六マリアと真の家庭(6) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

文亨進世界会長が先日認めた(詳しくは「血統転換の奥義」(1)(4)を参照)「六マリア」(血分け)ですが真の家庭とどのような関連があるか具体的に考察したいと思います。

<血統転換の奥義シリーズ>
「血分けが統一教会内で隠蔽・秘儀化されていった経緯(1)~(5)」に詳細な内容がありますのでまず、読んでいただくと理解しやすいと思います。
<六マリアと真の家庭シリーズ>
(1)文先生と「血分け」した祝福家庭を優先的にメシアの血族とする・三位基台家庭同士で性も子供も共有・中には近親相姦婚の2世もいる?
(2)真の家庭内における近親相姦婚(兄妹婚)
(3)文先生とカインのお母様(崔元福先生)と真のお母様との3人の性生活(重婚状態)とそれを見ていた真の子女の苦悩
(4)真の家庭の第1子は男でなければならない(女が生まれた時点で失敗)
(5)イエスと母マリアは結婚しなければいけないと原理原本に書いてある


前回「六マリアと真の家庭(5)」で文先生にとって原理原本が原理講論以上に重要視していることを述べた。原理原本は、文先生が言うところの「神の復帰摂理」を実行するために神から授かった教義であり、出発点であり、この考えが全ての文先生が今まで遂行してきた「神の復帰摂理」の基礎になっている。つまり、今まで文先生が行ってきた摂理全てにこの「原理原本」の思想を中心に組み立てられ、実行されて来たと言っても過言ではない。文先生は将来的にはこの「原理原本」の内容を元に「成約聖書」(天聖経?)まで作ると言っているのだからよっぽど思い入れがあるのだろう。

では、それほど重要視している「原理原本」をなぜひたすらに隠し、一般教会員が読める環境に置かないのだろうか。平信徒に読めれてはいけない内容でも書かれているのだろうかと勘ぐりたくなる。だとしたら、血分けの内容が書いてあるのは本当なのだろう。

それほど重要な「原理原本」は現在どこにあるのだろうか。
1951年から52年にかけて文総裁が自ら執筆した「原理原本」全5巻すべてに特別なサインをして2008年5月20日韓国・天正宮博物館に納められたと「グラフ新天地2008年7月号」17ページに掲載された。天正宮博物館に保管される前は鮮文大学図書館の資料室に厳重に管理されていたというの事だ。

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私たち教会員は「原理原本」を見たことも読んだこともない・・・。
原理原本の内容でわかっているものと言えば、朴正華が代筆した目次のタイトルだけが「六マリアの悲劇」の著書の中に載っているだけ。詳細な内容は、どこを捜してもありません。

「原理原本」 文鮮明著(金元弼、朴正華が代筆)
1、一から全存在へ
2、生の起源は一から
3、有形の世界と無形の世界との同和的根本意義
4、霊人世界と実体世界との相対創造原理
5、創造原理と堕落原理は愛から
6、どのようにして造り出したのか
7、すると、堕落の始作を調べてみよう
8、なぜ、堕落させたのか
9、神は私を知ることによってわかることができる
10、原理をたずねても聖書は直接教示することができない
11、生命樹に対する根本的な意味
12、神様がアダムの時にサタンから人間を救わなくてアベル、ノアの時までサタンを放りっぱなしにいられた根本意義
13、審判してから神様の痛憤
14、神様的分担摂理期間
15、アブラハムからイエスまで摂理した根本意義
16、モーセに対する神様の役事路程はイエス路程全貌になる理由
17、地上摂理路程に対する根本意義
18、洗礼者ヨハネがエリアになる根本意義
19、洗礼者ヨハネの人間性を標準としてイエスが扱う
20、復帰摂理表示されたイエス祖上血統
21、イエス三年公生活路程は意成事を成し遂げるため
22、イエス十字架の勝利的根本意義と勝利的信仰者
23、十字架の道は信を立てる
24、「自分を愛しろ」という根本意義
25、イエス昇天後も摂理する責任的根本意義
26、復活の根本意義
27、天使長の喇叭(ラッパ)の音と再臨の根本意義
28、審判に対する根本意義
29、人類歴史発展と神様の摂理から見た弁証
30、歴史発展を復帰に弁証
31、復帰された人類発展歴史
(1)神様は天宙復帰時代
(2)根本父母を復帰して暮らす時代
(3)兄弟を探り出して共義共生とした一つの大家庭を建設時代
(4)神様の子女を探り出して愛しあった同居時代
(5)個性完成復帰時代
(6)自由理想復帰時代
(7)愛情理想復帰時代
(8)アダムーノアーアブラハム時代
(9)原時分別時代である同じ原時共生共義主義時代
(10)原時共生共義主義時代(分別時代)
 a 民族ー民族ー国家(蘇生、旧約時代)
 b 国家ー同盟国ー国際(長成、新約時代)
 c 国際ー天の世界ー天宙(完成、成約時代)
32、創造性復帰の理想論→善+愛=義
33、再臨主は理想論完成の基本存在
34、四十日復帰しようとした摂理路程の根本意義
35、韓国の気候は世界文明の標本で、象徴である
36、韓国は地理的にしても世界の中心地
37、韓国は諸宗教の総結実地
38、創造原理の世界はお互いにかわす世界であり、全部統一世界である
39、存在の起源
40、信仰の要求本境も原理のため
41、原力でみた三位格一体  
(朴正華著「六マリアの悲劇」より、日本語の誤りもそのまま)  
★堕天使のトリックより
http://plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/200808270001/




