事故を防ぐのは、心の安全から。
心の安全設計室
心の安全コンサルタント
安田伸也です。

人との関係で大切なものは何でしょうか。
話し方や伝え方ももちろん大切ですが、その土台にあるのは「この人なら安心して話せる」という信頼関係なのだと思います。
コーチングやカウンセリングの世界では、それを「ラポール」と呼びます。
今回は、産業カウンセラーの集いに参加して改めて感じた、信頼関係の大切さについて書いてみます。
三重地区会員の集いへ参加しました
昨日は、三重県津市で開かれた三重地区会員の集いへ参加してきました。
この時期に、三重地区にいる産業カウンセラー同士の情報交換や親睦を兼ねて開催されています。
わたしは、名古屋で養成講座を受けたのですが、昨年と今年参加しています。
夜は懇親会も開かれて楽しい時間を過ごしました。
コーチ・カウンセラーが大切にする「ラポール」
次回の企業様向けの講演でも話そうと思っているのですが、コーチ・カウンセラーがクライアントさんの話を聴くときに大事にしているモノがあります。
それはラポール(信頼関係)です。
これがセッションの成否を分けると言っても過言ではありません。
何は無くても信頼関係なのです。
信頼関係ができるからこそ、言いにくい事や辛い事を話すことができる。
いくら相手がコーチ・カウンセラーだからといって、初対面で何でも話せるわけではありません。
信頼関係はどうすれば築けるのか
じゃあ、どうすればその信頼関係を築くことができるでしょう?
まずは仲良くなることだとわたしは思っています。
コーチ・カウンセラーという枠を越えて、人として信頼してもらえる関係を作ること。
そのために、お互いの共通点を探したり、相手の好きな事、興味のあること、大事にしている事を見つけて行きます。
人間楽しいことを話している時は、気分が良くなります。
ということは、リラックスできるのです。
リラックスできる相手つまり、警戒心を抱かなくて良い相手。
それが、信頼できる人だと思うのですが、いかがでしょうか?
信頼関係は丁寧に積み上げるもの
一般の職場では、上司や部下、同僚との関係。
家庭では、親子関係や夫婦関係。
そんな関係だと、信頼関係が最初からあるように錯覚してしまいます。
しかし、この信頼関係は、丁寧に積み上げていかないと築けない。
そして、せっかく積み上げても、一瞬で壊れてしまいます。
産業カウンセラーは、少なくともそんな信頼関係の大切さを知っている人達。
だから、昨日も集いもとても楽しく過ごせたのだと思います。
そんな信頼関係を築くために大切なことを多くの働く人に知ってもらいたい。
これからも、講演を通じて自分も相手も大切にするコミュニケーションを伝えたい。
そう改めて思いました。
まとめ
職場でも家庭でも、肩書きや立場があるから自動的に信頼関係ができるわけではありません。
相手を知ろうとする。
話を聴く。
安心して話せる雰囲気をつくる。
そんな小さな積み重ねが、「この人なら話しても大丈夫」と思える関係につながっていくのではないでしょうか。
そして、その信頼関係は、職場の心理的安全性やコミュニケーションにもつながっていくと、わたしは考えています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
身近な人との関係ほど「信頼されていて当然」と思わず、安心して話せる関係を丁寧に積み上げていく切っ掛けになれば嬉しく思います。
筆者プロフィール|安田伸也
心の安全設計室代表・心の安全コンサルタント。元海上保安官・潜水士。海上保安庁に約35年間勤務し、潜水士、巡視船航海士、巡視艇船長などを経験。3,000件以上の事件・事故に関わる一方、職場の人間関係やコミュニケーションに悩み、約20年間メンタル不調を繰り返しました。退職後に心理学やコーチングを学び、現在は安全大会や企業研修で、事故防止、心理的安全性、メンタルヘルス、コミュニケーションなどを伝えています。「自死ゼロ・事故ゼロの世界を創り、笑顔で働く人を増やす」ことを使命に活動しています。

