自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ
安田伸也です。
※本記事は [初回公開:2022年4月] の内容をもとに、[最終更新:2025年8月22日] に大幅加筆しました。
はじめに
「今日は休みたいのに、休む、休みたいと言えない」
「休んだら怠けていると思われそうで怖い」
そんなふうに、自分を追い込んでいませんか?
学校や職場で「休まないことが美徳」と教えられてきた経験や、真面目さ・責任感の強さが、“休むこと=悪いこと” という思い込みを作ることがあります。
ここでは、その思い込みをほどき、心から休める自分 になるための考え方と実践法をお伝えします。
なぜ「休みたいのに休めない」ように感じるのか?
「休む=悪」と思い込む心理の背景
- マイルール:「頑張る人は休まない」「迷惑をかけてはいけない」と思い込んでいる
- 評価不安:人の目や評価が気になり、休むことができない
- 責任感が強すぎる:自分が頑張らないと...という思い込み
「一般化」の心理とは?
一度の欠勤や休息を「自分はダメだ」「これからもダメだ」と大きく一般化してしまう心のクセのことです。
- 白黒思考:「やるか・やらないか」「良いか・悪いか」で考える癖があり、グレーゾーンが気持ち悪い
- べき思考:「〜すべき」「〜でなければならない」が強すぎる
- 自己批判の拡大:小さな休息を“怠け”と決めつけてしまう
「休む罪悪感」を手放すための具体的な方法
小さな休息から始める
- 5〜10分の“マイクロ休息”:深呼吸、目を閉じる、ストレッチをやってみる
- 段階的に休む:半休→全休へと少しずつ階段を作る
- 回復予定を可視化:休んだ後に“何を、どの程度”再開するかを決めておく
自分と対話する習慣をつくる
- 体調を100点満点で自己採点してみる
- 今日のどうしてもやることを1つだけ決める
- 休んだら得られるメリットを3つ書き出しておく(集中回復・事故防止・長期継続など)
- 自己批判を中立的な表現へ変える:×「サボり」→ ○「回復のため」と置き換える
うつ専門メンタルコーチとして伝えたいこと
体験から学んだこと
「休む勇気」こそが回復の起点です。休めない自分を責めるほど心は固くなります。
まずは“いま必要な休息”を選べた自分を認めてあげましょう。
心の燃料切れを防ぐセルフケア習慣
- 睡眠の安定(起床時刻の固定)
- 情報摂取の断捨離(ニュース・SNSを時間帯で区切る)
- 最小運動(1分ストレッチでもOK)
- 頼る練習(家族・同僚・専門家へ「相談だけ」をしてみる)
まとめ|休める自分になるために
休むことは怠けではなく、走り続けるための充電期間です。
「休んでも大丈夫」という小さな成功体験を積み重ねれば、罪悪感は薄れ、心の回復力が戻ってきます。
今日のあなたにできるちょっとした休息から始めてみてください。
📝 記事情報
公開日:2022年4月
更新日:2025年8月(内容を大幅に加筆・修正しました)
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