《金明煕氏の訴状より》
第二 取消を求める原因事実
1、反キリスト性
「韓国福音新報」一九六七年四月二日号の四面に、ソウル大文理学部宗教学科主任教授申四勲哲学博士は、統一教はキリスト教ではないと断定し、数回にわたる論説を発表した。
蕩減復帰説と原理運動がそれである。
およそ宗教団体といえば、宗教というそれ自体だけでも反共の標榜となるものである。
統一教が唯一の反共団体を自称し、国際勝共連合のごときものを機構化していることは、教理の不正不当を偽装し、時勢に便乗し、世人の目を欺く下心からである。
 原告は六・二五事変の時、共産軍によって全家族を皆殺しされた、温陽地方の土豪出身であった。
それゆえ、反共をかかげた統一教に眩惑され、生涯をかけた反共事業のためと入教し、これを通じ共産徒党をこの地より抹殺しようとする願いをたてたのであった。
 原告は、全家族皆殺しの後、反共や赤狩りのことなら、自らすすんで無料奉仕をためらわず買って出た。
この点は、呉制道前検事と趙審九および鄭喜沢前反共 検事たちが、よく立証できることである。
しかし文鮮明は口先では反共を叫びながら、自分の息子は軍隊に入隊させず、巧妙な方法でアメリカヘ渡らせ兵役を忌避した。
この時から、原告は被告文鮮明を疑いはじめた。
一国の指導者朴正煕大統領さえ、その息子志晩君を陸士に入校させ、国民の兵役義務には平等無差別で あると範を示した。これが現下の韓国の実情である。
 文被告は、自身が肉の救済者であると詐称し、聖書を陰陽学にあわせ教理を構成したが、とどのつまりは汎性欲主義となり、聖書に正面から挑戦したのであ る。
非歴史的な象徴主義として、怪しげな四の字の解説であいまいもことした詭弁をもてあそび、善良なキリスト教人たちもを愚弄し催眠をかけてきた。
 統一教がキリスト教連合、宗教統合をうんぬんするのは、このような邪教を認めてもらうための巧妙な奸計にすぎない。
混淫は聖書宗教ではなく邪教であるに もかかわらず、これをキリスト教の根本であると主張している。キリスト教は性の純潔を重視し、唯一の離婚観として姦淫をあげている。
霊魂の救いを得るには 姦淫を避けよと命じている。にもかかわらず、文被告は美貌の女子、金持ちの女子たちに眼ざしをそそぎ、女子たちをして便所にまで追っかけてこさせるほど誘引した。
アダムとイヴの裸身は悪魔に貞操を奪われたためだから、このような原罪を清算するためには、堕落した経路の反対経路によって、文自身に清い血をもらい受け、霊体を得ることによって初めて可能だと欺瞞してきた。
創世記第三章を性欲主義にすりかえ、一大私娼集団を形成してきた。
 男は女を、女は男を蕩減復帰させることにより、寡婦や家庭の主婦をして独身男子を悦ばせ、金もなくうろついている無為徒食の若い男子らを誘い、女子と交わらせては、性欲を満喫飽食させた。
時には、男娼集団となり、時には女娼化の過程を通じ、男女混娼の私娼街を形成してきた。このような奇々怪々な教理は、 正統のキリスト教理には見いだすことのできない異端である。
六〇万ウォンずつ三回にわたり文被告は一八○万ウォン受けとった上、豪奢な生活のなかで信徒たちを姦淫しつつ復帰をうんぬんしたこともあるのである。

