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【遠隔治療は可能か?】
 現在の科学や医学では実際に起こっている遠隔治療の効果をまったく説明できないため、その治療効果の事実をも否定している人が圧倒的に多い。なぜなら昔から自分が理解できない、また認めたくない事実や真理は、理解しようと努力するよりも事実そのものの存在を否定したほうが楽だからである。(p.67)
 量子物理学の結論を知っている人々や、スピ系の著作に触れている人々は、この本を読まなくても遠隔治療とその効果のほどは分かっている。

 

 

【全ては繋がっている】
 量子物理学が観察と実験で導き出した第三の結論は「同化の原理」である。同化の原理とは、宇宙の万物は宇宙空間を通じて一体になっていて客観的に存在できない。すなわち我々も物質も個性化して独立しているように見えるが、すべて多次元空間を創っているエネルギーでできており、境目のない一つの全体になっている(同化現象という)というのである。しかもそのつながりは空間の広がりだけでなく時間的広がりつまり過去と現在と未来にもつながっているというのである、この量子力学的事実がテラヘルツによる遠隔治療を可能にし、また次章で述べるこの世の現象と霊的現象のつながりに関係してくるのである。(p.77-78)
    《参照》   『この世のすべては波動でわかる』 ジュード・カリヴァン (徳間書店)
              【量子の非局在性=量子もつれ(エンタングルメント)】

 

 

【意識が現実を創造する】
 量子力学が達した第四の結論がある。ミクロの世界では空間が意識を持っている。光子や電子等の量子も意識を持っており、人間の意識に感応しその意図を事前に察知して、現象を起こすという事実である。この現象界のすべての物質や生命が意識を持った量子でできているとすれば、人間の意識はそれらの物性に大きな影響を与えるだけでなく、すべての現象そのものを変革し新たな現実を創造していくということである。言い換えるとすべての物質は人間が見ているから存在し、だれも見なくて意識しなければ存在しないという結論なのである。(p.78)
   《参照》  『なぜこれほど多くの病と不調が【テラヘルツ量子波エネルギー】で消えてしまうのか』 佐藤清
              【テラヘルツ量子波の量子物理学】
   《参照》  『空 舞い降りた神秘の暗号』 Mana (三楽舎)
              【観察意識と物質化現象】

「ありえな~~い」という意識の人は、「ありえな~~い現実」を創造する。自意識過剰な人は、過剰な自意識にもとづいた現実を創造する。異なる思い込み意識の両者が交わっていても、それぞれにとっての現実はそれぞれに創造(想像)される。客観的な唯一の現実というものは存在しない。

 

 

【テラヘルツ波とテラヘルツ量子波】
 量子テレポーテーションや遠隔治療等の現象や後述する除霊現象はテラヘルツ波では絶対に説明できない。なぜならテラヘルツ波は空中の水分に吸収されたり、金属やその他の物質で反射されてせいぜい20メートル程度しか届かないからである。 (p.81-82)
 テラヘルツ波は、電磁スペクトル上でマイクロ波と赤外線の間にある波動帯にある波動である。具体的には10のマイナス12乗付近の波動。
 量子波は、この波動帯よりはるかに繊細な波動帯である。少なくとも、10のマイナス51乗でないとテラヘルツ量子波とは言えない。
 物質の分子や、結晶格子に共振する変動電位や変動電場を与えてテラヘルツ波を発生させた場合、原子を構成する中性子や陽子等の量子も同時に振動することによって量子波を発生させているものと考えられる。(p.82)
 「条件を整えてテラヘルツ波を発生させれば、テラヘルツ量子波も発生している」ということになる。

 

 

