私は、、旅の神です。
そう言い切ることができる。
ローマに旅行した時だ。歴史地区の遺跡の中にいたとき、突然この言葉「私は旅の神である」が静かに頭の中に降りてきたのだ。
世界およそ80か国へバックパッカーとして行ったことがあり、強盗に遭ったり3度くらいは死にそうになりながらも、いつ死んでもおかしくない状況でも大病も大事故も起こさずに生きてきた。
バックパッカーをしていたのは20代の時なのでかなり昔だが、10年以上転々と旅をしていたし今も時々休みがあれば旅に出る。スマホがない時代にPCはおろかガイドブックすら持たずに旅するのが私のスタイルだった。宿は到着日が分かっていれば安宿を前もって決めていくことが多かったけれど。未知の世界へ準備もなしに行くことは少し怖いと思うこともあったが、いつも興味の方が勝ってしまう。リスクテイカーである。
恐怖と言えば、飛行機が乱気流で揺れるのが、何年か前まで怖かった。平均的な人より飛行機に乗った回数は多いと思うが、ある飛行中非常に強く揺れ、飛行機が乱降下したことがあり、それ以来怖くなってしまった。飛行機が強く揺れると、心臓がドキドキし、過呼吸になりそうになるのを必死に我慢することが多くなった。特に資金が無さそうなマイナーなエアラインだとそのような恐怖を感じた。パキスタンのヒマラヤ山脈をすり抜けて行く、小さな飛行機に乗ったとき、揺れるたびに現地の中年男性は恐怖で叫びうろたえ、若い女性は顔を真っ青にして硬直する様子を見た。飛行機が落ちたら自分ではどうすることもできないし、怖いと思う人は多いだろう。
それをどうやって克服したかと言えば、こればもう年の功としか言いようがない。まず第一にデータを見ればよい。交通事故よりはるかに死亡事故が少ない。そういう意味で飛行機は世界で最も安全な乗り物と言える。
そして第二に、お若いスチュワードの方々を見ていて思った。彼/彼女らは飛行機が乱気流に入っても動じていない(パキスタンのヒマラヤ山脈の時は、さすがに慌てているように見えたが)。飛行機に乗っている人たちは命の運命共同体である、と考えればこの若い方たちやお子さんなどもいる中で、自分の命が惜しいと思えるだろうか・・・?
そう理解した時、乱気流への恐怖は消え去った(笑)。
前置きが長くなったが、今回休みがあったのでポーランドのワルシャワへ知人を訪ねて行ってきた。
品の良いカフェ。
1月末に、まだクリスマスイルミネーションがある。
北ヨーロッパの暗い冬を何とか明るく過ごすため、1月いっぱいイルミネーションもあるし、クリスマスツリーも撤廃されない。
オールドタウンの広場の真ん中にスケートリンクがある。大きなスケートリンクではないが毎年設置するそうだ。混んでいる。
外は寒かったが、室内はセントラルヒーティングが効いて暖かかった。
コロナ以後、初めて海外に短期間でも普通に旅行出来たことが灌漑深かった。
私はコロナワクチンを1回もしていないが、PCR検査72時間以内の証明書が日本に帰るときのみ必要なだけで、他は航空券が高い以外以前と変わらない。
何故ワクチンをしていないかというのは次回、、、。