記事「行動と心情 」の中で、努力しろが悲しいとか怒っているという意味だったらという仮定をしました。それをもう少し検証してみます。
 仮に、努力しろ=悲しい、という意味だとします。この場合でも、努力しろがどの場面でも悲しいという意味になるのではなく、その場面限定で悲しいということだと考えられます。すると
「よし、今度から努力しろと言われたら悲しいという意味なんだなと解釈しよう」
と決めても使えないのでしょう。心情的意味は、同じ言葉でも場面によって変わります。放置してあるけど、記号論 にそんな話ありました。
 
 恐るべきことは、「努力しろ」が瞬時に「悲しい」に変換されて、見える人には見えるらしいことです。
「努力って何することだ」
→「こいつニートじゃん、私より努力していないだろ」
→「努力しているけどニートだって言うなら私だって同じだ、努力してこんななのだ」
→「てか私はニートじゃないぞ」
という思考過程は全くなくて、いきなり
「この人は悲しいのね」
になるんですか。天使のようです。
 
 1万歩譲って努力しろ=悲しいなんだな、と理解したとしても、頭に来るのは変わりません。
「相手は要するにバ○なんだからさ、もっと大らかになろうよ」
と言われるかも知れませんが、バ○に馬鹿にされたということは私はバ○以下ということではありませんか。怠け者に怠け者と言われたらスーパー超新星怠け者です。私の方が働いているのに何だよこいつら。
 心情が読めないことよりも人間ができていないことが問題でした。
 
 この記事を1回投稿したらお勧め記事に
「努力する者は希望を語り、怠け者は不満を語る」
というタイトルが出たけど、そう解釈されるのが現実なんですね。家でブラブラして親の世話になって何年も
「がんばるぞ」
と唱えているのが前向きで一生懸命な努力家で、働いて困ったことやうまくいかなかったことを公開すると障害を盾にとって甘えている、となるんだと思うと悲しくなって、辛かった話ジェネレーター を改変してしまいます。
 
 
 11月15日の記事。はてなブックマークがリニューアルして、まだ目が慣れません。
 「正社員という未来 」で、正社員の長時間労働について書きました。その後、周囲で特に長時間労働をしている人のプロフィールを漏れ聞くと(積極的に聞いた訳ではない)
 
1 年齢は30代後半以上
2 既婚男性か、親と同居の未婚女性
 
という人物像が浮かんできました。調査対象が数人でしかないのでたまたまかも知れませんが、それを考慮に入れずに妄想を進めると
 
A 年齢的に、プレイヤーとしての成果に加えマネジメント力も期待され、仕事量責任共に増える
B 家事その他、プライベートに関する雑事を代行してくれる人が他にいる
 
という背景が推測できます。
 意外に思えたのは、独身キャリアウーマンは1人暮らしのイメージを持っていたからです。ドラマでも漫画でもそういう設定です。家族と暮らしているとストーリーに絡めないといけないからで、現実は1人暮らしがデフォルトではないのです。
 冷静になって自分の知り合いを見渡すと、同年代1人暮らし未婚女性で民間企業の正社員、という人が全然いないことに驚かされます。私の知人の範囲が狭すぎるからで、いる所にはいるんだと思いますが。
 
 私も正社員時代、労働時間長い上休日は1日中寝ていないと回復しないため、銀行に振込みに行けない、何かの手続きに行けない、業者さんを呼べない、故障したものを修理に出せない、問い合わせ電話をかけられない、というのがすごく困りました。
 同僚に聞いたら、そういうのは親がやるのだそうです。その事業所で、1人暮らし女性は私だけでした。
 
 1人暮らし未婚女性自体が、イメージされているよりも少ないのかも知れません。「女ニートさん 」で書いたように、田舎から都会に出てきた女性は一定年齢までに結婚するか故郷に帰ることが多いからです。さらに妄想すると、30代後半になると
 
