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 レムリア3部作 の第1冊目なので、レムリア(ムー)大陸が海底に沈んだ時、そこにいた人々(読者)の魂を癒すためにも、多くのページが割かれている。2007年5月初版。

 

 

【序文:キリスト意識】
 新しい世界は、私たちがある現実へと目覚めるようになることを、待っています。その現実は常にそこにありました。神からの分離という長い旅によって、私たちの視界から姿を消していただけです。その世界は、魔法と愛と驚異と素晴らしい多様性に満ちています。大昔に残してきた宝物を、私たち全員が発見または再発見するのは、なんと胸躍ることでしょうか。
 レムリア人が戻ってきて、最終的に私たちの中に出てくることは、長く待ち望んだ「再臨」にも匹敵します。レムリア人ははるか昔に、キリスト意識に到達しています。ですから、私たちにレムリア人を受け入れる準備ができれば、テロスに創り出した楽園の状態を、私たちがこの地上で実現する方法を教えてくれるでしょう。私たちがキリスト意識を完全に体現し、黄金時代を築く手助けをしてくれるでしょう。キリスト意識とは、私たちのハートの内側に常に存在していた神性のことです。私たちという存在に内在するキリストは、この惑星上で日常生活の中にはっきりと現れるようになるでしょう。(p.9-10)
 キリスト意識ってなんだかわからない方は、下記動画の下部に表示されている文字を読んでください。
   《参照》  クリスマス (キリスト意識の目覚めとは・・・)

 

 

【シャスタ山】
 シャスタ山はグレー・トセントラル・サン(宇宙の中心で、原初の創造を生み出したところ)が具現化されたものと考えられます。・・・中略・・・。シャスタ山はこの惑星にとって神秘的な力の源です。光の領域から天使、霊的ガイド、宇宙船、マスターが大勢集まる拠点です。・・・中略・・・。透視能力に恵まれた人たちには、シャスタ山が巨大なエーテル体の紫色のピラミッドに覆われているのが見えます。(p.23-24)
 シャスタ山は、地球を覆う光のグリッドのひとつで、このグリッドにエネルギーを供給している所。

 

 

【レムリア人】
 シャスタ山には、1万2千年前にムー大陸が沈んだ時に生き残った現代のレムリア人も住んでいます。・・・中略・・・。シャスタ山の地下都市「テロス」で、身体を持って幸せに暮らしてきましたが、私たちの目にはまだ見えない5次元の存在です。「地上」の波動は、目下、3次元から4次元/5次元の現実へと移行中です。私たちの周りには多次元が存在していますが、地上の殆どの人は、まだ多次元を知覚できるほどには意識を進化させていません。(p.24)
 レムリア人(5次元:第4密度)も身体を持っているけれど、地上に住む人間(3次元:第3密度)には見えない。それは、同じ身体といっても密度が違うから。物質界は5次元まで。6次元以上に進化すれば、もう肉体をもつ必要はない。
 このような進化の階梯による違いは、下記リンクに一覧で表示しています。
  《参照》  『バシャール×坂本政道』ダリル・アンカ/坂本政道(VOICE)《前編》
           【密度と振動数】
           【第4密度】

 

 

【テロス】
 レムリア人たちは都市を建設して、「テロス」と呼びました。・・・中略・・・。当時のその地域全体の名称でもあります。・・・中略・・・。テロスという言葉は、スピリットとのコミュニケーション、スピリットとの一体化、スピリットとともに理解することを意味しています。(p.35)
 テロスの王はラー、王女はラーナ・ムー。(p.11)

 

 

【レムリア人の飛行船テクノロジー】
 現代では、5次元の山を出入りして宇宙空間へ飛び立つ「シルバー艦隊(フリート)」と呼ばれる飛行船の艦隊を持っています。飛行船の姿や音を消す能力があるので、地元や国家の軍に探知されるのを避けることができます。飛行船は物理的な形状がありますが、エネルギー・フィールドを4次元や5次元にシフトさせる能力があるので、彼らの意志で自在に姿を隠せます。(p.28-29)
  《参照》  『東京直下地震 3年以内震度9』Chiran(三栄書房)《前編》
          【宇宙維新を迎える上での基礎知識:UFOと時空間】

 

 

【アガルタ・ネットワーク】
 アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています。このネットワークのうち4つの都市にはレムリア人が、2つの都市にはアトランティス人が住んでいます。(p.35)
 ハイパーボーリア人は地底に先住していた人々で、シャンバラに住んでいるのもハイパーボーリア人らしい。

 

 

