
このところ、食欲の秋な話題ばかりだったので、今日はちょっと芸術の秋な話題でスタートです。
写真は、パリ時代に私がふらりと寄った、モンマルトルの画家のアトリエで頂いた絵葉書。
popさんのパリ時代のアパルトマンは、モンマルトル丘の麓にあり、周辺には画家のアトリエが点在していました。アパルトマンの通りには、なんとギュスターヴ・モロー美術館もありました。
この絵葉書の画家のアトリエは、私とpopさんの台所だった「ルピック通り」(アメリのカフェがある通り)のすぐ先にありました。しかし、しょっちゅう通っていても、生活していると意外にそうしたアトリエを改めて眺めてみたり、ましてや入ってみる事は少ないものです。青果店とお肉屋さんにばかり立ち寄り、フロマージュやキッシュにばかり目が向くのが生活者(笑)
ある日、何度も前を通っていた筈のこの絵葉書の画家のアトリエに急に引き寄せられ立ち止まった私。明るく楽しいカラフルな絵が飾ってあるのをウィンドウ越しに眺めていると、中から穏やかな感じのおじいさんが出て来て、「良かったら入って見て行かれませんか?」と招き入れてくれました。
こじんまりとしたアトリエ内は温かな雰囲気で、パリの人と風景が何とも楽しく描かれた絵が何枚も飾ってありました。ちょっぴりアンリ・ルソー風のユーモラスさを感じます。
しかし、この手の絵の常でしょうか、芸術的価値はあまり評価されていないようで、コートを買うぐらいの値段が付けられていました。
日本からピアノを学びに来た学生で、近所に住んでいると話すと静かに微笑んでこの絵葉書を下さいました。
手が届く値段だったので、ちょっと真剣に吟味し始める私に、「またいらっしゃい」と、店仕舞いし始めたムッシュー。何とも商売っ気が無いおじいさん画家でした。

小さい方のカードの裏にはムッシューのお名前と、アトリエの住所と電話番号が印刷されていました(ちなみに、私のブログアクセスの検索ワードで「パリ18区 治安」と言うのが多いようですが、18区と一口に言っても様々な界隈があり、アメリのカフェ通り~このアトリエ界隈は治安良です☆バルベスはアフリカ人街ですが、意外と安全。北駅から東側……19区に近付くほどに私の体感としては殺伐として治安が悪化します)。
結局、それ以来、ムッシューのアトリエに足を伸ばす事が無いまま帰国してしまいました。せっかく絵葉書を下さったのに。
あの時、既におじいさんでしたから、もう亡くなっているかもしれません。お名前のMichel ・CORDI(ミシェル・コルディ)で検索してみましたが、海外の絵画オークションに数枚ヒットしただけでした。やはりあの楽しい画風の絵が割りと安価で競り落とされていました。
日本では全く無名なのでしょう、日本語で検索すると何もナッシングでした。
けれども、数ある私の絵葉書コレクションの中で、最も思い出深い1枚である事に変わりはありません。
絵画の次は音楽♪
パリ時代、テレビを持っていなかった(正確には持っていたけれど壊れた(笑))のもあり、ラジオばかり聴いていた私。パソコンもあまり普及していない時代でしたから、情報を得る上でも貴重でした。
以前にもチラッとお話したかと思いますが、フランスのラジオ局は、各局の専門がハッキリしており、例えば「フランスアンフォ」ならば24時間ずっとニュース、「ノスタルジー」はいわゆる懐メロ、「リール エ シャンソン」はお笑い&シャンソンと言う具合に、目的別にチャンネルが分類されているのでわかりやすく選びやすいのです。他にもジャズ専門、ロック専門はもちろん、クラシック専門もあり、私は専らこのクラシック専門局、その名も「ラジオクラシック」を聴いていました。
1日に何度かニュースが入るのと、コンサート情報やCDの新譜発売インタビュー(これも現地では役立ちました☆)以外は、ありとあらゆるクラシックが流されていました。
日本のラジオではクラシックが僅かですし、取り上げられるのは割りとありきたりな曲目なのに対し、フランスのラジオクラシックはピアノ、オーケストラ、オペラに歌曲、室内楽とバランスが良く、バロックから現代音楽まで実に幅広い選曲。毎日毎日ラジオクラシックを聴き続けたお陰で、様々な曲や演奏家を知る事が出来ました。
日本に帰って来てからも、ラジオクラシックが恋しくなる事がしばしばでしたが……
なんと、先日ふとパソコンで「ラジオクラシック」と検索してみたら……パソコンで聴けたーー!!
以来、ラジオクラシック漬け再開です。以前よりも広告と、フランス人が大好きな政治討論会の時間が少し増えたようですが、1曲1曲、曲目と演奏者、演奏時間のトータル、CD情報まで表示されるのにはビックリ!
本当に便利!時代は変わったものです。
懐かしいラジオクラシックに再会できて感動しましたが、メインパーソナリティのムッシューの声がかなり老けていて若干ショックでした(笑)
以下、私が発見した、世界各国のクラシック専門のラジオチャンネルが網羅された素晴らしいページ。
50近いクラシックチャンネルの詳細が日本語で説明されています。
↓ ↓ ↓ ↓
http://classical.morrie.biz/
私のお勧めはもちろんラジオクラシック(Radio classique)、結構、下の方にあります。フランス語の勉強にも役立ちそうです。
一応、紹介されている全部のクラシックラジオ局を見てみましたが、半数ぐらいは≫プレイマークやスピーカーのマークをクリックするだけでライブ放送が聴けました。
英語のページも多いので、そちらはLIVE LISTEN等をクリックで聴けました。
ノルウェー放送は局名をクリックして開いただけで放送が始まります。
その他、東欧や北欧局は言葉がわからないのもあり、ちょっと聞き方がわからない物もちらほら。どうしても外国のラジオは難しく感じる方は、日本のクラシック専門局「オッターバ」を選んで聴かれてみて下さい。
しかし、機械に弱いアナログな私でも、簡単に世界各国のクラシックラジオ局の旅が出来るだなんて素晴らしい!
Youtubeもいいですが、どうしても自分の好みに偏るのと、ラジオのように長時間に渡って垂れ流しが出来ないのが難点。
クラシック以外の音楽チャンネルも載っていたので、世界のラジオ局旅行を一度じっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?

