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 スピリチュアルな視点で現況世界を見ている皆さんほど、本書のタイトルに「やや安心」するのだろうけれど、祈りによって地球進化に貢献し参加するしかない状況下では、様々な情報に振り回されることなく、大いなるゆだねの境地で生きるのが最善なのかもしれない。2018年11月初版。

 

【2020年からスタートする】
 宇宙の法則と天上界シャンバラの会議体が考えている内容と、人類進化のプログラムを知ると、未来は予知できるのです。
 2020年からユートピア社会の建設がスタートします。それはgive&give、奉仕が当たり前の世界。共存共栄、助け合い分かち合いの世界です。
 ユートピア社会の設計図は実はずっと以前から完成しているのです。その設計図によるとユートピア社会の建設に邪魔になるもの、必要のないものが刈り取られることになっています。消えてゆくのです。創造のためには破壊が必要となる。破壊と創造は表裏一体です。(p.13)
 「2020年からユートピア社会の建設がスタートします。」とあるけれど、創造のための破壊はもうだいぶ前から始まっているのだから、2020年からは破壊後の創造が始まるのだと思いたい。
 であるにせよ、ユートピア社会の参加条件は、“give&give、奉仕が当たり前の世界”であることを見落としているようでは、お話にならない。

 

 

【黒姫山:シャンバラ会議の開催地】
 シャンバラの会議の開催地は、富士山と八ヶ岳(権現岳と赤岳の中間)を結ぶ先に聖地が存在しているのです。富山県糸魚川の黒姫山の山頂に権現神社を祀っています。これはモーゼを祀る人口のピラミッドです。この智かでシャンバラの会議が開催されるわけです。
 毎回超高級意識体が黒姫山に集まるわけですから、ここが世界最高の聖地となります。(p.19-26)

 日本最強のレイラインは富士山―八ヶ岳―糸魚川の黒姫山のラインです。
 これは日本列島の大断層の糸魚川構造線とも関連しています。(p.107)
 日本最強のレイラインが、日本列島の大断層に重なっているのは、日本自体が、一二三(ひふみ・火風水)の国であり、両刃の剣としての働きを持つ国なのだから仕方ない。
   《参照》  『【世界最古】不二阿祖山太神宮』 渡邉聖主 (ヒカルランド) 《後編》
            【日本沈没というシナリオ】
富士山の噴火は地球の滅亡を意味するから、シャンバラの世界は富士山を守っています。(p.107)

 

 

【聖書の原典が世に出るタイミング】
 聖書は正しさが30%くらいしか伝わっていないと言われています。それはなんかいも書き換えられてしまっているからです。これからギザの秘密の地下室に保管されている旧約聖書と新約聖書の原典が世に出ると言われているのです。もうすぐのタイミングと考えられています。(p.26)
 もうすぐのタイミングって、来年の新天皇誕生(2019年5月)を契機にということだろうか。
   《参照》  『失われたメシアの神殿「ピラミッド」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研) 《後編》
            【『知識の書』とモーセ】
   《参照》  『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
            【 聖書の原典 : 「宇宙の真理の奥義」】
 近々世界の宗教、科学、思想は宇宙の法則、宇宙の科学に統一され、集約され1つにまとまるようになります。そうすると争いがなくなるのです。
 世界はワンワールドとなり、国境がなくなる。それに伴って紛争、争い、戦争がなくなり、上下の差がなくなり、難民問題が解決します。(p.26-27)

 

 

【聖徳太子の決心】
 BC7世紀頃のこと、大国主命から天皇位を譲り受けた旧約聖書派は、大和朝廷を作り、神武天皇が即位することになります。その後、蘇我―物部の争いが激しくなり、皇太子の暗殺がひんぱんに行われるようになりました、物部が旧約聖書系で、蘇我は新約聖書系です。
 聖徳太子の時代、10支族と2支族の皇位継承権の争いが激しくなり、聖徳太子は旧約聖書系に皇位を移譲する決心を下したのです。
 そのために太子の子の山背皇子は勝てる戦を中止し、自害しています。
 旧約聖書派がこのことに敬意を抱いたことから、その後、天王が即位式に着用した衣装は太子が建立した広隆寺に寄贈されるという習慣となり、いまだに続いているのです。
 しかし蘇我一族は、豪族でありながら天皇家を上廻る権力を保持し、大和朝廷の権力を阻害し続けました。
 その蘇我一族から権力を奪取する事件が、大化の改新です。
 蘇我とは蘇える我、つまりイエスの復活の意味です。聖徳太子は景教徒であり、キリスト教徒ですが、基本的には神道系だったのです。
 古神道もキリスト教も仏教も宇宙の真理、宇宙の法則を説いていて、釈迦とイエスは実は同じことを説いていたのです。(p.34-35)
 蘇我氏を仏教派と解釈する古代史解釈が少なくないけれど、新約聖書派とするこの見解を踏まえれば、伊勢神宮の後ろの正面に祭られているもの(《後編》の【伊勢神宮の祭神】)の理解に当惑することもないはず。
   《参照》  『蘇我氏の正体』 関裕二  東京書籍
   《参照》  『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
               【聖徳太子】     
 新約聖書派であれ旧約聖書派であれ、聖書派は日本古来の古神道に山岳信仰として溶け込んでいる。畢竟するにこの国は、縄文古神道の“すべてに和する生き方”を中心に据えていることが肝心要なのだろう。