【ムー大陸、静かなる最後】
 最愛の母なる国は一晩で沈没したことが分かっています。大陸はとても静かに沈んだので、ほとんどの人は、何が起きていたのかまったく気づきませんでした。実際に皆、眠っている最中でした。その夜の天候は何ひとつとして、いつもと変わった様子はありませんでした。(p.36)
 ムー大陸はいずれ沈むことは分かっていたので、さまざまなものはレムリアからテロスの地下都市へ運び込まれ、神殿も建設されて完成していたという。しかし、予想より少し早く沈んだので、20万人を収容するつもりで作られたテロスであったけれど、生き残ったのは2万5千人だったと書かれている。
 光と自らの神聖な使命に誠実であり続けて聖職者たちの多くは、沈没していく船の船長のように、自分の持ち場を守りました。彼らは自らの最期を怖れることなく、波の下に沈みながら、歌を歌って祈りをささげました。(p.36)
 彼らのこうした手助けによって、大洪水に伴う恐怖が和らげられました。愛に満ちたこれらの恩人たちが自分を犠牲にして、文字どおり人々のオーラを平和の毛布でくるみ、恐怖のない自由を作るのを助けたので、その結果、人々の生命の流れであるエーテル体には、それほどひどい傷跡が残りませんでした。したがって、人々はその後、生まれ変わったときに、さらに悲劇的な影響を続けて経験しなくてもすんだのです。(p.37)
 予期せぬ水死を遂げた人は、生まれ変わって“異様に水を怖れる”意識傾向があるだろう。

 

 

【七光線のクリスタル都市】
 シャスタ山はレムリア人にとっての住処というだけではなく、惑星間と銀河間の多次元ポータルでもあります。シャスタ山の上には巨大なエーテル体の光の都市があり、「七光線のクリスタル都市」と呼ばれています。近い将来のある時点で、順調にいけばこれから12年から20年以内に、光の驚くべき都市が私たちの物理的領域に降りてきて、そしてこの惑星の地上に見える形で現れる最初の光の都市となるでしょう。これを実現させるためには、ここに住む人々がこの周波数を彼らの意識に調和させる必要があります。(p.29)
「私たちはいつでも準備ができています」。時期を決めるのは地上の人びとであり、全体としてはまだ私たちを受け入れる準備はできていません。時期尚早に地上に出てしまうと、私たちの出現する目的は妨げられて明らかに後退することになることでしょう。(p.72)

 もっと意識して生きるようになって、この千年間に抱えてきた、歪んで誤ったあらゆる信体系を自分から取り除くと、最愛の母なる国を再び知覚できるようになります。いずれ、愛と荘厳さのすべてを伴う母なる国は、あなたが足を踏み入れるのを許し、あなたを受け入れるでしょう。・・・中略・・・。あなたの準備ができれば、この楽園に意識的に私たちに加わるように招待されるでしょう。(p.48)
 「七光線のクリスタル都市」が地上で見える形で現れるのは、著者が原書を表したのが2005年頃とすれば、2017年から2025年頃ということになる。
 早まるか遅くなるかは、人類の意識次第。
 私たちが地上の次元に出てくるときは、大勢の人にとって愛と歓喜の時になるでしょう。とくに、地球内部の私たちが存在すると意識上で気づいている人たちと、やがて私たちと面と向かって挨拶し、会話することをハートの中で深く切望している人たちにとっては、格別の喜びでしょう。・・・中略・・・。
 私たちはまた多くのライトワーカーも見守っています。ライトワーカーとは、大いなる覚醒へと導く素晴らしい使命を携えて、この時期に肉体をもって生きている人たちのことです。皆さんは勇敢な光の戦士であり、この惑星のキリスト意識化を援助するために多くの困難に直面しており、それゆえに私たちは皆さんをハートの中で大切に抱きしめています。(p.52)

 

 

【テロスへ行く】
 夜、体が眠っている間にテロスへ来るようにお勧めします。一人ひとりとワークするのを望んでいるカウンセラーが大勢います。来た人にはそれぞれ3人のカウンセラーがついて、とても親密にあなたとワークします。一人は感情体、もう一人は精神体、そして三人目はエーテル体の癒しに集中して、皆であなたの神聖な存在と一つになってワークします。(p.49-50)
 ドリームタイムはアセンションタイムだから、寝る前に、「(平和な心の状態で)テロスへ行きたい。行く!」と意図を定めておけばいいだけ。但し、寝る前の心の状態はとても大切。
  《参照》  『いつも宇宙人があなたの間近にいます』田村珠芳(ハギジン出版)
          【脳と言葉を活用して生きる】

 

 

【5次元での「つくる」】
 「つくる」というマインドと意図を持って、構造物の外形をはっきりと視覚化しはじめます。もし、明確に視覚化しなければ、または視覚化がいい加減な場合は、思った通りには現れません。覚えておいてください。私はほしいものを作るために、マインドとハートのエネルギーを使います。(p.65)
 新しく創造することに強く集中し続けていくと、一つひとつの石の外形は、私が注ぎ込む光と愛ですっかり満たされます。この作業が完了したら、望んだ不透明さに達するまで、石をつくっている光の密度を濃くすることに集中します。(p.66)
 下記リンクに、似たような記述があります。
  《参照》  『私はアセンションした惑星から来た』オムネク・オネク(徳間書店)《中編》
          【創造の能力を身につける】
 すべての創造の始まりは、
 あなたの想像の中にある。
 想像力は意識的に実現化する道具。
 ポジティブに使いなさい。
 そうすれば、念願の夢が実現します。
                 ―― アダマ  (p.167)

 

 

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