秋の北陸・東北ツーリング(DAY1,2) | かるがも夫婦のチャリ・de・ないと

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夫婦ではじめたロードバイク生活。北へ南へゆるりと走る自転車道中(他)の徒然なる雑記帳。
今やバイクに乗れず、旅行その他 ぼへーな日常の記事ばかりに・・・

10月の一週目に車で東北をメインに4泊5日の周遊旅をしてきました。

 

●初日は赤倉温泉で4湯●

自宅を9時過ぎに出発、概略のルートは練馬インターから関越道に乗り、

上信越道で宿泊先の赤倉温泉へと向かう。

 

群馬県の横川SAで早めのお昼休憩をとり、長野県の信濃町インターで降りて

野尻湖に寄り道。

ナウマン象の関連施設で見学をと期待していたけど、なんと休館日ガーン

気を取り直して、湖畔の駐車場に停めて周辺をお散歩。

何艘か釣りボードが出ていた。ブラックバスが釣れるのかなはてなマーク

湖畔側にテラスのあるオシャレなイタリアンレストランもあった。

              走る人走る人走る人

ほぼバイパス化されたR18を妙高高原インター方向に走り、赤倉温泉への道を

登坂すると間もなく温泉街に到着。

宿泊は左手に映っている『ほてる千家』。

2食付き九千円以下の価格帯ながら、濃厚な温泉と充実した食事が提供されるお宿。

16時前にチェックイン、我々が一番乗りの様子。

女将さんと夕食は18時に、とお話ししてブラっと街の散策に出た。

 

スキーシ-ズンに賑わう街なので、オフシーズンのさらに平日の夕方は閑散としていて

観光客とすれ違ったのは足湯公園で1組だけかな。

山の神様を祀った大山祇社でお参りした後、東京芸大の創立者 岡倉天心

終焉の地が保存された六角堂へ。

17時をまわって宿に戻る途中、クレープ屋さんが開いていているのを発見。

誘惑に負け食事直前のスイーツタイムキョロキョロ

 

温泉は湯の華がたくさん舞っていて微かに硫黄臭のするかけ流しのお湯。

ドライブ疲れも取れ、お肌も快調。チェックアウトまでに4湯した。


 

夕食は海鮮ものをメインに山菜や笹すしなどが並び、お値段以上の充実ぶり。

特にほたてのバター焼きと貝焼きが美味しかった。

 

ちょっと欠けているけど朝食はこんな内容。

焼き鮭と、なめこ汁が美味しくて、ごはん二膳はすすんでしまう・・・

写っていないけど、ブドウも付いてきてこれもまた美味。

 

建物や設備が古いところはあるものの、共用のトイレはウォシュレットが入るなど

必要なところはリニューアルしてあり快適に滞在できた。

お湯が良くて、お安く泊まれる良い宿でした。

 

 

 

いちにちめの(りら)さん↓

野尻湖畔はびゅうびゅう風が吹いて涼しいを通り越してました。

ここがナウマンゾウ(の化石)見つかったとこやでー、の標が立ち入りできん場所にあり、しかもちっさい!スマホのカメラじゃ寄ってもぼやけとる~という残念もありましたが、ぼんやり助手席に乗っているあいだにずんずんクルマは進み、半袖の季節ではなくなっていましたねぇ。

 

現地に着いても、いくら記憶をがんばって地引き網のよーにひっぱってみても、前回の赤倉温泉、帰りのバス停しか思い出せなかった…。運動音痴の二十代後半スキーデビュー者にスポ根すぱるたスキー教室(いけずな教官はもちろんじょにはん)は記憶喪失になるくらいハードだったのであろうかと回想してみたりするわけですが、人生半世紀過ぎてまあお互い記憶ないってならもう仕方ないですねぇ。あはは。

 

岡倉天心終焉の地は、もっと物悲しい感じかと字面では想像していたのですが、なんとも穏やかで心安らぐ小さなスペースでした。夏を過ぎてもまだ建物周囲のグリーンも鮮やかな、なだらかな斜面。きっとどの季節も目にも心にも優しい空間なのだろうなあと、しばらくぼーっとしていたい心地よいところでした。手入れを続けるかたに感謝。お社下の先からすこし斜面を登ったところにある、ここまでの小径もおススメです。

 

 

 

●二日目は柏崎でサバサンド●

 

翌朝は9時半ころチェックアウト、高原を降りて『産直センターとまと』へ。

新米のこしひかりとお土産を買って、R18を上越方面へ北上。

10分ほど走った『道の駅あらい』でも寄り道。

レストランに産直、お土産と広~いエリアに点在する巨大な道の駅。

ここでは会社用バラマキおやつを選んだ。

 

