参考:ジャンジャジャ~ン ボスボロットだい 」「おなり~っ ボロッ殿だい(いずれもウィキペディア)
 
 そらさんの記事「おからをなんかモチッとさせたやつ・・・ 」のコメント欄で
「おかたなモチット」
を持ち出して混乱させてしまったので解説すると、上記の漫画
「ボロッ殿だい」
に登場する小姓ロボットの名前です。
「おかたなモチット」
と紹介されたのは初登場の時だけでその後はずっとモチットと呼ばれていたため、ウィキペディアの登場人物紹介でもモチットとなっています。戦国時代の話とかではないし、殿だの小姓だのの雰囲気も全くありません。
 
 ボロッ殿の前身であるボスボロットは、アニメ「マジンガーZ」に登場する主人公兜甲児の友人、通称ボスの操縦するロボットと同じ名称、デザインでした。ボスとボスボロットは続編グレートマジンガーにも出演しています。
 上の漫画では、等身大の自立型ロボットとして、ドラえもんのように人間と交流しながら生活しています。一応敵なんかも出てきますが、ストーリーはマジンガーZと無関係で、兜甲児もボスも登場しません。
 
 作者はマジンガーZの原作者永井豪のアシスタントだったので、最初はパロディとして描いていたと思われます。連載が長期化するにあたって大人の事情が あったのか、ボロッ殿としてリニューアルしました。デザインはちょんまげをつけた以外は変わっていないので、松本某氏なら訴えそうなレベルです。
 ボロッ殿の基地というか住まいの看板も、「科学要塞公衆便所」(グレートマジンガーの基地「科学要塞研究所」のパロ)から「公衆便城」に変わりました。 ウィキペディアでは「科学要塞公衆便城」と記述していますが、私の記憶では「科学要塞」は外れていました。永井豪がよくてもテレビ局的にまずかったのかも 知れません。
 
 永井豪の弟子の作品だけあっていわゆる教育上よくない系ギャグ漫画でしたが、普通に面白かったし、どんなに人間と仲良くなってもしょせんロボット、といったマイノリティ的悲哀が根底テーマにあり、幼少期(強調)の印象に残りました。
 好きな女の子の命を助けるために自分の体のパーツを全て提供する、つまり分解されてしまうというラストも泣けます。
 
 私が小学生くらいまではこういう、有名な作品を下敷きにしたパロディ漫画はよくあった気がしますが、最近はうるさそうです。
 
 
 11月10日の記事。復刻版は永井豪との共著になっていました。