モロッコ旅行、マラケシュ〜ワルザザード〜マラケシュ〜そしてここフェズと合計7泊した朝。

やはりイスラムの国、ハムは豚ではなく、牛と鶏でした。


手作りクレープがここにも。
ほっこりします。


この日はフェズの旧市街を歩きました!

重そうな荷物、狭い路地をパッカパッカと馬が頻繁に通ります。
気をつけて〜と声をかけられます。


歩きながら目に留まったカフェ。
色遣いが日本にはない感じでとても新鮮だし、
キッチュで可愛い。


わくわくするなあ。

鶏の家族。お父さんたくましい、そしてひよこが可愛い!


最初に訪ねたのは、14世紀につくられた神学校、アッタリーン・マドラサ。

当時のイスラム文化は世界最先端だったそうで建築がすばらしいです。
細かい彫りを施した壁。


そしてこちらも細かく、色遣いが美しいモザイクタイル。

タイルを一枚一枚決まった形にカットして、
それを組み合わせて作られています。
考えるだけで気の遠くなる作業!
おおざっぱな私、ぜっっったいできない!!笑

数字が好きな息子、何角形か数えていました笑

タイルの色が素敵で、ここで撮った写真はすごく気に入ってLINEのアイコンにしています!

上には昔、生徒さんが学んだ部屋。


結構狭くて暗いのですが、集中できそうですね。


学校の前には本屋さんが。売っているものも何やら知的な文書。あ、フランス語の動詞活用の教科書もある!笑(左端の赤いの)


広場に出ました。

モロッコらしい雑貨のお店。

そしてやはり職人の街ですね、銅製品がその場でカンカンとつくられていました。

今度は馬じゃなくて、ロバ!

イタリア人の観光客の方に気に入られる息子。
息子を連れてフランスに3回行っていますが、
特にイタリアから来た人たちが必ずと言っていいほど話しかけてくれます。
日本人の子どものあっさりした顔が可愛くて仕方ないようです。

さて、フェズで行ってみたいところといえば、

やはりタンネリ。革製品の工房です。

いくつか工房があり、どこに入るか、と決める前に客引きの男性から話しかけられました。
日本人観光客がお金をたくさん取られてしまった、なんて話を聞いたことがあり
大丈夫なのかな、と心配もありましたが、
誠実そうな青年で料金についてもきちんと聞いたので行ってみることに。


革製品の工房、当然動物の匂いがします。
入り口でミントの葉を配られました。
匂いが辛くなったらこれを鼻に押し当てます。

入ってすぐ、お店になっていました。

階段を上がり外に出ると、早速作業している方たちの様子を見せていただけました。

そして、無造作に皮が干されています。

すでに「革」として干されているのも階段を上がってすぐ見ることができました。

「あたしについて来て、こっちよ!」

「下を見てごらんなさい。」


わあ!!


ここで色を染めています。

入る前に出会った工房の青年が説明してくれました。

皮は、動物の体からはがれたあと、
毛を取り、鳩のフンで洗うのだそうです。
それを干して、サフランで黄色く染める。また干す。

色んな工程を経て色を染め、
そして製品になる。
その全ての工程に専門の職人がいて、彼らは代々その仕事をしている。
朝はとても早くから働き、夕方まで作業を続ける。
ここはアフリカです、夏の日差しを思ったら本当に頭の下がります。

動物の命と、
職人さんの苦労が詰まった革製品。
普段使っているものにも、 
感謝しなくてはならないな、と思いました。

ここに入ったときに必ず何か一つは買って帰ろうとおもっていました。
選んだのはこちら。
モロッコといえば、のバブーシュ。
なんと、天然のバラのみで染められてこのピンクになったそう。
愛着が湧きます。
毎日家で履いています。動物さん、職人さん本当にありがとう!
そして丁寧に案内してくれた青年にチップをお渡ししました。


タンネリをでて、食事をする場所を探しました。

たどり着いたのは、路地の奥のほうにある若干怪しい建物の、屋上テラス。 
ここも客引きの男性がいて案内されました。
フェズは表通りにレストランが少なく、
裏路地に入らないとなかなか食べるところがない印象。
そういうのが外国だと慣れていないのでちょっとだけ怖いんだよなあ。。

でも食事はとても美味しい!
(となりのテーブルではフランスからきた若者男女グループが、ランチコースを店員さんに値切ってみたり三人前を六人でシェアするからパンは人数分ちょうだい、
など安くするために色々交渉していました!
たくましい!)

「ごちそうさまでした!」

マルシェを散歩。

鮮やかな野菜がゴロゴロ山積みです。


おー!ここにも元気な鶏が放し飼い!

スパイス。


そして見つけた布製品のお店!

すごく可愛い刺繍のハンカチを見つけ、
お土産に買いました。 
この写真のおばあさんではなく、別のおばあさんが手縫いしているそうです。


このあとはホテルの居心地の良いお部屋でまったり。廊下に出て日記を書いたり、
ゆっくりお風呂に入って泥のトリートメントをしたり。

夜はこの前日と同じく、ホテル内のレストランでいただきました。



モロッコ料理のパスティージャ。
鶏ひき肉の詰め物が生地につつまれ、上には粉砂糖がかかっています!
結構やみつきの味。


翌日からは、我が家の旅行に欠かせないレンタカーでの旅が始まりました。
そのお話はこちら。


これまでのモロッコ旅行記はこちらです^_^
モロッコ① マラケシュ観光
モロッコ② マラケシュ観光
モロッコ③ ジャルダン・マジョレル
モロッコ④ バヒア宮殿
モロッコ⑤ ワルザザードへ
モロッコ⑥ アイトベンハドゥ
モロッコ⑦ フェズ前編


フレンチジャズライブ お知らせ
2019年8月30日金曜
野毛 ル・タン・ペルデュでライブをします。
19時〜、20時〜、21時〜、22時〜の4回ステージがあり、
好きなお時間にお越しいただけるようになっています。

ジャズ、ボサノバ、シャンソン、フレンチポップス、そして日本のアニメソングのフレンチボッサバージョンなど、ほぼ全曲フランス語で歌います。
ミュージックチャージはなく投げ銭で、
ご自身が自由に設定した金額をステージごとに金魚鉢に入れる変わったシステムです^_^

マスターがパリで10年パントマイムをやっていた人で、
ヨーロッパじゅうで買い集めたものたちで飾られた不思議なお店で私は大好きです!
もし良かったら遊びにいらしてください^_^