャムってこんなに綺麗で美味しいのに、なんであまり一般的ではないんでしょうね?
入れ歯の人たちが商品化を阻止しているとか?(まさか(笑))

Bellさん、毎年バースデーを祝って下さってありがとうございます!



メールやFBでもお祝い頂いた皆さん、ありがとうございました!














前回記事で棒に釣られていたへんこ、玄関の前で鳴いていたので見に行ってみたら行き倒れていました(笑)
これだけ接写できたのは初めてかもしれません。popさんが、片目だけ歌舞伎メイクと言っていた意味がようやくわかりました。左目だけ長いアイラインが入っていますね!


そしてそのへんこの横には……半分になったねずみが。
この数日後にもまた、今度は茶色の大型ねずみ(いたちの子かもしれませんが、直視して確認できず)。
なんとその翌日には鳩!しかも羽と尾っぽ意外は殆ど無くなっていました。
鳩ってかなり大きいのに、やってしまったのね~!

へんこ、凄腕ハンターぶりを自慢しに見せたがるのでしょうか?それとも、これもバースデープレゼント!?









さてさて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。
今月は、6月にもご紹介したスクリャービンの続編。来年はスクリャービン没後100年の記念イヤーですから、今のうちにスクリャービンの魅力をおさらいしておきましょう。

6月には小品をご紹介しましたが、今回は厚みのあるソナタを。
スクリャービンはその短い生涯に全10曲のピアノソナタを作曲しています。
初期のショパンからの影響が色濃い作風から、次第にスクリャービンならではの神秘的な宇宙へと進化する変遷がソナタを順番に聴いて行くとよくわかります。
今月はソナタ前期から3曲をお聴き下さい。




◆スクリャービン:ピアノソナタ2番「幻想ソナタ」(ピアノ:キーシン)


https://www.youtube.com/watch?v=pCR_bx3iu2A



2楽章形式のソナタ。幻想ソナタの名の通り、非常に幻想的な美しさの1楽章、そして熱い情熱を秘めつつ走り抜ける2楽章。
多くの人に愛され演奏されるだけあり、1楽章は実に美しく、幻想の世界に引きずり込まれます。
2楽章は大地から沸き起こる力強さと艶っぽさがめくるめく感情の渦を織り成します。
この魅力的なソナタ、1楽章は単に柔らかくふにゃふにゃと撫でくっていて芯が無く何を弾いているのだかよくわからない、2楽章はただただ速いだけと言うような演奏も多いのですが、キーシンは音楽に核がシッカリあり、他とは比較にならないずば抜けた名演です。録音がちょっとアレですが、ライヴでこれだけの完成度の演奏ってさすがです。
キーシンのコンサートは日本でもパリでも何度も聴いていますが、安定感も凄い!やっぱりこの人、わかりきった事ですが、ただ者ではないですね。
パリでは、スクリャービンのソナタの3番をサル・プレイエルで聴きましたが、2番の方が合っている気がします。
でも、この時のプログラムが凄くて、オールロシア物だったのですが、スクリャービンのプレリュードop.15の全5曲に始まり、ソナタ3番、バラキレフのイスラメイ、ムソルグスキーの展覧会の絵と言うハードなもの!おまけにお得意のアンコールの山。音楽的には少し固さが目立ちましたが、やはり集中力と完成度の高さが尋常ではありませんでした。
この時のコンサートは、前回お話ししたラジオクラシックで事前にキーシンのインタビューがあり(もちろん英語インタビューで、フランス語訳されていました)、プログラムからも十分にわかりますがコンサートに掛ける意気込みが伝わって来ました。ホロヴィッツへの想いなども語っていて非常に興味深く、私も卒試の数日前だったのですが、聴きに行かずには居られませんでした。
もちろん、行って正解でした。








◆スクリャービン:ピアノソナタ3番(ピアノ:ホロヴィッツ)



https://www.youtube.com/watch?v=RBfMwqLmgsY



スクリャービンのピアノソナタの中で最もソナタらしい形態なのがこの3番。陰影に富んだ全4楽章。パリでドミニク・メルレ先生にスクリャービンの24のプレリュードのレッスンを受けた時、スクリャービンのソナタもイイですよね~、と言う話で盛り上がり、どのソナタが一番好き?と言うのでメルレ先生と一致した答えが3番でした。
以来、私の愛奏曲です。


ドラマティックで情感たっぷりな1楽章は聴くほどに味わい深く、程好く脱力したチャーミングな2楽章、3楽章の描き出す孤高の美しさは白眉、最終楽章は炎のような熱情とスピード、そして合間に訪れるとろけるような愛の甘さに身を委ねます。

ホロヴィッツの押しも押されもせぬ名演でどうぞ。(ソナタ自体は全楽章で20分ちょっとですが、動画の後半はプレリュードが何曲も入っています)






