《2018年5月のフランス旅行記つづきです。》



バイヨンヌで偶然に出逢った日本人のビジネスマンの方に「サン・セバスチャンはとてもいいから、ぜひ行ってみてください。」と言われそんなに良いのなら、と行くことにしました。{072AAEC8-9BD6-4F2B-BA48-9E68B31392E5}
サン・セバスチャンは、スペイン側のバスクの中心都市。
バイヨンヌからは車でなんとわずか1時間という近さです。
↑この写真はまだフランスにいるときのもの。
だからまだフランス語表記ですね。


ピレネー山脈を見ながら高速を走ります。
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するとほんとにすぐスペインの国境に着いた!
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そうすると、道路の表示はもうスペイン語!
同じ一本の高速道路なのに、突然外国になる、って、島国に住むわたしたちからすると不思議じゃないですか?

私にとっては初めてのスペインなのですが、
なんだかあっさりしすぎて信じられない。
でもこれを見ると、本当にもうスペインなんだあ、と確信。
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街に出ると、橋のつくりとかやはりフランスと雰囲気がなんとなく違う。
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わっ、ビートルズのレコードのジャケットみたい!
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でも人々の雰囲気、顔立ちや洋服は、フランスの人たちと同じような印象。以前、イタリアの国境を越えたときはフランスと全然違うと思ったけれど。


大聖堂に着きました。
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まずは、ここにあった看板の地図で場所と方角を確認。
Vous êtes ici とか You are here のようにフランス語も英語もちょっとでも書いてあると安心します。
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わたしたちはフランス語と英語はOKですが、
スペイン語はさっぱりわからない!
こうした表示がスペイン語オンリーの場所だったらどうしようと
ちょっと不安でした。

大聖堂のまえで写真を撮っていたら、
撮ってあげますよ、と言っている感じで年配の女性が来てくれました。
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何枚か撮ってくださると、あちらはスペイン語で楽しそうにどんどん話してくる。
ちょっとスペイン語と似ているというイタリア語を使える家族がなんとなーくやり取りしているけど、
わたしには本当になにを言ってるかわかりませんでした。
なのに別れ際にはいつものくせで「Merci beaucoup madame, au revoir !」とフランス語で挨拶してしまいました。

すると、Vous parlez le français ?あなたフランス語話せるの?とおばさま!

来たー!!
フランス語が話せるスペイン人に出会えるとは!(しかも街歩き開始後すぐに)とテンションがあがりました。
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「わたしたちの世代は学校でフランス語を習ったから話せるのよ、いまの若い人たちは英語、英語、英語だけど」とのことでした。
マリオンさんというこの女性、とても気さくで明るい。時々、Comment dire...(なんて言うんだっけ)とつぶやきながら、一生懸命フランス語で話してくれました。私たちがここに来るまでどういう旅をしたのかなども聞いてくださったり。
忘れられない出会いとなりました。

わたしにとって母語ではないフランス語を聞けてこんなに安心するとは、フランス以外の外国にいるときの特別な感情です。


さて、マリオンさんとお別れし
まずは浜辺を目指して散歩。
すぐ着きました。
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とても綺麗な海!
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子どもがはいる!はいる!とやる気満々ですが、
先に観光案内所で紙の地図をもらいたいので、後でね、ということに。

建物の感じがやはりすこしフランスと違う。
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色なのか形なのかわからないけれど!
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広場には舞台がありました。
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5月はヨーロッパもやはりいい季節ですね。新緑が綺麗です。
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観光案内所がありました。
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ここにはさすが、英語と、ヨーロッパの主要言語が話せるスタッフが常駐しているようでした。
5つくらい国旗のバッジをつけているひとも。
頼もしい!すごいなと思います。
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地図ももらったし、街歩き再開。
フランスより建物の色が黄色っぽいのかな?とこのとき思いました。
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この通りで、ピンチョスのお店がいくつかあり、
適当なところに入ってみました。
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ピンチョス、話には聞いたことあるけど、
本場のってどんなの?とワクワク。
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するとカウンターには所狭しとたくさんのピンチョスが並んでいました。
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どれも美味しそうで目移りします!
で、どうやって注文するの?とシステムがわからない。
他の人がやっているように、
お皿に好きなものを乗せお店の人に見せると数えて計算してくれました。
ひとつ、2€みたいです。ビールも2€ちょっと!
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パーティー料理みたいで見た目も楽しい!
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すべてにバゲットが使われているのでかなりお腹いっぱいになりました。

ピンチョス美味しかった。街歩きを続けます。
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とても縦長の窓。
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建物はやはりすこし黄色っぽい色合いで、セピア色の写真のようでした。
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公園を発見。少し遊びました。
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ここにはお母さんと小さい子が何組か来ていました。
地面に手をついた子の手をパンパンとはたいたりする姿を見ると、子育ての姿ってどこの国にいても同じで、世界中みんな頑張っているんだなあと心強くなります。

さて、子どもの喜ぶ時間、海に帰ってきました。
水着はないから、足だけ入ることに。
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私たちのうしろでせっせと砂浜に文字を書いていたおじさん。何を書いていたのかはわかりません。
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海は遠浅で美しい!
今回訪ねた海のアルカション、ビアリッツと比べて一番美しい印象です。
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水色に色が変わるあたりから少し深く、そして冷たくなりましたが、
手前の砂の色の浅いところは温かったです。


今回は、二時間ちょっとのサン・セバスチャン滞在でした、
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こんなに海が綺麗なら、いつかゆっくり過ごしてみたいです。



このあとは、フランス側のバスクに戻って旅を続けました。
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(大型車両用の車線がものすごく混んでいてかわいそう。。)