上越インターから北陸自動車道に乗り、一つ目のメイン目的地となる

『日本海フィッシャーマンズケープ』へ。

クルマを停め、まずは裏の遊歩道を登って海へと向かう。

登り切ってからズンズン下ると恋人岬に到着。

ここだけ切り取ると、ハワイだねウシシ

 

同じ道を戻ってお腹がベストコンディションになったところで

フィッシャーマンズケープでサバサンドをいただく。

トルコ旅行で食べ損ねたサバサンドを柏崎で食べられることを知って7~8年。

ようやく念願がかなったラブラブ

魚介を提供するお店で食券を買ってオーダーしたのは

ドリンクセット¥780(レギュラーサイズ)×2人分。

お兄さんがサバを揚げてアツアツで出てきたサンドに、塩コショウとレモン汁を

好きなだけかけて、いただく。

骨を丁寧に取っているようで、気になることなくガツガツ食べられた。

想像が付く味なれど、サバの生臭さは全くなく、玉ねぎスライスが良いアクセントで

実に美味いよだれ

再訪必須だ。

 

                走る人走る人走る人

店の目の前を走るK8で海沿いから内陸に入り、柏崎インターから再び北陸自動車へ。

原発を左手に見ながら三条燕や、新潟市内の看板を通り過ぎ日本海東北自動車道に接続。

終点の朝日まほろばインターで降りて、道の駅朝日でトイレ休憩

ここからはひたすらR7で山道を走り、荒波の日本海が見えたのは15時をまわっていたかな。

あつみから再び高速で鶴岡に入り、2つ目のメイン目的地『フルーツショップ青森屋』着。

ジョニーは白桃とイモきんとん、(りら)はピオーネと南水をチョイス。

(りら)も6~7年ぶりのタルトに感動。価格は上がっているけど¥500台は立派。

 

宿泊は『ホテルステイイン山王プラザ』にて。

ジョニー入社時(●●年前)に一月滞在した(当時は なかなかのボロ)ホテル。

今は改装されコスパの良いホテルになっていますぞ。

 

夕食は寿司をと考えていたけど、海鮮系が続いたので路線変更『フランボワーズ』へ。

ジョニー鶴岡在住時代にお世話になった高コスパの洋食店。4年ぶりの訪問かな。

メインはヒレカツ、豆腐の小鉢、まぐろカルパッチョ&サラダにライスと味噌汁。

サラダと思いきや、一番下にマグロがいた!というオドロキの皿。↓

最後にデザート&コーヒー。

これで¥1000税込み。 値上げしとらんのかい!?

とツッコミをいれたくなるコスパ。

この先も頑張って続けて欲しいお店だ。

 

1.5kmほどの道のりをブラブラ歩いて(地元スーパーにも寄り道)、お宿に戻って就寝。

 

自宅から鶴岡までの走行距離は612kmでした。

また続きは後日アップしましょう。

 

ジョニー

 

 

 

ふつかめの(りら)さん↓

サバサンドの地の先にあった恋人岬、この岬に行く方はクルマで斜面を上って下りてます。駐車場、岬のそばにちゃんとあります。かるがも家のように歩いている方はいらっしゃいませんでした。クルマ移動がメインゆえ、歩けるところは歩く、にしないと運動不足のこぶたちゃんになるので、基本的にナマケモノの(りら)的にはそういう場面づくり、大事なところです。

 

鶴岡に月いちで通っていた頃の日本海の印象は、冬の海ざぱーーーーんの暗い色だったもんで、この地に向かうあいだの日本海の青の美しさには、あら同じ日本海?くらいの目の奪われようでございました。ほんと、綺麗な青だったなー。

 

そしてサバサンド、うまかった!!!!

サバもそうだけど玉ねぎスライス自体も美味しくて、こしょうレモン汁パンのすべてが素敵なまりあーじゅでございました~。(あ、しおとレタスもいた)ハーフサイズにしなくてよかった。また連れてってねー!

 

お昼ごはんはこのサバサンドだけ。なんでかといえば青森屋さんのタルトを美味しくおなかに入れるためでして、ふつかめのすべては青森屋さんタルトを中心に回っていたわけで。

基本的にこの旅はたどり着く先の宿を決めただけでほとんど下調べなし、行ってみてから考えるベーだった中で、鶴岡に関しては「青森屋さんタルト」「こぴあで買い物」だけ不動の決定事項でした。本懐を遂げられ満足でございます。

 

ただ、ただ一点、心残りは鶴岡・信濃屋さんの「すい~とポテト」が食べられなかったこと…取り寄せればいいんですけどね。あの、ちっこいのにドドーンと重量級のすいポテ、何度空輸したことか。人生で最高に美味かったすいポテ。食べたい。もう頭の中がすいポテでいっぱい。

タルトはあともう二種類食べたかった。くー。煩悩だらけの(りら)