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 フォトンベルトの仕掛け人であり、アセンションに関して最も詳細かつ具体的な内容を発信している白峰さんの許に集っている主要な方々など12名が、それぞれの固有の視点で綴っている書籍。2012年10月初版。

 

 

【アセンションのテーマ】
 今回のアセンションのテーマですが、それは、「あなた自身」です、チャネリングや霊能力も、必要ありません。アフェメーションも、必要ありません。誰か偉い人からエネルギーを受ける、必要もありません。何かの神様や、マスター、天子・・・などに、お願いする必要もありません。宇宙存在が助けに来る、必要もありません。外からの情報やエネルギーを手にしても、何も変わらないということです。
 テーマは「あなた」です、あなたが、「神」と同じ「Dの意識」になって、自分の中の「神」(Dの意識)と繋がる事、それだけなのです。それを「アセンション」と呼ぶ人もいます。(p.107)
 Dの意識について、以下のように書かれている。
A.正しい、良い、好き・・・という肯定的な意識
B.間違っている、悪い、嫌いという否定的な意識
C.ABのバランスを取ろうとする意識(向上心:意欲、情熱、モチベーションをあげる、人助け・自己犠牲など弱い人を助けたい、という気持ち、「中庸の心」と言われる意識)
D.ABCすべてを認め、許している意識(すべての存在を認め、許している意識) (p.104-105)
   《参照》   『地球維新 vol.3』 白峰由鵬・中山大将 (明窓出版)
             【プレアデスの轍 : 排除と統合】
   《参照》   『地球維新 vol.1 』 窪塚洋介・中山康直  明窓出版
             【二元性の枷に嵌らないように・・・・】

 

 

【ネガティブなエネルギーの抜き取り作業】
 私は、その「表現されなかった感情」を人為的に浄化する方法を自分なりに模索し研究した結果、中国医学にヒントをえて独自のヒーリングを考案しました。その方法でヒーリングをし始めたところ、クライアントの意識は確実に変わっていきました。
 その方法とは、細胞に記憶されたトラウマ、カルマ、未浄化のご先祖のエネルギーのクリアリングを1人2時間かけて5回行うのです。具体的には、ネガティブなエネルギーの抜き取り作業なのですが、身体の中に閉じ込められたさまざまなエネルギーは、簡単な誘導であらかじめ設定しておいた光の中へほとんど自動的に上がっていきます。(p.124)
「病は気から」というけれど、この場合の「気」は、自分自身の気持ちのことだけではない。この世の次元には、あの世の次元も重なっているから、あの世の意識体達がもつネガティブな感情のエネルギーでさえも我々の肉体に影響を与えている。現在の医学は、まだこの領域にまで達していないから、お医者さんに直せない症状を、シャーマンさんが直してしまうということも少なくない。しかし、いかがわしいシャーマンさんたちが多いのも事実である。霊的なことに関して傑出した著作なら下記。
   《参照》   『大除霊』 深見東州 (たちばな出版)
 

 

【「あけわたし」の感覚】
 この「あけわたし」の感覚こそを地球の全女性に感じて欲しいと心から思います。そしてまた、自分の大切な人たちに感じさせて欲しいと私は願います。
 この「あけわたし」について「ガイアの法則Ⅱ」(ヒカルランド 千賀一生著)に重要なことが書かれていますので、引用させていただきます。(p.139)
 ということで、5頁にわたって引用されているけれど、ここで引用されている一部は、下記リンクの中でも書き出している。この本は、日本人、特に日本人女性にとって極めて重要である。
   《参照》   『ガイアの法則[Ⅱ]』 千賀一生 (ヒカルランド) 《後編》
             【アメノウズメ】
             ~【宇宙的陰陽性を成就する真の『あけわたし』】
             ~ 【日本人の役割】

 

 

【生きる中にある喜びという喜びを今世で知り尽くす】
 アセンションするために必要な努力とは・・・答えは、アセンションするための努力をしないことだ。驚いたかい? でも、神の正解はここにある。
 アセンションを意識して生きるのもいい。しかし、向き合うのはどこまでも自分であり、神につくられし肉体を持ち、生きる中にある喜びという喜びを今世で知り尽くすことこそが大切なのさ。それを大切にしてほしい・・・。
 それは、本当の自分、真我に繋がるということ。真我とは神我だ。最も良い状態の自分とつながるのは難しくないだろうけれど、ここでは世に言うネガティブな感情というものも然り。(p.201)
 この記述にあるように、「内面的な、すべての受容」という内向きなスタンスでアセンションに臨んでも、アセンションを「宇宙規模の進化と捉え、意識を拡大して根源神と一体となる」という外向きなスタンスをとっても、結局は同じことだろう。何故なら宇宙は「クラインの壺」のような仕組みになっているからである。
 宇宙と人類の「進化」は「神化」であり、それは「神我(真我)に出会う」こと。
 「進化」「神化」は、外向的な表現で、「神我に出会う」は、内向的な表現といえるだろうか。同じことである。

 

 

【八咫烏】
 八咫烏についてですが、正確には「やたのからす」と読むそうです。「はたのからす」という意味合いですね。からすは加羅、つまり朝鮮半島南側の任那日本府があった場所のこと。もっといえば、ミトラ教の祭祀のことです。秦氏の祭祀ということですね。それならば、秘密組織の名前としては納得です。ミトラ教は発祥がシュメールとも言われております。あるいはその影響を受けたメソポタミアです。するとすべての原点はシュメール、その元は、超古代日本という歴史は一本の糸でつながるわけです。その超古代日本は今から1万五千年前とも言われております。(p.244-245)
 日本古代に関する謎解きが書かれている章の、一番最後の部分だけ書き出しておいたけれど、聖徳太子の時代を中心になされた「国仕掛け」の様子が、興味深く記述されている。
 下記リンク書籍は、この章に書かれている内容の大枠に附合している。
   《参照》   『古代天皇家と日本正史』 中丸薫 (徳間書店)
 
 
【太古は、宗教ではなく、科学だった!】

 もうひとつ重要なことは、イザナギ・イザナミの国生み神話は、神話の話になっていますが、DNA螺旋の右回り、左回りを表しています。つまり、人間製造のDNA交配実験を表現しています。(p.14)

 カタカムナに出てくる主な用語に、コソソギ・トコタチ・イマタチ・オモダル・アメノミナカヌシ・ウキフネ・イザナギ・イザナミという言葉が出てきます。これはまさに、日本神話や神々の御名ですよね? ということは、カタカムナは、宗教だったのか? いや、そうでも無いのですよ! な、なんと・・・・今、記述した言葉のカタカムナでの意味は、それぞれ、コソソギ=膨張収縮、トコタチ=相互重合、イマタチ=統計的存在、オモダル=質量、アメノミナカヌシ=プラズマ、イザナギ=粒子性、イザナミ=波動性なのです! (p.15-16)

 カタカムナの神代文字を解読した楢崎皐月博士は、食に関することなど様々な驚異的発明をしているけれど、これらは「闇の権力」によって戦後間もなく封印されてきた。黄金人種たる大和民族は、そのパワーを全開できないよう、文化や食の面から封印されてきたのである。
 近年は、船井幸雄さん等が著作を通じてカタカムナに関することを徐々に開示してきたけれど、まだ、殆どの日本人は、「闇の権力」の封印の中で生活している。

 

 

<了>