ぬる湯と、ゆるキャン△(ちょこっと)聖地巡礼 | かるがも夫婦のチャリ・de・ないと

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夫婦ではじめたロードバイク生活。北へ南へゆるりと走る自転車道中(他)の徒然なる雑記帳。
今やバイクに乗れず、旅行その他 ぼへーな日常の記事ばかりに・・・

お盆休み渋滞も治まった頃、山梨・静岡をクルマで巡ってきました。

まずは石和で湯ったりし、翌日はゆるキャン聖地の身延・南部町へ。

その後は静岡県へ抜けて念願だった『さわやか』のハンバーグを食べるという旅程。

 

●ぬる湯●

石和温泉街からは離れたJR石和温泉駅の北側にあるお宿

『旅館 日の出温泉』に宿泊。

温泉ブログ界隈で有名なお宿で、お湯の新鮮さと ぬる湯と熱湯の交互浴が評判。

15時すぎに宿に到着すると先客のクルマが4台ほど停まっていた。

チェックイン後、さっそく大浴場へ。

向かって左側の広い浴槽がぬる湯で、思ったほど冷たい感じではなく

いつまでも快適に浸かっていられる、まさに適温。

アルカリ性のお湯は一湯目は肌がキシキシする感覚があるけど、二湯目以降は

肌に馴染んだようでサラサラしっとり系のお肌に。

 

交互浴を3セットしてまだ16時半なので、駅方面の散策にGO。

観光案内所が終わっていたり、お土産店がお休みだったりで収穫はなく、駅前のイオンで

ドリンクを、セブンイレブンでスムージーを買って、ブラブラ歩いて宿に戻る。

駅の南口から線路を越えて、R140松本交差点から先の田舎道は緑の多い景色が広がる。

ブドウ畑がいたるところに

平等川を渡ったあたりからの眺め

駅から宿までは徒歩10分くらいかな。電車旅もOKかなOK

 

夕食は18時半からにして貰っており、一階の食事処にていただく。

一人旅をしている人が多い宿みたい。

 

グラスワインを別注(赤は あじろん という銘柄で幻のワインだとか)

あじろんはジュース並みの甘さとフレッシュさ、白はキリっとした味わい

この他に煮魚(金目鯛かな?)がテーブルにセットされており、後から

うなぎ入りの茶わん蒸し、天ぷらなどが暖かい状態で供される。

山の幸、海の幸がバランスよく出てきて美味&満足割り箸

じゃっかん甘目の味付けに寄せているのは飲んべいさん向けなのかなはてなマーク

 

もうお腹いっぱいという頃に、さらに破壊力のある品が・・・

コーン好きにはたまらないごはんと、暖かいソーメン。

苦しいお腹事情ながら強引に入れた!

 

デザートは山梨フルーツ! 「お腹いっぱいならお部屋に戻ってどうぞ」というお言葉に甘えて。

桃が特に甘くて美味しかった

 

朝食も同じ会場にて。

野菜たっぷり小鉢に、だしまき玉子、シャケ。

どれも丁寧につくられたザ・和食のおかず達。

最後にフルーツが出てきて満足まんぞく。

 

結局、朝食の前後にも温泉に浸かり、合計4湯を達成。

じつに良いお湯でした音譜

かるがも家の定宿になりそう。

 

 

●古代に想いを馳せて●

ゆるキャン聖地の前に、山梨県立考古博物館と古墳を見学。

「甲斐銚子塚古墳」前方後円墳の円墳部分をパチリ

スケール感がおかしくなるくらい大きい・・・

巨木のたもとに(りら)がいるのでスケールが判りますかね❓

円墳部分の頂上からの見晴らし

 

こちらはすぐ隣にある円墳の丸山塚古墳で、山梨県最大級とのこと。

川が近くに複数あり、有力な豪族が出てくる環境が整った地だったのだろう。

群馬で見た『保渡田古墳』よりも大きいと感じた。

ちなみにこの日の気温は36℃クラス・・・

着ていたシャツが汗まみれになったのは言うまでもなく。

 

博物館の常設展は土器、石器の展示や縄文時代から古墳時代を経て戦国時代までの

歴史の流れを見て学ぶことができるので、こちらもお勧め。

装飾が多い縄文式からシンプルな弥生式土器に変遷していく姿も

見ることが出来る。

縄文時代は生き抜くこと自体が難しく、食料を手に入れたり子孫繁栄の願いが

日常使いの土器にも込められていたのだね。

 

 

●ゆるキャン聖地巡り●

博物館を後にして、身延町まではR140→県道52号をノンストップで走行。

まずは聖地①『セルバみのぶ店』

犬山あおいちゃんのバイト先として紹介される地元スーパー。

ゆるキャングッズコーナーではTシャツやマグカップ、ステッカー等を販売していたり

ラッピング自販機があったりと聖地巡礼者に優しい(?)スーパー。

いかにも巡礼者たる人々が店内外にいたのは言うまでもなく。(我々もだけど)

ちなみにジョニーはドラマ派ラブ

 

わたくしはアニメ派です!(りら)

 

 

なお駐車場の敷地内には、大垣千明ちゃんのバイト先『酒の川本』の建物のみが

再現されていたようですが、現在はシャトレーゼ身延店として営業しており

そこでスイーツバイキングをお昼代わりに食べてきた。

 

次の聖地②は主人公たちが通う『本栖高校』

実際には下部小学校・中学校跡地。

駐車場として使わせて貰える常幸院さんから坂の上の校舎をパチリ。

尋常でない急坂を登って・・・

ところどころに「ゆるキャン看板」有り

遂に到着した正門前。ドラマでも見覚えのある校舎。

円形部分が図書室として使われていた所かな?