Ⅰ 父親が定年退職
Ⅱ 両親のどちらかが具合を悪くする、もっと言うと亡くなることがある
Ⅲ 他の兄弟は結婚して独立、自分たちの生活で精一杯
 
ということが起こってきます。それまでは1人暮らしでも、通勤可能圏であれば、老いた両親が心配で実家に戻るのかも知れません。
 田舎から出てきた場合は、退職して田舎に帰るか、残業の少ない仕事に異動もしくは転職(多くは非正規雇用)するか倒れるまで踏ん張るか、しかなくなって きそうです。派遣で1人暮らしの方が金銭的にきついのに、同年代ではそちらの方が実在を確認できます。女の一生は切ないです。
 
 
 11月13日の記事。今はネットで振込みできて便利です。
 うみわあおさんの「障害者の就職 」という2年前の記事に、最近もの教えるコメントが入って、しかも内容が間違っているらしく、うみわあおさんが丁寧に訂正レスをなさっているのをかいま見てしまいました。
 検索等で紛れこんできた方が長いレスまで読んでくれるかは個人的に心配ですが、こういうことがあるからもの教えるコメントは困る、と気持ちを新たにしたのでした。
 
 私のところではもの教えるコメントを禁止にしています。理由はいくつかありますが(単なるわがまま説が濃厚)、内容の正誤を確認しなければならないのが負担、というのも1つです。ググッたくらいではわからないこともあります。
 コメントの情報が間違っていてもそれはコメント者の責任だから自分には関係ない、と割り切れるブログ主もいると思いますが、私は嫌です。まして
「参考になりました」
などと心にもないレスをした日には、私が事実と認めたことになります。
 
 特に困ったのは、RSSレビューを書いた時でした。その人が使っているRSSリーダーの主観的な感想を書くのはいいとして、
「○○にはこういう機能があります」(自分で使ったとは書いてなく伝聞の可能性あり)
と説明され、それが○○の公式ページから探し出せず、事実と判断するに足る他の材料もない場合、正誤を確認するには○○を私自身が利用するしかありませ ん。それが負担なので削除してしまいました。その人は継続的にコメント下さった方でしたが、ファン登録を解除して去ってしまわれました。仕方ありません。
 
 リンク先のように丁寧にレスするのが正しいのですが、私だとレス書いているうちにムカムカきて暴れそうです。先方がその日のうちに反応してくれるとは限らないし、正誤不明の情報を置いたままにしておくのも落ち着きません。
 自分が新しくWebサービスを使おうとする時、既に使った他の人が書いたレビューは重宝します。上の人も、ご自身のブログに書かれていれば、私は普通に読めたと思います。
 受信側と発信側では情報に対する責任が違います。受信する立場でも、それが主観情報であることは割り切らなければなりませんが、自分のブログには自分の発信責任の範囲内で書きたいです。
 
 
 11月11日の記事。「障害者」「就職」は荒れやすいテーマ二重奏ですが、有用なテーマでもあります。知らない人のコメントを信用しなければならないという決まりがどこから出てきたのか不思議です。説教族の陰謀に違いありません。
参考:ジャンジャジャ~ン ボスボロットだい 」「おなり~っ ボロッ殿だい(いずれもウィキペディア)
 
 そらさんの記事「おからをなんかモチッとさせたやつ・・・ 」のコメント欄で
「おかたなモチット」
を持ち出して混乱させてしまったので解説すると、上記の漫画
「ボロッ殿だい」
に登場する小姓ロボットの名前です。
「おかたなモチット」
と紹介されたのは初登場の時だけでその後はずっとモチットと呼ばれていたため、ウィキペディアの登場人物紹介でもモチットとなっています。戦国時代の話とかではないし、殿だの小姓だのの雰囲気も全くありません。
 
 ボロッ殿の前身であるボスボロットは、アニメ「マジンガーZ」に登場する主人公兜甲児の友人、通称ボスの操縦するロボットと同じ名称、デザインでした。ボスとボスボロットは続編グレートマジンガーにも出演しています。
 上の漫画では、等身大の自立型ロボットとして、ドラえもんのように人間と交流しながら生活しています。一応敵なんかも出てきますが、ストーリーはマジンガーZと無関係で、兜甲児もボスも登場しません。
 
