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 昨年末に読んだ本の記録を今頃書いている。読んだ時、隅を折り返しておいた頁を今読んでも、何でその頁の隅を折っておいたのか、半分以上その理由が分からない。1年以上前に読んだ本ならあり得ることだろうけれど、何かおかしい。2012年11月初版。

 

 

【はじめに】
 2012年12月までのアセンションの総合・統合がベースとなりますが、日本に住む人々にとって本当に重要なのは、第1段階の2012年までではなく、特に2013年であり、第二段階の2013年か2016年、そして地上のアセンションの最終段階と言われている、第3段階の2017年から2020年となります。(p.8)
 最善のシナリオに則して進むなら、2020年からが本格的な「ミロクの世」の開始なのだろう。
それまで個々のアセンション(霊的進化)は意識的に継続されるべきこと。
 ところが以下のようにも書かれている。
 ハイアーセルフを含めた一人ひとりの真の完成は、早くても2024年がスタートとなるでしょう。(p.50)
 なんだかんだで、結局先の長い話なのである。
 現在76歳のチャンちゃんなんか、その頃は多分この世にいなくって、あの世でシケ桃といっしょにシケ桃帝国を築いて阿呆合戦をしていることだろう。

 

 

【太陽に住んでいる】
 物理次元の意識だと「地球」を見ていますが、地球に住んでいる皆さんが「魂」のレベルの意識になると、「太陽」に住んでいることを認識する、ということなのです!!!
 それが核心なのです!  (p.26)
 神道のことを全然知らない人でも、アマテラスという神名くらいは聞いたことがあるだろうけど、チャンちゃんはこの言霊を奏上すると、誰に教えられたのでもないけれど、アマ・テラ・スという区分で、「太陽あるいは宇宙(アマ)」と「地球(テラ)」を「統(ス)べる」というイメージが勝手に浮かぶのである。上記の記述に当て嵌めれば、「魂と肉体の統合」になるだろう。ハイアーセルフとの一体化ともいえる。
 上記の書き出しに続いて、以下のように書かれている。
 近年映画化もされた「ナルニア国物語」の原作(C・S・ルイス著)を最後の章までしっかりと読んでいただくと、よく分かるのではないかと思います。1950年代に初版が発行され、カーネギー賞を受賞したこの児童文学は、エネルギーで見ますと、天界の代表のマスターの一人、ロード・サナンダの指導で創られています。
 人々が、地球が、次元上昇した時にどうなるのかが、とても分かりやすく表現されている物語だと思います。
 皆さまもぜひ、2012年12月までに、原作をご一読ください。(p.26-27)
 御指示の期日は過ぎちゃってるけど、原作を読むのはシンドイから、DVDでも見てみましょうか。

 

 

【意識=エネルギー】
 もう一つ、皆さんに認識しておいていただきたいことがあります。
 それは、すべての源は、真に「意識=エネルギー」である、ということです。
 肉眼で見えるものではなく、「エネルギーで感じること」が真実である、ということなのです。(p.27)
 宇宙的なイベントとして地球自体がアセンションする場合は、地球のエネルギー変容に牽引されて人類の意識が一挙に変わるのだろう。
 個々にアセンション(霊的進化)を目指す場合にも、意識とエネルギーは同時に変容しているはずである。意識が変わればエネルギーの現われであるオーラが絶えず変わっている。我々凡人である地上生活者は、エネルギー=意識(=霊格)が上がったり下がったりの繰り返しである。
 「決意」というのは、「意識のベクトル化」=「エネルギーのベクトル化」だから非常に大事なことである。アセンション(霊的進化)であれ何であれ「決意」なしの生き方をしていると、周辺に人々が発する玉石混交した意識に振り回されて、何のために生きているのかわからないフラフラの人生を生きることになってしまう。
 多分、これから時代が進めば進むほど、エネルギーを繋げることで他者の意識を変革させることができるスピリッチュアルな指導者が増えてくるのだろう。教えで意識を牽引しようとする宗教はもう古いのである。地球の次元が高まれば、エネルギーを繋いでしまったほうが、進化は圧倒的に早いだろう。
 神道はそもそもエネルギー芸術である能のような芸術を編み出してきたのだけれど、教えを学びながら意識を変革してゆくより、芸術や音楽を鑑賞しながらエネルギーを変革してもらったほうが手っ取り早いだろうし、受けもいいだろう。
 能楽士さんがシャーマン的な資質を持っているとは言えないけれど、シャーマン的な資質のある人が能を演ずれば、鑑賞者はたいそうエネルギー的に “お得” だろう。能は凄まじいばかりのエネルギー芸術だからである。そんなシャーマンさんが演ずる能や演劇を見たいなら、HANDA.TV にアクセスすれば無料で見られる。
   《参照》   『「知」のネットワーク』 大前研一 イースト・プレス
             【能はエネルギー芸術である】