ここもドラマでよく映っていたな

窓から中を覗くとアニメキャラのパネルがあった。

36℃超えの気温ながら、絶え間なく巡礼者が訪れるのは言うまでもなく・・・

 

聖地③は、みのぶ饅頭の『栄昇堂』だったのだけど、まさかの臨時休業ガーン

二か所を巡り、あまりの暑さでグロッキー気味のかるがも家。

お饅頭を食べた河原を撮影してクルマに撤収ダウン

 

 

●さわやかのハンバーグ●

 

15時ころ、なでしこの最寄り駅『内船駅』近くで富士川沿いにある『なんぶの湯』で休憩。

漫画が読めるフリーの休憩スペースが随所にある面白いつくり。

お湯はアルカリ性で利用料も安いので地元の方が多いのかな❓

次はゆっくり滞在したいな。

 

ここからはハンバーグに向けてノンストップで富士市へと、県道10号、398号を走行。

交通量の少ない山道で、途中で離合が難しい1.5車線以下になるところもあるけど

富士川の雄大な景色も眺めることができる。

 

17時過ぎに『さわやか富士錦店』に到着。

順番待ちの受付は約2時間後の19時15分ということで、まずは予約していた近くのお宿に

チェックインして待つことに。

スマホで呼び出し30分前のアナウンスを確認し、徒歩でさわやかへ。

店内待ち10人以上、クルマで待っている人が多い模様。

 

呼び出し予定を15分ほど過ぎて、ようやく着席。

 

ついに「げんこつハンバーグ(250g)」にご対面スター

システムはブロンコビリーと同様に、ハンバーグの切り分けとソースがけを

店員さんが目の前でやってくれる。

さて肝心のお味は・・・

ビーフの肉感がしっかり有りながらも、ブロンコより柔らかいという絶妙なチューニング。

オニオンソースもハンバーグとの相性バッチリキューン

静岡県民が愛して止まない理由が分かる。

満足な夕食だった。

 

翌日はR1で海岸線を走りながら沼津市内へ移動。

地元スーパーの『しずてつストア大岡店』でお土産をゲットして沼津インターから

東名高速で帰宅。

山梨は身延のセルバで買ったお土産

静岡は沼津のしずてつストアで買ったお土産

写真右上の富士山を模したパンは、

途中の足柄SAで買ったメロンパンです~

メロンパン好きなオトコ、じょにさんのご所望品。

ワタクシはメロンパンに愛着がございません。

好きな食べ物がびみょーにズレていると、食物争奪戦争が

起きないので安心です。三姉弟の「おねえちゃん」として

育った身には、いまだ忘れがたい切実な分配の機微(笑)

ひとり暮らしして、後ろめたさのかけらもなくスナック菓子を

一袋食べたあの感慨。ちいせぇな~笑い泣き(りら)

 

 

ゆるキャン聖地巡りも今後の旅の目的になるかもしれません。。

 

(りら)がいろいろ追記してくれるでしょう。

 

ジョニー

 

 

 

現存十二天守の次は古墳…?

どうなるのかは神?のみぞ知る?

な かるがも家です。

 

まあ、酷暑に行く場所ではないので、秋の行楽時期あたりから

暑くなるまでの間が最適でしょうねぇ。

古墳というと、教科書記載のでっかい前方後円墳など、

立ち入り禁止のイメージが強い史跡だったのですが、

公園になっていて気軽に立ち入り、上り下りできる

ものがあることって一般的に広く知られているんですかね?

こどものころ、それを知っていたらどうだったかな。

 

おかげで埴輪を愛でたり墳墓をそばで見られたりで、

楽しいことが増えました。

 

 

日の出温泉は、空いていて貸し切り状態もあったので

交互浴を思うがままにしておりました。

熱い、もう無理→冷えてきた、あったまろう→熱い、

のループ。正しくは何分毎にというのがあるんでしょうけど

体感だけで交互浴。次の行動による制限がなければ、

ぐだぐだになるまで入ってたでしょうねぇ…。

アトピーの痒さも軽減。助かりました。

 

しかしながら、この甲府盆地に属する地域は、

半端なく暑かった!湿気多すぎー

八王子盆地で育った身ですが、久しぶりの湿気気温ダブルの

高さに「帰る」と何度言いそうになったか。お住まいの皆様、

敬意と酷暑お見舞い申し上げます。

 

ゆるキャンは、漫画、アニメ、ドラマと見ていますが、

聖地巡礼するとは思いませんでした~

同好の士が行く先にわんさかいるのも面白い。

踊らされている感もありますけど、それでも

自らの心意気で踊り狂っていればいいですわね。

(りら)