 作者はマジンガーZの原作者永井豪のアシスタントだったので、最初はパロディとして描いていたと思われます。連載が長期化するにあたって大人の事情が あったのか、ボロッ殿としてリニューアルしました。デザインはちょんまげをつけた以外は変わっていないので、松本某氏なら訴えそうなレベルです。
 ボロッ殿の基地というか住まいの看板も、「科学要塞公衆便所」(グレートマジンガーの基地「科学要塞研究所」のパロ)から「公衆便城」に変わりました。 ウィキペディアでは「科学要塞公衆便城」と記述していますが、私の記憶では「科学要塞」は外れていました。永井豪がよくてもテレビ局的にまずかったのかも 知れません。
 
 永井豪の弟子の作品だけあっていわゆる教育上よくない系ギャグ漫画でしたが、普通に面白かったし、どんなに人間と仲良くなってもしょせんロボット、といったマイノリティ的悲哀が根底テーマにあり、幼少期(強調)の印象に残りました。
 好きな女の子の命を助けるために自分の体のパーツを全て提供する、つまり分解されてしまうというラストも泣けます。
 
 私が小学生くらいまではこういう、有名な作品を下敷きにしたパロディ漫画はよくあった気がしますが、最近はうるさそうです。
 
 
 11月10日の記事。復刻版は永井豪との共著になっていました。
 はてブで見つけた辛かった話ジェネレーター をやってみました。
 
chargeup インタビュー「辛かったこと、もしくはそうでないこと」
 多忙を極める chargeup氏 に奇跡的にインタビューのアポイントメントをとることができた。しかし我々に与えられた時間は30分。
 そのあいだに chargeup氏の根幹をなしていると思われる過去の体験、しかもネガティブな面について質問をぶつけてみたい。これまで語られなかった意外な一面を見ようという狙いである。(収録:2008年11月6日 都内某所にて)
 
---これまでのちょっと思い出したくない、辛かったことについてお話しを聞きたいのですが
辛かったことか(遠くを見ながら)。あるにはあるんだけど、これは言わないといけないんだよね。よし、覚悟を決めました。
 
---ありがとうございます。具体的にはどんなことでしょうか。
………。いざとなると言いにくいね。ストレートに言ってしまうとはてブが消えたことかな。
 
---それは大変でしたね。いつごろのお話ですか?
まったくいつのことか覚えてないんだ。昨日のことだった気もするし、10年前かもしれない…。思い出したくないという無意識の働きがあるんだと思う。
 
--- そのことはいまでも思い出しますか?
毎日、とまではいかないけどかなり頻繁に思い出すよ。忘れようとしているけど、忘れたくないって気持ちもあるのかもしれない。人間はアンビバレンツな生き物だから。
 
--- 実際、その場のchargeupさんはどうされたんでしょうか?
不思議なことにいつの間にか踊ってました。無意識に体を動かして耐えようとしたのかもしれません。ほら、高校時代ずっとダンスをやっていたからさ。
 
--- では最後に、どうやって立ち直ったかを教えてください。
人に助けてもらいました。その人とどういう関係かってことはこの場では言えないのですが。例えて言うなら長い棒を持った影みたいな人でした。人という字は助け合いですね。あ、いまくさいこと言っちゃった。
 
---今日はどうもありがとうございました。
こちらこそ。

・このインタビューは辛い話ジェネレータ(デイリーポータルZ内)で自動生成したものです。
 
 収録日が11月6日になっているなあ。はてブが消えた のは7日なんだけど、まあいいや。本当に辛いことは人には言えないんですよ。ほっほっほ。
 
 
 11月9日の記事。人は辛いことがあると踊ってしまうのです。昔のドラマで宇津井健が病院の廊下で踊りだしたシーンは衝撃的でした。前後のストーリーは知らんのですが。