◆スクリャービン:ピアノソナタ4番(ピアノ:ミハイル・プレトニョフ)


https://www.youtube.com/watch?v=lQabCdxJ6DM


ソナタの2番と同じく2楽章形式で、1楽章は緩やかで美しく、2楽章は速い、と言うよく似た作りなのですが、この4番は2番をスクリャービン流に推敲し洗練させた感じです。時間的にも4番の方がタイトになっています。

1楽章は透明感に溢れ、宇宙的な神秘を纏った煌めきに魅了されます。2楽章はイキイキとした生命の躍動、最後には押し寄せるエネルギーに圧倒され幕を閉じます。
プレトニョフのテクニックの確かさとセンスの良さ、冷たく輝く音質が素晴らしい世界を生んでいます。




妖しくも美しいスクリャービンワールド、お楽しみ頂けたならば幸いです。






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マンゴーのおじさん、ブラジルに旅立ちました。おじさんが留守の間、私は愛犬マンちゃんのお世話係!

ちょっとぎうぎうでブログがゆっくりになっています。あと半月ほど、生温い目で見てやって下さい。









このところ、食欲の秋な話題ばかりだったので、今日はちょっと芸術の秋な話題でスタートです。

写真は、パリ時代に私がふらりと寄った、モンマルトルの画家のアトリエで頂いた絵葉書。

popさんのパリ時代のアパルトマンは、モンマルトル丘の麓にあり、周辺には画家のアトリエが点在していました。アパルトマンの通りには、なんとギュスターヴ・モロー美術館もありました。

この絵葉書の画家のアトリエは、私とpopさんの台所だった「ルピック通り」(アメリのカフェがある通り)のすぐ先にありました。しかし、しょっちゅう通っていても、生活していると意外にそうしたアトリエを改めて眺めてみたり、ましてや入ってみる事は少ないものです。青果店とお肉屋さんにばかり立ち寄り、フロマージュやキッシュにばかり目が向くのが生活者(笑)

ある日、何度も前を通っていた筈のこの絵葉書の画家のアトリエに急に引き寄せられ立ち止まった私。明るく楽しいカラフルな絵が飾ってあるのをウィンドウ越しに眺めていると、中から穏やかな感じのおじいさんが出て来て、「良かったら入って見て行かれませんか?」と招き入れてくれました。

こじんまりとしたアトリエ内は温かな雰囲気で、パリの人と風景が何とも楽しく描かれた絵が何枚も飾ってありました。ちょっぴりアンリ・ルソー風のユーモラスさを感じます。

しかし、この手の絵の常でしょうか、芸術的価値はあまり評価されていないようで、コートを買うぐらいの値段が付けられていました。
日本からピアノを学びに来た学生で、近所に住んでいると話すと静かに微笑んでこの絵葉書を下さいました。
手が届く値段だったので、ちょっと真剣に吟味し始める私に、「またいらっしゃい」と、店仕舞いし始めたムッシュー。何とも商売っ気が無いおじいさん画家でした。














小さい方のカードの裏にはムッシューのお名前と、アトリエの住所と電話番号が印刷されていました(ちなみに、私のブログアクセスの検索ワードで「パリ18区 治安」と言うのが多いようですが、18区と一口に言っても様々な界隈があり、アメリのカフェ通り~このアトリエ界隈は治安良です☆バルベスはアフリカ人街ですが、意外と安全。北駅から東側……19区に近付くほどに私の体感としては殺伐として治安が悪化します)。


結局、それ以来、ムッシューのアトリエに足を伸ばす事が無いまま帰国してしまいました。せっかく絵葉書を下さったのに。
あの時、既におじいさんでしたから、もう亡くなっているかもしれません。お名前のMichel ・CORDI(ミシェル・コルディ)で検索してみましたが、海外の絵画オークションに数枚ヒットしただけでした。やはりあの楽しい画風の絵が割りと安価で競り落とされていました。
日本では全く無名なのでしょう、日本語で検索すると何もナッシングでした。

けれども、数ある私の絵葉書コレクションの中で、最も思い出深い1枚である事に変わりはありません。










絵画の次は音楽♪

パリ時代、テレビを持っていなかった(正確には持っていたけれど壊れた(笑))のもあり、ラジオばかり聴いていた私。パソコンもあまり普及していない時代でしたから、情報を得る上でも貴重でした。

以前にもチラッとお話したかと思いますが、フランスのラジオ局は、各局の専門がハッキリしており、例えば「フランスアンフォ」ならば24時間ずっとニュース、「ノスタルジー」はいわゆる懐メロ、「リール エ シャンソン」はお笑い&シャンソンと言う具合に、目的別にチャンネルが分類されているのでわかりやすく選びやすいのです。他にもジャズ専門、ロック専門はもちろん、クラシック専門もあり、私は専らこのクラシック専門局、その名も「ラジオクラシック」を聴いていました。
1日に何度かニュースが入るのと、コンサート情報やCDの新譜発売インタビュー(これも現地では役立ちました☆)以外は、ありとあらゆるクラシックが流されていました。
日本のラジオではクラシックが僅かですし、取り上げられるのは割りとありきたりな曲目なのに対し、フランスのラジオクラシックはピアノ、オーケストラ、オペラに歌曲、室内楽とバランスが良く、バロックから現代音楽まで実に幅広い選曲。毎日毎日ラジオクラシックを聴き続けたお陰で、様々な曲や演奏家を知る事が出来ました。