 キリスト教は混合宗教ではないにもかかわらず、不可思議な世界基督教統一神霊協会という要領をえない教名をつけて、世人を惑わさせた。
キリスト教ではキリストだけが神にいたる唯一の道であり、教義の中心であり、キリストの中にのみ人類の歴史の意味と目的地があるのである。
新・旧約聖書以外の他の経典は否 認しているにもかかわらず、聖書を鄭鑑録とか周易でもって解釈し、象徴という用語でもって聖書を意のままに歪曲解釈しているのである。
 結局、文被告は朴泰善と同類の混淫派で、彼の手を経た女たちで幹部社会の夫人層を形成し、幹部隊の夫人は実に文被告の前妻であると同時に、幹部たちに対しては現在の妻の立場にあるため、一面では妻が母にもなり、他面では文被告が幹部層とは義兄弟の間柄にもなるのである。
したがって統一教においては、妻の鼻柱が強くなるほかなく、息子にあたる夫を訓育する権限まで持つようになるのである。
聖書にある未知の事実を明らかにし、黙示録を解釈して、神の御旨を成しとげ、再臨成約聖徒を神の国に復帰させることに貢献することを神命とするという統一教の教理は、どこまでも対外宣伝用の看板であり、実際は文鮮明教に過 ぎず、自称メシア化のおとし穴に過ぎないものである。
したがって、統一とか原理とかいう単語はキリスト教を欺く用語の羅列に過ぎず、中身は文鮮明の誇大妄想症に過ぎないのである。
 文鮮明は一九六三年八月一七日に再臨メシアが到来すると宣伝したが、失敗に帰すると、一九六七年四月五日にキリストが世界に君臨すると虚言を弄し、一九六〇年を天紀元年とはしゃいだが、いずれもその予言は偽りであることが暴露され、その後は何年何月何日に再臨主が降来するといった話はしなくなってしまった。
これはキリスト教を辱しめ、自身の神格化を企てる道具として宣伝する芝居であった。
かかる終末観の宣伝は、教勢拡張のための脅迫であって、自らの基盤が固められた後は、終末日の到来はうやむやにごまかしてしまったのである。
要するにそれは聖書の逆解釈を通じて、混淫という退廃的な風潮をあおり、用意周到な白々教(訳注・朝鮮で一九二三年白道教から分かれてできた邪教。一九三〇年ごろ当時の教主全海龍は豪奢な生活を営みながら数百名の女性を凌辱殺害し、 逮捕され自殺した)的精密組織を通じ、自身の文鮮明教を建設したにもかかわらず、口癖のようにキリスト教の正統派ないしその一派であるかのように装った。
 その言動においては、孔子や釈迦まで束にして、孔子と釈迦はもちろん、イエスも自分の弟子で自分の前に敬礼しに来るとかの妄言を吐き、調子にのったときは、イエスのガキ奴が使命をまっとうできなかったために今日人類が原罪より脱け出ることができないなど、反キリスト教的て反儒、反仏的毒舌をほしいままにしてきた者である。
特定教祖に対する崇拝心なくしては特定宗教が成立し得ないことを原則とすれば、統一教はすでにキリスト教とはいえず単純な文鮮明教に過ぎないものである。
世界基督教統一神霊協会としてあたかもキリスト教の一教派らしく偽装しながらも、金集めのためにはイエスの血の償金を出してこそイエスの恨を解くことができ、それゆえイエス以上の基準に到達できるのだとだまし、献金を強要し、教徒の中には血液病院で血液を売って献金した者も数知れずいる。
イエスの神聖な宝血の代価として、一人当り三〇〇〇ウォン以上強要喝取した文鮮明は、救世主を詐称する強盗以上に極悪なる無法者であり、決して許してはならないものである。
 教義面、実態面、言動面、そのいずれの面においても、彼はキリスト教徒としての適格要件をそなえていない。
であれば、その登録は詐欺その他の不正な方法によって登録出願したことは明白である。
混淫その他の反社会的行為が絶えないことからみても、これは登録目的以外の事業であることは明白である。
一九七八・三・二五
 原告 金明煕
 原告訴訟代理入 弁護士 龍太暎 
ソウル民事地方法院 御中
★「金明熙氏の訴状」は「淫教のメシア文鮮明伝」(晩せい社)の巻末に掲載