【憑依現象】
 憑依現象は宗教や心霊学では当たり前の現象とされ、古代からそれらの憑依原因を除去する方法が研究されてきた経緯がある。(p.86-87)
 憑依現象がさまざまな病気などの原因であることは、経験的に当たり前に理解されていた。故に、宗教的には、除霊、救霊、お祓いなど、いろんな方法や言い方が存在する。
 憑依現象の第一の特徴は、この不可視なエネルギー体が意識を持っていて、だれにでも憑依するのではなく特定の人を選択して憑依する傾向を持っていることである。(p.88)
 選択的憑依の例は、怨念霊や生霊など。
 さらに憑依体が多次元空間に不可視の意識体として実在し、その本質が人霊と一部の動物を除いてすべてアストラル体をもっていることが、筆者のさまざまな実験で確認されてきた。しかも、憑依体はすべて肉体や物質体に憑依するのではなく、共振現象によって量子体であるエーテル体に憑依してくることが確認された。従って憑依霊は人間だけでなくほとんどの物質や動物にも憑依し、憑依された物質からさらに人に憑依したり、また逆に憑依された人が触れた物質や人も憑依されることも明らかになってきた。この現象を憑依感染と名付けている。(p.88-89)
 憑依感染は、周波数が近似した二者間であれば共振によって起こりやすい。
 憑依例に起因する難病や災難をなくすためにも、今後、だれでも除霊できてしかも100%確実な科学的な除霊技術が必要とされてきている。(p.89)

 

 

【量子波を用いた除霊】
 数多くの実験で、ある特定の振動数の量子エネルギーを人体や動物や物質に直接に照射してみるとやはり量子波どうしの共振現象でほとんど瞬間的に憑依現象が消失し、その結果として、憑依霊が原因と思われる病気の苦痛や体調や精神の異常が、急速に改善されることは間違いのない事実である。・・・中略・・・。
 問題点は、それらの憑依霊を取り除いても、再び憑依によっていったん治癒した病気などが再発する場合がある。・・・中略・・・。その科学的対策としては、憑依現象を解消する振動数の量子波を人体に照射し続けることである。憑依現象を解消するための量子波エネルギーの振動数は一種類ではなく、憑依体の種類に応じた5種類の振動数を持った量子波発生器が必要である。(p.93)
 “憑依霊を取り除いても、再び憑依されて戻ってしまう”という問題点は、シャーマンさんに除霊してもらった場合であっても全く同様である。
 根本的な解決方法は、思考パターン・考え方の癖・想念・意識を変えることで自分自身の周波数を変えることだけである。
    《参照》   『神界からの神通力』 深見東州 (たちばな出版) 《前編》
              【言霊除霊の効果とその後の姿勢】

 

 

【霊的健康】
 WHO(世界保健機構)の憲章が改正されて、その中に「健康とは、肉体的、精神的、社会的、霊的にまったく完全に良好な状態であって初めて達成される」と記載されていることをご存じだろうか。言い換えるとWHOは憑依現象が病気の重要な原因であり、その対策が必要であることを公式に認めているのである。どういう理由かわからないが、WHOの日本支部の翻訳では最後の霊的という言葉が故意に抜け落ちていることも付け加えておきたい。(p.94)
 WHOの日本支部もまた、いまだに“製薬会社利権”ないし“旧タイプの西洋医学利権”に支配されているということだろう。
    《参照》   『日本人よ、侍スピリットでよみがえれ!』 竹村健一・鍋島健士 (致知出版)
              【霊的な健康】
 日本以外の国では霊的障害について関心が高く、英国では王立の心霊協会中心に、2700人の霊的専門カウンセラーが国家資格を持ち、その費用が国の健康保険で支払われているのである。(p.96)

 

 

【フーチセンサー】
 もし霊的障害が原因であるとすれば、該当患部の憑依霊の有無と種類をフーチセンサーで特定できるので、自身で試しに測定していただきたい。(p.105)
 テラヘルツ量子波発生器には、フーチセンサーと、この測定に用いる除霊測定盤と健康測定盤がセットでついている。これらは意識に先行する潜在意識によって回答を得るためのもの。よく知られているオーリングテストも、メカニズムはフーチセンサーと同様である。
 テラヘルツ量子波照射によって憑依霊が取れる場合はいけれど、取れない場合はテラヘルツ量子波照射による効果は、残念ながら期待できない。除霊具を用いて先に取ることが必要、とあるけれど、その除霊具が何なのかは書かれていない。第1巻・基礎編だからだろうか。
 それとも、この量子波発生器は、憑依体の種類に応じた5種類の振動数をすでに持っているということだろうか。この点は、確認してみないと分からない。


 

<了>