日本に帰って来てからも、ラジオクラシックが恋しくなる事がしばしばでしたが……
なんと、先日ふとパソコンで「ラジオクラシック」と検索してみたら……パソコンで聴けたーー!!
以来、ラジオクラシック漬け再開です。以前よりも広告と、フランス人が大好きな政治討論会の時間が少し増えたようですが、1曲1曲、曲目と演奏者、演奏時間のトータル、CD情報まで表示されるのにはビックリ!
本当に便利!時代は変わったものです。
懐かしいラジオクラシックに再会できて感動しましたが、メインパーソナリティのムッシューの声がかなり老けていて若干ショックでした(笑)



以下、私が発見した、世界各国のクラシック専門のラジオチャンネルが網羅された素晴らしいページ。
50近いクラシックチャンネルの詳細が日本語で説明されています。



   ↓    ↓    ↓    ↓


http://classical.morrie.biz/



私のお勧めはもちろんラジオクラシック(Radio classique)、結構、下の方にあります。フランス語の勉強にも役立ちそうです。

一応、紹介されている全部のクラシックラジオ局を見てみましたが、半数ぐらいは≫プレイマークやスピーカーのマークをクリックするだけでライブ放送が聴けました。
英語のページも多いので、そちらはLIVE  LISTEN等をクリックで聴けました。
ノルウェー放送は局名をクリックして開いただけで放送が始まります。
その他、東欧や北欧局は言葉がわからないのもあり、ちょっと聞き方がわからない物もちらほら。どうしても外国のラジオは難しく感じる方は、日本のクラシック専門局「オッターバ」を選んで聴かれてみて下さい。

しかし、機械に弱いアナログな私でも、簡単に世界各国のクラシックラジオ局の旅が出来るだなんて素晴らしい!
Youtubeもいいですが、どうしても自分の好みに偏るのと、ラジオのように長時間に渡って垂れ流しが出来ないのが難点。
クラシック以外の音楽チャンネルも載っていたので、世界のラジオ局旅行を一度じっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?













ノアゴンにとっても懐かしきラジオクラシック、じっと聴いています。
特にフランス語が流れると「おぉっ?」と言う感じで、耳をそばだてています。














前回記事にもたくさんのコメントをありがとうございました☆
お一人ずつお返事が書けたので、覗いて見て下さい。
それにしても皆さん、フランス語講座のブルース・リーを目敏く見付けて下さって、秘かにネタを仕込むお笑いブロガー冥利につきます(笑)

巨大鰻のお店「鰻楽」のHPを見ていたら、ちょうど今、秋の土用の丑だとか。セールを22日までやっているようです。


北陸のお寿司、羨ましいですよね!絶対に当て付けです(笑)


それには負けますが、博多に住むpopさんの幼なじみが、お彼岸にお墓参りに帰って来た際、明太子をお土産にくれたので、明太子&魚介たっぷりパスタを作りました。














今日、10月18日はバージュうちの子記念日。8年前の今日、我が家の家族になりました。
利発でお転婆で甘えん坊、いつでもご機嫌さん

陽気で小さな太陽のようなバージュは、我が家のムードメーカーです。

こうして人の顔を真っ直ぐに見上げ、キュッと体を丸く縮めては「お母さん、お母さん、あそぼー」と可愛く誘います。

この素直さ、天真爛漫な性格は一体、誰に似たのかなぁ!













純粋でちょっぴり内気な部分もまた可愛いのです。

気難しい哲学者だったノアゴンも、バージュが来てからずいぶんとおおらかになりました。
うちの子になってくれて本当にありがとう!

これからも健康優良児であり続けて欲しいです。














最近、やたらに多い蜘蛛の巣をこの枝で払っていたら、空色の目を輝かせてじゃれついて来たへんこ!


へんこ小町、三連休に大打撃を与えた台風にもびくともしませんでした。
でも、さすがに屋根には居られまいと思い、軒下に避難所を作ってあげたらすんなりそこに入って爆睡していました!

ちなみにその避難所、マガリちゃんが愛用していた犬小屋です。マガリちゃんがまた守ってくれたから、安心して台風の中でも爆睡できたのでしょう。


果報は寝て待てならぬ、台風は寝てやり過ごせ(笑)















おぉ、釣れた!

マガリちゃんはこう言う遊びはしなかったなぁ。
へんこの子供らしい一面を見られて嬉しくなりました。
あ、8歳のバージュもこう言う遊びを未だにしていますが(笑)








今日はバージュの記念日、明後日はpopさんの誕生日、お祝いラッシュです!