 

 

【高次情報を読みとる上での法則】
 高次からの情報を受け取っても、「知らない単語と知らないレベル」は決して理解できないし、翻訳もできない、ということなのです。
 受け取れる情報と波動とレベルは、地上のセルフの波動とレベルに正比例する、ということなのです。
 ですから、常に知識の幅を広げ、スキルと波動のレベルも高めていくことが重要であるということですね!(p.138)
 この箇所を読んでいて、テレビで見たことのある細木数子のことを思い出してしまった。
 断定的にズバズバ言うからテレビ受けは良いのだろうけれど、話を聞いていると、いくつもの単語の読みを正しく認識していないのである。つまり一般的な教養が人並みに至っていないのである。そんな人間に知識の幅などあろうはずもなく、それが証拠に必要もない高価なものを海外で買いあさるショッピングの様子なんかを番組にしていたので呆れ果てて見ていたものである。
 物欲が旺盛なのは霊的な次元が低級な証拠である。低救霊に憑依されていれば誰だって低級霊界の様子なんか分かることで、そんなレベルの霊能者を信頼してしまうことの方が間違っているのである。知識も教養もないような人間は、間違いなく高次元の世界になど繋がっていない。低次元な世界につながったまま、その後、知識の幅を広げる努力をしないから霊的にも全く向上しないのである。あっちこっちの宗教団体に属している女性にこのタイプがとても多いような気がする。そのような人々に限って、あらゆる原因を霊のせいにしたがるのである。
 宗教なんかとは無縁の世界で、真摯に科学技術なり学問を究めている人々は少なくない。彼らは取り立てて人類の幸せのために祈ってなんかいないとしても、実際のところこれからの人類にとって極めて重要となる技術的な発明や新たな諸概念は、そのような人々にこそ高次元からインスピレーションとして与えられているのである。数集め宗教団体に属する信者達の平均値なんかは、そういった人々より遥かに低次元だろう。

 

 

【日本は特別な国】
 今、日本に降ろされている根源太陽神界のアセンションのエネルギーは、海外から日本へ入るたびに「ああ、やはり日本は特別だ」と圧倒されるような神聖さと愛の深度を感じます。
 日本にいてそのエネルギーに気付くことが、今とても特別なことで重要であると思います。(p.261)
 多くのシャーマンさんたちが、「日本の波動界は諸外国とは違う」と言っている。でも悲しいかな凡人の私たちはそこまではっきり分かるほど高感度ではないけれど、ちょっと長めに外国に行って帰ってきた時なら、誰だって薄っすらと感じることくらいはできるだろう。(勿論、海外でも場所によっては、平均的な日本より遥かに冴えた場所はいくらでもある)

 

 

【アセンション・ゲイトをサポートしている「奥の宮」の鍵】
 真の奥の宮の鍵とは、高次の「神聖なる女性性」であるということなのです!!! (p.332)
 奥の宮に関わる日本神界や宇宙連合に関する名前が書かれているけれど、「固有名詞が重要なのではなく」とあったから、その名称を書き出すのはやめた。
 そう、重要なのは女性性である。才能ある女性が男のような役割を担って社会を牽引すればアセンションが達成されるのではない。愛に満ちた「神聖なる女性性」を有する女性たちが地上に満ちればこそ、世界はすみやかにアセンションを達成できるはずである。
   《参照》   『宇宙パラレルワールドの超しくみ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》

             【地球における女性性の問題】

 

 

<了>

 

  Ai・著の読書記録

     『根源へのアセンション』

     『皇人』

     『皇人Ⅱ』

     『愛の使者』

     『天の岩戸開き アセンション・スターゲイト』