ノアゴンにとっても懐かしきラジオクラシック、じっと聴いています。
特にフランス語が流れると「おぉっ?」と言う感じで、耳をそばだてています。

前回記事にもたくさんのコメントをありがとうございました☆
お一人ずつお返事が書けたので、覗いて見て下さい。
それにしても皆さん、フランス語講座のブルース・リーを目敏く見付けて下さって、秘かにネタを仕込むお笑いブロガー冥利につきます(笑)
巨大鰻のお店「鰻楽」のHPを見ていたら、ちょうど今、秋の土用の丑だとか。セールを22日までやっているようです。
北陸のお寿司、羨ましいですよね!絶対に当て付けです(笑)
それには負けますが、博多に住むpopさんの幼なじみが、お彼岸にお墓参りに帰って来た際、明太子をお土産にくれたので、明太子&魚介たっぷりパスタを作りました。

今日、10月18日はバージュうちの子記念日。8年前の今日、我が家の家族になりました。
利発でお転婆で甘えん坊、いつでもご機嫌さん
♪
陽気で小さな太陽のようなバージュは、我が家のムードメーカーです。
こうして人の顔を真っ直ぐに見上げ、キュッと体を丸く縮めては「お母さん、お母さん、あそぼー」と可愛く誘います。
この素直さ、天真爛漫な性格は一体、誰に似たのかなぁ!

純粋でちょっぴり内気な部分もまた可愛いのです。
気難しい哲学者だったノアゴンも、バージュが来てからずいぶんとおおらかになりました。
うちの子になってくれて本当にありがとう!
これからも健康優良児であり続けて欲しいです。

最近、やたらに多い蜘蛛の巣をこの枝で払っていたら、空色の目を輝かせてじゃれついて来たへんこ!
へんこ小町、三連休に大打撃を与えた台風にもびくともしませんでした。
でも、さすがに屋根には居られまいと思い、軒下に避難所を作ってあげたらすんなりそこに入って爆睡していました!
ちなみにその避難所、マガリちゃんが愛用していた犬小屋です。マガリちゃんがまた守ってくれたから、安心して台風の中でも爆睡できたのでしょう。
果報は寝て待てならぬ、台風は寝てやり過ごせ(笑)

おぉ、釣れた!
マガリちゃんはこう言う遊びはしなかったなぁ。
へんこの子供らしい一面を見られて嬉しくなりました。
あ、8歳のバージュもこう言う遊びを未だにしていますが(笑)

今日はバージュの記念日、明後日はpopさんの誕生日、お祝いラッシュです!