 

 

【神とは、原子と電子に働く法則のこと】
 モーゼは創造主に問うたのです。「あなたは誰ですか?」と、答えは「私は調和です。波動でもあります」でした。これは+と-とが完全調和すると、光の二つの回転運動が始まる。光の回転運動により、振動が発生し、これが波動となる、ということだったのです。しかしモーゼにはその意味が解らず、もう一度問います。「あなたは誰ですか?」。答えは「私は有りて有る者です」。(p.54-55)
 「有りて有る者」という表現は、多様な解釈を可能にする表現であったが故に、大いに悪用されてもきた。
特に、地球支配者たちは、抜群に都合のいい解釈を施し、それをドグマ(教義)化してきたのである。
 神とは何かを現代人は理解していないのです。シャンバラ、全知全能の世界は告げる。「神とは原子と電子に働く法則のこと」だと。これが宇宙科学、原因の世界の本当の科学のことです。これが現実そのもの、科学そのものが神だったのです。
 これまで人間の概念(ドグマ)と宗教が神を捏造して来ていたのです。
 天上界は警告している。「今の仏教、キリスト教、イスラム教は溶けてゆく」
と。(p.64)
 神道を、「しんどう」と読めば「振動」、「しんとう」と読めば「浸透」。これらは「原子と電子に働く物理法則」の汎用表現になっている。言霊の国・日本に住む日本語民族であるなら、物理法則の詳細を知らずとも、本書にあるこの記述が腑に落ちるはずである。
 “振動・浸透の世界”が、「因果(カルマ)の法則」「天網恢恢疎にして漏らさず」「類は友を呼ぶ」のような“道徳律”や“引き寄せの法則”までをも包摂していることは、説明する要もないだろう。隠れて悪事をなせるような人は、本質的に知に至らず、愛にも至っていない。無知の自覚なき者ほど、裁きたがり、率先して自らの徳を損なうことをする。それも法則の必然である。
 神を「人間のような形象を持つもの」と思い、それ見たがっている人は少なくないだろうけれど、波動・振動の世界では、ホログラムとして技術的に実用化されているように、どの様な形象でも結像させることができるのだから、「形を示さなければ信じない」という人は、ダークサイドに洗脳され支配さてしまう可能性が高くなる。高次元世界は、繊細な波動界だから、そもそもからして物質形態を持たない(持つ必要がない)世界である。
 ただ、意識が未発達な段階では、人々を導くために、具体的な形象を纏って夢の中で出現するということはあるらしい。それら体験者の言い伝えが元となって仏像などが造られてきたのだろう。

 

 

【月の世界】
 アポロ14号で月へ行ったエドガー・ミッチェル氏が日本へセミナーのために来日し、筆者は3日間ミッチェル氏と同行することができました。
 ミッチェル氏に問う。「月ではどんなことがあったのですか?」
 答え「月に行くと、宇宙飛行士全員が感じることがあります。月にはすばらしい知恵が満ちているのです」ミッチェル氏はインテリジェンスがあり、それは神の知恵とも言ってよいレベルのものであると語った。月まで行った宇宙飛行士は全員そのことを感じるのだとのこと。(p.70)
 月まで行くと、神の正想念の世界となる。波動はとても高く、精妙となるから月まで行った宇宙飛行士は1日でも月に滞在すると、細胞が洗浄されて感性が高くなる。すると直観力が高くなってきます。(p.71)
 月は地球より、波動(周波数)の高い世界であると言っている。
 人類のアセンションは、宇宙の周期律的巡りの中で、地球自体の周波数が高くなることで起こってくる事象。
 地球はアセンションして行くから、物カネ意識に繋留されたまま周波数の低い意識状態で生きていたい人は、アセンション前の地球と同じような周波数の星に転生することになる。